「城陽の家」 掲載

 年末にかけて当事務所の作品が、2つの雑誌で紹介されます。

①『1000万円台で家を建てる!Vol.3(ニューハウス出版より12/16発売)

 「城陽の家」が「Tさんのお宅」として紹介されました。(P20~24)
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『すまいnet関西 Vol.7』(ザネットより12/25発売予定)

 こちらは関西圏のみの発売で見開き1ページですが、同作品が紹介されます。書店と共にサークルKサンクスにも置いてあるそうです。

①は正確に言うと、出版ではムックという分類です。

ムック-雑誌であるが、不定期な発行や雑誌の付録として認められていないものが付録に付いているなどの理由で書籍扱いになっている本。 『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 なので、雑誌より長く書店に置かれています。これは私にとっては嬉しい事。書店などにお立ち寄りの際は、是非ご覧下さい。

一級建築士事務所アトリエ m

尾張と伊勢志摩をめぐる-尾張編-

 先週の土曜日に名古屋で勉強会がありました。そのついでに愛知県と三重県を回って来ました。

 まずは”尾張名古屋は城でもつ”の名古屋城。徳川家康が築城を始めた城郭です。曇りですが金の鯱は光ります。

 お昼は妻が見つけて来たJR名古屋駅の地下街にある”わかさや”へ。

 油で揚げずにオーブンで焼いた味噌かつが名物とのこと。

 とってもジューシーで甘めの味噌は抜群。評判を裏切らない、満足のお味でした。定食にして¥1,300。

 都心部から南東に位置する豊田市に向かいました。

 日本が世界に誇るトヨタ自動車の本社のある市です。

 本社住所はなんとトヨタ町1。

 ここに丸亀市立美術館と同じく谷口吉生設計の”豊田市美術館”があるのです。

 外観、内部の空間とも余白の多い素晴らしい美術館でした。

 階段横の大きな壁の絵や天井から吊るされた電光掲示板も作品なのです。

 20世紀の中盤から”空間概念”という作品群を発表してきたイタリアのアーティスト、ルーチョ・フォンターナ。

 布を切りつけるという突拍子もない作品は常に賛否両論。

 時代は遡り19世紀末のウィーンを代表する分離派の画家グスタフ・クリムト。

 なんとも言えない色気立ち上る彼の作品は大好きです。

 先日映画にもなっていましたが、その中に登場する、弟子格のエゴン・シーレの作品も収蔵。

 現代からはリチャード・セラ。

 マンハッタンでは署名によって作品が撤去されるなど、なにかと騒動の多い作家ですが、時代の一番前を走るアーティストである事は間違いありません。

 仕事柄、建築よりの話になってしまいがちですが、ここの常設展示は本当に素晴らしい。

 興味のある特別展があれば別ですが、常設だけでも見応え十分です。しかも、入場料はなんと¥300。

 夕方になったので、宿をとった賢島へと向かいました。伊勢志摩編はまた後日。