「あなたにとってプロフェッショナル」とは?」という質問で終わるNHKのドキュメンタリー番組。
その世界で一目置かれている人がその質問に答えます。昨年末、ある町工場の経営者の答えはこうでした。
媚びない、群れない、属さない。そして辞めない。
実現を信じて諦めない、辞めないことが大切と続けていました。
人は、無力だから群れるの ではない。群れるから無力なのだ。
これは「反骨のルポライター」竹中労のことば。
日本で使うプロフェショナルという言葉には、その道のエキスパートというニュアンスが含まれます。誰にも出来ない課題を、解決、改善していく専門家と考えれば、常に孤独なものだと言えそうです。
エキスパートであるから、その困難な課題がそこに持ち込まれるのですが、鶏が先か卵が先かという話で言えば、元々困難を避けていた人がエキスパートになる事はありません。
進んで困難と孤独を求める。
文字だけ見ると、まるで修行僧のようですが、ここに真理があるというのが、竹中労のメッセージだと思っいます。
困難を解決した時には確実に達成感がありますし、成長できます。そもそも、困難だと思っていただけで、向かい合ってみれば、大した問題ではなかったという事が、大半なのですが。
先々週、友人の作家が事務所に遊びに来ました。彼は大阪の公園で気流部という一風変わった活動をしています。
その時の写真をUPしていました。
事務所は未だスタッフ募集中。
進んで困難を求める人お待ちしています。もちろん仕事中だけですが。