フッターに書きましたが、2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞しました。
Houzzの人から、案内等も含めて電話がありましたが、建築家のうち3%の受賞だそうです。
多いのか少ないのか分かりませんが、選んで頂けることはやはり嬉しいことです。
先週「ゴッホ展」に訪れた兵庫県立美術館は2002年の開館で、安藤忠雄の設計です。
案内図をみていると「Ando Gallery」とありました。
館の人に聞くと、一昨年に増築されたとのこと。
早速のぞいてきました。
こちらは1/200の住宅模型。
六甲の集合住宅は木製模型でした。
出世作、住吉の長屋は1/10のコンクリート製模型。
茨木市の光の教会も同じくコンクリート製でした。
鉄筋は入らないと思うので、少しクラックが入っていましたが流石の迫力です。
長男は「ゴッホ展」より面白かったと言っていました。
松下幸之助もマッカーサーも愛したという、サミュエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフにしたオブジェも安藤忠雄がデザインしたものとあります。
実物は丁度海側に見えていました。
青春とは人生のある期間だけでなく、心の持ちかたを言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意思、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけでは人は年老いない。理想を失うとき初めて老いる。
私も大好きな詩で、色々な翻訳を読んだことがありますが、今回は「Ando Gallery」版を記しておきます。
帰ってから調べると、「Ando Gallery」の設計、施工費用の約5億2千万円は安藤事務所の負担で、市に寄贈されたとありました。
安藤に憧れこの仕事を選び、RC打ち放しの建築でも、真っ向勝負と頑張ってきたつもりです。
私を選んでくれるクライアントがいる以上、絶対に負けないつもりですが、彼はどこまでも走り続けるのです。
私にとってはまさに灰色の巨塔。
間もなく現場が2つスタートするので、現場日記の準備をしていました。
ヘッダー画像をランダムに表示する機能があると分かり、何パターンか作ってみました。
作品も80作に近付いてきました。
模型もかなりの数を保管してあります。個展もしてみたい、作品集も出してみたい、そして美術館を設計してみたい。
安藤さんとは29歳違いなので、現在78歳のはず。
能力が足りない分は時間で補います。仕事がある限り、命が続く限り、現役で頑張るつもりです。
理想を失わなければ年老いないとサミュエル・ウルマンが教えてくれてたのですから、それを信じるのみなのです。
■■■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
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【News】
■2月3日 『Houzzの特集記事』で「阿倍野の長屋」が取り上げられました
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■7月21日BS朝日『大改造!!劇的ビフォーアフター』で「住之江の元長屋」再放送
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