カテゴリー別アーカイブ: 05 芸術・エンターテイメント

iPod shuffle

 最近 iPod shuffleを使っています。

 ある方からプレゼント頂いたのです。

 大きさは巾40mm高さ26mm厚み10mm。

 猿のCMも懐かしいウォークマン世代の私には、驚愕のサイズです。愛用の芯ホルダーと並べてみました。

 オープンデスクの学生に聞くと、大体はiPodを持っています。私はアップル製品としても初体験です。

念の為少し説明すると、iPodシリーズはアップル社が販売する携帯型デジタル音楽プレイヤーです。

 iPod shuffleはディスプレイの無い、shuffle機能だけを搭載した最小の機種なのです。

 デザイン、コンセプトを見ても根強いアップルユーザーが多いのも分かります。

 しかしiPod がここまで支持されたのは、その音楽ダウンロードシステム”iTunes”による所が大きいと言われます。

 コピーコントロールを掛けるなど複製を作られることに躍起になっていた、多くのレーベルがそのシステムに参加したからです。

 iTunes Storeで一曲ダウンロードするのに200円。シングルCDを買うより安く、アルバムをレンタルするより安く、シングルをレンタルするよりは高い。絶妙の値段設定にもなっています。

 梅田のヨドバシカメラでちらりと、値段を見ると9800円。

 値段じゃないんです。値段じゃないんですが、プレゼントって何故こうも嬉しいものなのでしょう……

 ウォークマン、CDウォークマン、MDプレーヤー、そしてiPod
 
 音楽が無いと生きていけないと言う程ではないのですが、良く音楽を聞くようになりました。

 一曲目はDon HenleyのThe Boys of Summerにしておきました。

加古大池花火大会へ

 世間はお盆休みの真っ只中で、土曜日は帰省のピーク。

 しかし、兵庫県の稲美町へ向いました。

 友人の会社が加古大池のほとりにあり、絶好の位置で花火が見れると、誘ってくれたのです。

 渋滞する道を、あっちへ抜け、こっちへ抜け。

 普通なら1時間半のところが約3時間。それでも見たい花火。何とか間に合いました。

 ここ東播磨はため池の多いところで、この池は兵庫県最大級だそうです。

 中央の半島状に張り出した公園がお祭りの会場であり、絶好の花火スポットなのです。

 まずは宴会。日が暮れだすと、気分は嫌が上でも盛り上がってきます。

 宵の口の一発が。思わず”た~まや~”。

 7時半頃から、本格的に始まりました。日本の花火師は世界一。色、大きさ、火の軌跡。よくもこれほどのバリエーションがあるものです。

 ほとんどの人は池の半島から見ています。なので、その方向から見れる仕掛け花火が多いのです。

 池の中に仕込まれていたのか、すぐ目の前で火が噴出しました。ちょっと怖いくらいの迫力。

 ナイアガラは数あれど”名物”と言われるだけはあります。池の水辺は、一気に炎の滝に包まれました。

 1時間に渡って、1500発の花火が打ち上げられました。いよいよクライマックスです。

 僅か400m先で打ち上げられた、最後を彩る”大物”は手が届きそうな頭の真上で炸裂しました。火薬の匂いが漂い、燃えカスが頭に落ちてくるほど。

 この特等席で見れたのは感激でした。RYUさま、来年も是非声を掛けて下さいませ。

 先月の神社のお祭り以来、夏らしいことがなかなか出来なかったので、この日はスカッと爽快でした。

 真夏の夜を、華やかに彩る儚い芸術。花火を見ると”日本の夏”という言葉が頭に浮かびます。

芸人

 最近はめっきりテレビを見なくなりました。

 しかしお笑い番組は大好きです。もう少し言えば、お笑い芸人が好きなのです。

 昨今のブームでコントや漫才が多く見れるのは何とも幸せな事。

 「吉本新喜劇」で育ち「8時だよ!全員集合」を見て”志村後ろー!”と叫び、「ひょうきん族」でビートたけしを知り、深夜ラジオ「オールナイトニッポン」を聴きました。いまでは監督「北野武」ですが、ビートたけしは初めての憧れの人。何をやっていてもファンなのです。

 で、現在の私。仕事を終えて家に帰ると、家族はすでに夢の中。

 そんな時はお笑い番組の時間です。最近でもHDDレコーダーに、週3、4本は録画しています。

 なので番組は溜まる一方。見るものにはこと欠きません。
  
 ビールを飲みながら大笑いしている時は、まさに至福の時間。散々見た後はスイッチが入ってしまい”松本人志の「ビジュアルバム」はかなり面白かったナ”などとむかしのコレクションを引っ張りだしてくる事も……

 先頃、たけしと人志の監督対決が話題になっていましたが、私はもっと芸人としての姿を見せて欲しいと思っています。

 指パッチンで一世を風靡したポール牧をご存知でしょうか。彼が好んで色紙にかいた言葉。

「ドーランの 下に涙の 喜劇人」

 芸人という、華々しくも危うい職業。何故か愛しい人種なのです。

MONSTER

 久し振りに漫画を読みました。10年振りくらいでしょうか。タイトルは浦沢直樹の『MONSTER』。『YAWARA!』『MASTERキートン』等が代表作のようです。

『MONSTER』はビッグコミックオリジナルに1994年から2001年まで掲載された浦沢直樹の本格ミステリ漫画。単行本は全18巻が出版され、累計2000万部以上を売り上げた。『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 あるテレビ番組で、作者が語る姿を見ました。何と言うか、創り手のミステリアスな部分と、正面から取り組んでいる苦悩が、ビリビリ伝わって来たのです。
 これは読んでみようと、本屋に行くと1冊509円。全18巻揃えると9千円ちょっとになるので古本にしました。値段は1冊50円~350円とバラバラ。読み始めると”恐ろしくも先を知りたい”という感じで、完読するのに一週間は掛かりませんでした。

story 1986年、西ドイツの病院に頭を銃で撃たれた少年が搬送されてくる。日本人外科医のDr.テンマは天才的な腕で双子の兄だった彼の命を救う。10年後、次から次へと起こる奇怪な殺人事件が、その少年と繋がっている事が分かってくる。東西冷戦時代のひずみが生み落とした怪物をDr.テンマ、双子の妹、様々な人物が追う……。

 私のイメージにある漫画とは全く異なる物でした。ストーリーには伏線が張り巡らされ、複雑に絡み合ってきます。登場人物の描写も緻密で個性豊か。残酷な暴力シーンも多く有りますが、展開に過剰な演出はありません。言うなれば、映画の面白さを、小説の長さで体感したよう。単純にスカッと、と言う話ではありませんが、2千部売れた事は十分頷けます。迫力があるのです。
 漫画、映画に関わらず宮崎駿をはじめとする”ジャパニメーション”は海外でも評価を受け、価値の高い輸出品でもあります。多くの才能が、チャンスを掴みにくい小説家などから、漫画家へ流れていると聞いた事もあります。
 
 漫画(アニメ)は日本の文化だと思います。しかし、電車の中ではそれを開け辛い気もします。これは世代の問題なのでしょうか。それとも漫画に対するに認識が古いのでしょうか……。
 これだけ面白いと、若い世代が文字の羅列から離れて行くのは解る気がします。しかし私は文字党。

ダリ 海

 昨日は春分の日。東京では桜が開花し、大阪も3/25(日)の開花予想。いよいよ春本番です。


夕方からサントリーミュージアムで開催中のダリ展に行ってきました。

 若い頃、やってみたい仕事は多くありました。中でも、気ままに好きな事が出来ると思えた小説家、画家には特段の思いがありました。”自由人”というイメージに強く憧れていたのです。

 結局その道には進みません(進めません?)でしたが、現代美術の作家、映像作家などアーティストと呼ばれる人たちとの接点はあります。特に純粋芸術を追求する作家には一目置いています。なので自由人、変人の20世紀代表と言ってもいいようなダリ。もちろん大好きです。

 絵画では溶けた時計や足の長い象などが有名です。唇をモチーフにしたソファも来ていました。精神世界の深いところを表現する多く楽しいものでした。大変な混雑振りだったので朝一番が良いかもしれません。

 サントリーミュージアムと海遊館が大阪湾のウォターフロント開発の先駆けとなりました。海も随分綺麗になったものです。遊覧船のサンタマリア号は湾内をぐるりと回って¥1,500。

 人の多いマーメイド広場から岸壁を歩いていると、人気もまばらになり、視界も大きく開けてきます。

 海沿いは、いつだって若い二人の為にあるのです。

裏技のある食卓

 今週は、週明けのプレゼンへ向けて事務所内での作業が続きます。時間はどんどん過ぎて行きますが、取り立てて書く事も起こらなかったので、テレビの話を少し。

 捏造問題で情報番組の放送倫理が問われる中”伊東家の食卓”という番組が終わるそうです。二、三度目みかけた程度の私でも”裏技”というフレーズは聞き知っています。一般視聴者から送られてくる、普通は気付かない”裏技”が紹介される番組です。(だと思います)

 出所は多分この番組で、良く使わせて貰っているものが2つあります。

①野外に出掛ける際、ペットボトルに水を凍らせておけば、氷として、解ければ水として使えて一石二鳥。しかし元に入っていた飲料の匂いは気になります。そんな時、いっぱいまで水を入れて一晩置いておくと、匂いも味も残らないのです。やってみるまでは”ちょっとましになるくらいだろう”と思っていましたが、大体は完全に消えてしまいます。

②野外へビールを持って行く時、クーラーに入りきらない事や、入っても冷えが悪い事が有ります。そんな時は深めのボール等に氷を敷き詰めて中でクルクル回せば、あっと言う間に、キンキンに冷えたビールへ。

 何処にでもあるもので、驚く程の効果が出るワザ。それを毎週伝えるのですから支持されるはずです。それが10年続くほど投稿され続けたのは驚きです。

 裏と言う位ですから、限りはあるでしょう。伝える事が無くなれば止める。倫理も何も当たり前のはず。なのに何か潔い印象を受けるのは先の事件があったからでしょうか。 

鼻歌の歌

最近は本当に天気の良い日がきます。しかし冬は冬。夜はゆっくり湯船に浸かりたいものです。

機嫌の良い日はつい鼻歌がでたりします。浴室はエコーが効いていて、ちょっと上手くなった気分。

しかし、我に返ると、人に聞かせられないような曲を歌っている時があるのです。例えば小学生時代のアイドルの曲とか・・・・・・。

私の場合は、大半がいわゆる歌謡曲。同じような年代で、そんな人が居たらちょっと聴いてもらいたいアルバムがあるのです。

VOCALIST

01.時代 02. ハナミズキ 03. 駅 04. 異邦人 05. シルエット・ロマンス 06. LOVE LOVE LOVE 07. 秋桜 08. 涙そうそう 09. オリビアを聴きながら 10. ダンスはうまく踊れない 11. 会いたい 12. 翼をください 13. 卒業写真

VOCALIST 2

01. 雪の華 02. いい日旅立ち 03. あの日にかえりたい 04. 未来予想図II 05. かもめはかもめ 06. セカンド・ラブ 07. シングル・アゲイン 08. あなた 09. 恋人よ 10. なごり雪 11. M 12. 瞳はダイアモンド 13. for you…

2枚とも徳永英明氏による、女性ヴォーカル曲をカバーしたものです。

”とにかく楽曲に忠実に歌おうと思った”という記事を読んで、気になっていました。

原点であるVOCALIST(歌い手)に徹する、という姿勢が良く表れているのです。

「シクラメンのかほり」の作曲で有名な小椋桂さんが、研ナオコさんに提供した曲にこんな一節がありました。

『泣かせて』 作詞・作曲:小椋桂

あなたの言葉より今は 安い流行歌のほうがまし

聴いたのは10年以上前ですが、なんだか分かるような気がするのは、育った時代のせいなのか、年のせいなのか・・・・・・

号泣story

 DVDを観て泣きました。その映画は-ドラえもん劇場映画「おばあちゃんの思い出」-。

 期待させすぎていたらごめんなさい。

 しかし、本当に今までで一番泣きました。号泣というよりは、溢れてくるのを止められないと言う感じ。前から凄くいい話だと聞いていたのです。

 「おばあちゃんの思い出」は2000年3月11日に「のび太の太陽王伝説」と同時上映された27分の短い映画です。

 コミックス4巻に原作があり、テレビアニメでも1979年に放映され、リメイクされたようです。

 少しだけストーリーを書くと、のび太はボロボロの熊のぬいぐるみを見て、今は亡きおばあちゃんに会いたくなります。

 ”見るだけ”という条件でドラえもんと共にタイムマシンで8年前の過去へ。

 そこには、優しいおばあちゃんに我が儘ばかり言うのび太が・・・・・・

 何故涙が出るのかは書かないでおきます。

 散々泣いた後は清々しい気分になります。

 そして多分おばあちゃんに会いに行きたくなります・・・・・・

十三の夜 主役は

 土曜日の夜、淀川を挟んで梅田の対岸、十三(じゅうそう)に行っていました。スキー部の先輩、小林聖太郎さんの映画初監督を祝う会があったのです。

 会場は”かぞくのひけつ”の撮影場所にもなった栄町商店街の中華料理屋さん。

 猥雑な雰囲気こそ、この街の真骨頂です。左奥のボーリングのピンが乗っているビルが上映館・第七藝術劇場の入いるサンポートシティ。

 監督を囲むと言っても、昔の仲間が集まれば、最後はただの飲み会でした。

 飲んで騒いで4次会まで。とっても盛り上がりました。最後は”小林監督ボブ・マーリーを熱唱する”の図。

”かぞくのひけつ”いよいよ公開

 7月に書いたスキー部の先輩・小林聖太郎さん監督の映画が、12月2日(土)いよいよ封切です。

 ”かぞくのひけつ”公式サイトにもありましたが、京都でもロードショウが決まったようです。以下は試写会の時の記事。
 

 大阪・十三のご当地映画「かぞくのひけつ」(小林聖太郎監督)の試写会が7日、十三・第七藝術劇場で行われ、映画初主演の落語家・桂雀々(46)も駆けつけた。不動産屋を経営する夫婦(雀々、秋野暢子)の浮気騒動を初恋に悩む息子(久野将弘)の視点で描く人情喜劇。浮気相手(ちすん)が不動産屋に乗り込み大慌てする雀々に場内は爆笑の渦。雀々は「あれは全部演技ですよ。監督がうまく引き出してくれました」とテレながらも大感激。井筒和幸監督(53)の助監督から1本立ちした小林監督は「十三の皆さんと映画が撮れてよかった」。公開は12月2日から同劇場で。

 十三は大阪でもディープな街です。中でも映画館のある栄町商店街は夜の十三の中心地。ねぎ焼きの超有名店”やまもと”もあります。

 別にそれらと併せなくてもいいのですが、是非第七藝術劇場へ。

 公式サイト内に小林聖太郎さんのブログ発見!