カテゴリー別アーカイブ: 06 スポーツ

甲子園

 関西で人気の球団と言えば、もちろん阪神タイガース。日曜日は西宮市にある甲子園球場に行っていました。

 天気も良く天然芝の緑も鮮やか。4万8千人、満員の観客が見守る中2:00pmに試合開始です。

 席は一塁側アルプススタンドの一番前。友人が招待してくれました。一家3人はもちろんユニフォーム姿で臨戦態勢。ライトスタンドではこれが正装です。

 ファン期待を一心に背負うのは”アニキ”こと金本選手ですが、この日は不発。試合は、6番、林のタイムリーヒットによる一点を守り抜き、阪神の勝利。

 名物の甲子園カレー(500円)を食べ、ビール(600円)を飲み、ジェット風船(200円)を飛ばし、六甲おろしも歌い、球場の雰囲気を満喫して帰ってきました。

 日本のプロ野球もメジャーリーグも、野球は大好きです。ただ、特に阪神ファンと言う訳では無いのが、友人には物足りなかったと思いますが。

秋の小さな運動会

 日曜日は、長男の初運動会でした。


 雲一つない、快晴の秋空。一年で最も気持ちの良い時期です。

 保育園の運動会と侮るなかれ。オープニングセレモニーが20分も続きます。

 観客席を見渡しても、席はびっしり。

 保護者の熱気は、小学校のそれに勝るとも劣らずです。

 最後には風船まで。


 1歳児の出場は開会式すぐ後のかけっこ。

 のん気に見ていましたが、何故かこちらが緊張してきました。

 人生初めての勝負事。どうせなら縁起良く、一等賞・・・・・・などと考えたり。いざ出陣です!


 ”次がウチの子やナ。一番向こうのアレかな?” 「用意。ドン!」

 ”おっ!一番前を走ってるナ。そのまま、そのまま!ゴーーール。やった、一番ヤ!”

 ”んッ?違う?えっ、あのダッコされて泣いてるの。何番?6番?ビリ!?”


 泣き出してしまい、先生に併走して貰っての最下位。私の淡い期待はもろくも崩れ去りました。

 息子よ、人生はなかなかに厳しいもの。負けから学ぶ事も多い。後は上しかないのだから来年は頑張りたまえ。

 ちょっと大袈裟すぎますが。

引退

 7月3日の夜に、中田英寿選手の現役引退が、彼のWEBサイトで発表されました。間に誰も介さず、というのは彼らしいと思います。

 私もひと月に2、3度UPされる”Hide’s Mail”を、楽しみにしていた一人です。

 その内容は、試合の反省、ファッション、音楽、食事など様々です。建築や家具の話も多くありました。

 また、海外で暮らしている上に旅好きという事もあり、旅行記のようでもあるのです。

 ”最高のアスリートは最高の哲学者であり、詩人でもある”を地で行く彼が、”アスリート”でなくなるのは本当に残念です。

 10年を超えるサッカー選手の次はハーバード大学で経営を勉強するようです。

 その後、彼が成功したとして、毎週メッセージを楽しみにWEBサイトを訪れる・・・・・・というイメージは湧いてきません。

 それ程サッカーという国際的なスポーツで、世界を舞台に戦う彼の言葉が気になりました。

 同じ日本人と言うだけで、彼が活躍すると痛快でした。自分も世界の舞台で勝負してみたい、といつも思わせてくれるのです。

 サッカー後の人生についてもいろいろ発言しています。”建築にも興味がある”とも。

 建築家を目指すのなら、こちらもキャリア10年、絶対負けないぞ!と半ば本気で思っていたのです。

 しかしそれは無くなったようです。

 引退メッセージの題は”人生とは旅であり、旅とは人生である”でした。

 ひと月ほどヨーロッパを旅するようですが、旅は自分との対話でもあります。

 ゆっくり話し合って、ゆっくり答えを出して下さい。

 今までいろんな夢を見させてくれた事に心から感謝します。

 ブラジル戦後と同じになりますが、ありがとう、そしてお疲れさま。

最後の試合

 本日未明からの対ブラジル戦は周知の通り、1対4で完敗。日本のワールドカップドイツ大会は終わりました。

 前半ロスタイムにロナウドに決められるまでは、アレックスから玉田のゴールで1対0とリード。あと1点とれば奇跡の・・・・・・というところから4連続失点。

 残念ですがこの結果が日本代表の現実なのでしょう。

 1人のサポーターとしての感想もありますが、最後までひきつけられたのは言動も気になる中田英寿選手でした。

 テレビカメラもずって追っていましたが、ほとんどの選手が引き上げた中、ピッチの真ん中に横たわり、ずっと空を見つめていました。

 そして、手にある交換したブラジル代表のユニフォームを顔にかけ、その下で泣いているように見えました。何分そうしていたでしょう。

 その後、関係者と話す頃には、爽やかな笑顔を見せ、立ち上がり歩き始めました。

 彼にとってワールドカップ最後の試合になるかもしれません。そのピッチと空間を全身でわっていたのでしょうか。彼の胸に去来したものは一体何だったのか・・・・・・

 初出場を果たした1998年フランス大会から3大会、日本のワールドカップ全試合に出場している唯一の選手。

 常に日本代表を鼓舞し続けた、誇り高きサムライ。彼の姿に熱いものが込み上げてきました。

 2010年とは言いません。この試合を見ていたサッカー少年に願います。いつかワールドカップ本戦で、強く楽しいサッカーを見せて欲しいと。

 大人の戯言かもしれませんが”少年よ大志を抱け!”です。”世界にはこんなにも素晴らしい舞台が用意されている”と。

 そして自分も日々を一層頑張らねば、と強く思えました。お疲れさま日本代表。そして、ありがとうヒデ!

最後の試合には・・・・・・

 日曜日の夜は、日本中が歓喜の渦に!・・・・・・という訳にはいきませんでした。

 大事なクロアチア戦はスコアレスドロー。負ければ予選敗退がの崖っぷちから、最終戦に僅かな希望を残すことになりました。

 初戦のオーストラリア戦敗退から、満を持して挑んだ試合は、欧州予選を無敗で突破した強豪に互角以上の戦いでした。ペナルティーキックをGKの川口が止めた時には、ご近所からも「ウォー!!」という歓声が。勢いに乗って得点出来れば良かったのですが、決定機になかなかシュートが。

 それでも前半に見せた中田英寿のロングシュート、後半から入った稲本の強さなど、良い部分もたくさんありました。

 次戦は世界ランキング1位のブラジルに2点差以上の勝ちが必要最低条件です。

 6/22(木)28:00にキックオフ。ようするに金曜日の朝4:00からなので、明日から早起きに切り替えて行くつもりです。

 サッカーはチームスポーツという事を十分踏まえても、日本サッカーのプロ化からワールドカップ初出場までの最大の功労者が三浦和良なら、その後の3大会においては、中田英寿だったことは間違いないでしょう。

 彼は現在29歳。今大会で代表を引退するかも?と言われています。
 
 孤立を恐れない言動と、強い意志の現れる表情には”孤高”という言葉が良く似合います。次戦が多くの情熱を注いできたであろうサッカーの集大成となる事を願うのです。

 少し前ですが2004年12/13にテレビでジョルジュアルマーニとの対談がありました。尊敬と感謝の気持ちを込めてここに載せておきます。結びの言葉が現実となるよう……

アルマーニ:ファッション界ではあたりまえだけど、スポーツの世界でも間違いなく創造性を必要とするよね。

 でも私が思うに、日々の鍛錬が一番大事なんだ。

 どのように自分が生きたいかということを、日々考えることは、スポーツでもファッションでも重要なことなんだ。

 たまには周りの事を無視するのもいいと思う。一度自分の道を決めたら、それを進むべきだ。

 例えば、僕が新しいトレンドを作ったとする。すると自然に僕はファッション界で孤立することになる。

 でもその時初めて、本当の自分の仲間を見つける事が出来るんだ。リスクはもちろん伴う。

 でもあえて孤立することで自分のアイデンティティーを確立することができるんだ。そう思わないか。

中田:そうですね。でもそうするためには、自分が強くならなければいけないですね。

 はじめのうちは、自分に賛成しない人達もたくさんいるだろうし、批判もされるだろうし。でも最後には……

アルマーニ:(中田に合せて)そう最後には勝つ。主義を貫き通せば最後には報われる。

 しかも自分の業績が認められれば、さらに前進することが出来るんだ。

いよいよワールドカップ

 今日から6月です。今月はサッカーのワールドカップ-ドイツ大会-が始まります。

 テレビの前で日本代表を応援しようと思っています。月末にあったドイツとのテストマッチは早朝でしたが、本戦の放映時刻も気になるところです。

第一戦 6/12(月) VS オーストラリア 15:00
 日本時間 22:00 オーストラリア(シドニー、キャンベラ)時間 23:00

第二戦 6/18(日) VS クロアチア 15:00
 日本時間 22:00 クロアチア時間 15:00

第三戦 6/22(木) VS ブラジル 21:00
 日本時間 28:00 ブラジル (リオ、 サンパウロ)時間 16:00

 初めの2試合は時差を考えると申し分ない時間です。しかしこの試合開始時間は、どうやって決めるのでしょう。

 各国でテレビで見たい時間は変わりませんが、時差はそれぞれ。特にブラジルとの時差は12時間。ほぼ地球の真裏にある国と戦う訳です。

 決定するまでにはいろんな駆け引きがありそうです。国対国の力関係、スポンサーやテレビ放映権など・・・・・・

 ブラジル戦の時刻を見るとそんな気が。

本気の迫力

 世界16カ国が参加した野球の世界一を決める大会、WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)は王ジャパンの優勝で幕を閉じました。

 21日(火)に行われた決勝のキューバ戦では視聴率は43・4%、瞬間最高視聴率は56・0%だったそうです。

 開催前の予想を遥かに上回る盛り上がりで、かく言う私も、テレビの前に釘付けでした。

 MVPは3勝をあげた西武の松坂投手で、文句なしの大活躍でした。決勝戦も勝利投手となりましたが、私の印象に残っているのは2次予選のメキシコ戦です。

 微妙な判定もあり、アメリカに負けた次の試合で、準決勝に進む為には負けられない一戦でした。試合は序盤から、いきなりのピンチが訪れます。

 0対0で迎えた2回裏、エラーもあってワンアウトランナー3塁。どうしても三振が欲しいこの場面で、メキシコ打線に対して、松坂はキレの良い150km台のストレートを連投します。最速は154km。三振そしてセンターフライで見事にピンチを凌ぎました。本当に球が唸っていました。

 世界を相手に、力でねじ伏せる投球は圧巻で、語弊があるかもしれませんが「本気」に見えました。短期決戦で数試合だけとは言え、あんなストレートを投げられる日本人がいるのかと、驚きました。

 野球は対戦相手があってこそのスポーツです。彼は高いレベルの舞台があれば、まだまだ能力を発揮出来るのだと思います。

 あれだけの力があれば、世界最高の舞台で勝負したくなるのが当たり前。来年はどんな方法を使ってもメージャーに行くのでしょう・・・・・・。日本人として、才能ある若者を応援したくなりました。

フィギアスケートと皆川選手のコメント

 今日でトリノオリンピックが閉幕しました。

 日本で唯一のメダルは、荒川静香選手の金メダル。

 日本フィギア初、アジア初等など、いろんな形容詞がついていますが、運動能力と美しさを競うフィギアスケートで、体格に劣る日本人が世界一になるということは、偉業だと思います。

 フィギアスケートは開会前から期待が大きかったので、メダル争いをする選手の情報が自然と伝わってきます。

 日本からは4回転ジャンプの安藤美姫と表現力の増した村主章枝。

 アメリカからは、過去のオリンピックで、あと一歩金メダルに届かず

 ”シルバーコレクター”とも呼ばれるサーシャ・コーエン。日本の最大のライバルと目されているロシアのイリーナ・スルツカヤ。そして世界選手権王者でありながら、新採点法に悩む荒川静香・・・・・・

 前半のショートプログラムでは、アメリカのコーエンがトップ。

 2位が、ロシアのスルツカヤで、荒川は3位につけます。

 3人が僅差で並ぶという展開。村主は続いての4位。

 後半フリー演技での荒川選手の逆転劇を改めて伝える必要もないと思いますが、”シルバーコレクター”を実践してしまったコーエン、ジャンプで転倒してしまったスルツカヤを横目に、冷静に
自分を表現しきった荒川選手は神々しくさえありました。

 その後、メディアからは様々な情報が伝えられましたが、心に残った話があります。念願の金メダルを目指すスルツカヤはフリー演技の際に今シーズンの試合で初めて転倒したのだそうです。

 世界のトップにいる選手が万全の準備をし、最高の舞台だからこそ、起こりえる失敗。

 史上最大のスポーツの祭典オリンピック。4年という時間とその空間はそれほどまでに、重たいものなのでしょう。しかし私たちは、その舞台で懸命に戦う選手たちの、超人的なパフォーマンスと、同じ人としてのサイドストーリーに惹きつけられ、感動するのです。

 他の競技では、昨日のアルペンスキー回転は大躍進でした。

 大学時代にアルペンスキーに打ち込んだ私は、手に汗握って応援しました。

 期待の佐々木明選手は残念ながらコースアウトしましたが、メダルまで0.07秒差の4位にはいった、皆川賢太郎選手と39番スタートから7位に入った湯浅直樹選手には、拍手を送りたい気持ちです。入賞に限っても50年振りという快挙。深夜3時頃まで「もしや、メダル!?」とドキドキさせてもらいました。

 以下は皆川選手の試合後のコメントです。

 メダルを取って一番したかったことは、僕らの競技を知ってもらいたいということです。今回のフィギュアスケートのように、みんながルールを理解して、見方を勉強して、そして楽しんでもらう。そういう競技に僕らもなれるようにしたいなと思いますね。

 今回のオリンピックで「メダルが少なかった」という意見をきくと、なんとなく違和感を感じます。

 もし「メダルが少なかった」のなら、私たちは、それぞれの競技について、普段から「競技の楽しさ」と「選手のパーソナリティー」を知ろうとするる努力をする必要があると思うのです。

 選手を知れば、サイドストーリーを知り、思い入れもでき、応援したくなります。応援する人が多ければメディアへの露出も増え、しいては競技人口の底辺を増やし、強い選手を輩出します。

 競技を主催する側も、楽しさを知ってもらうために、今以上に尽力する必要があると思います。

 普段は知らぬ存ぜぬで、オリンピックのときだけ「金メダル1個かア」では、虫が良すぎると思いません?フィギアスケートの盛り上がりと、皆川選手のコメントを聞いてそんなことを思いました。

 オリンピックが終われば次は6月のサッカーのワールドカップ、ドイツ大会です。変わり身が早すぎますが、一流の選手の最高のパフォーマンスはそれほどまでに美しく、見るものを魅了します。そういえば今晩はボクシング、徳山選手の防衛線があったはず。

ゴルフ

 この連休中、久し振りにゴルフに行きました。父が好きなこともあって、小さい頃から練習場などには良く付いて行きました。バブル崩壊後、かなり安く楽しめるようになったとはいえ、他のスポーツに比べるとお金が掛かることは否めません。
 
 小さい頃、練習場(打ちっ放し)に付いて行くと父から短いクラブを渡されて、隣の打席に立ちます。ボールを数個渡され「ええか。玉を前に置いたら少し離れて、打ってるつもりで10回素振りするんヤ。ホンマに打ってるつもりでナ。それから打つ。そしたら、どんどんうまくなるから。分かったナ」と言われます。子供なので「そうやったらうまくなるんヤ」と思って真剣に素振りをしてから、実際に打ちます。10球打つのに110スイング。小学生の私は10球でへとへとになっていました。その間に父は自分の練習に打ち込むのです。

 まあ、高いから10球しか渡して貰えなかったのかは分かりませんが、練習するのさえお金が掛かるわけですから、ある程度の余裕がないと出来ないスポーツでは有るでしょう。

 しかし、朝早めにスタートすれば昼過ぎにはラウンドが終わるので、みんなでゆっくり風呂に入ります。今日の反省をしたり、良いショットを自慢したりながら湯船に浸かっている時は、休日を楽しんでるなア、と感慨にふけったりもします。早めに帰れば夕方には家に帰ることも出来るので、忙しい人には手頃な大人遊びと言えるでしょう。私も好きなスポーツのひとつですが、仕事柄週末に急な打ち合わせが入ることもあり、積極的に行くという程ではありません。年に1回行くか行かないか程度でした。

 それが大学時代の後輩がゴルフを始めたので一度行こうという事になりました。彼は当日がコースに出るのは3回目。たまにしか行かないとはいえ、高校生からコースに出ていた私。まさか負ける事はないだろうと思っていたら、見事3打も負けてしまいました。聞けば、かなり真剣に練習しているようで、初めてのラウンドを「97」で回ったそうです。

 やはり負ければ悔しいものですが、今年のゴルフはもう終わりだなと思っていました。帰り際に後輩が「来月、もう一回行きませんか?」と。「せめて、11月にせえへん?」と提案し年内にもう一度行くことになったのです。

 やはりスポーツである以上、負けるのは悔しいこと。それが後輩であればなおさらです。11月にある次のラウンドでは「絶対負けない!」と密かに期するものがあるのです。

日本代表、ワールドカップ出場決定!

 昨晩、北朝鮮代表に勝って、日本が2006年サッカーワールドカップ、ドイツ大会への出場権を得ました。世界で1番早い決定です。
 
 前半は、やや重苦しいムードで、0対0で終了。後半開始と同時に前回の北朝鮮戦で、ゴールを決めた、ガンバ大阪の大黒選手が投入されてから、試合に動きが出てきました。後半28分に皆が待ち望んでいた先取点を柳沢選手が決めてくれました。終了間際には大黒選手がキーパーを振り切って駄目押しの1点。
 
 日本代表選、おめでとう!そして、ありがとう!

 本来は、この試合は北朝鮮の平壌で、アウェイの一戦となる予定でした。しかし、北朝鮮の前試合の平壌での対イラン戦の敗戦の後、観客が暴徒化したため、国際サッカー連盟は、ペナルティーとして第三国のタイでの無観客試合を命じました。日本は敵地で戦わなくて良いので、もちろんマイナス要素は無いと思いますが、結果的に、北朝鮮にとっても良かったのでは無いかなと思います。
 
 思想や言論に制限のある北朝鮮で、本当の意味でのスポーツ観戦は難しいと思います。国際試合の真剣勝負ですから、自国を無心に応援するのは当たり前ですが、やはり根本には、どこかの部分で(往々にして試合後)、対戦相手に対するリスペクトは必要だと思うのです。そんな話は理想論すぎるでしょうか?

 しかし、でなければ、スポーツの形を借りた戦争になってしまいます。 (以前のフォークランド紛争後のイギリス対アルゼンチンのように、そういう側面が無いとは言えませんが)

 平壌で日本が勝って、暴動がおきて北朝鮮が国際舞台から締め出されるというシナリオは十分あったと思えるのです。今までの、かの国の行動を見ていると、やむなしという所ですが、
せめてスポーツは、政治とは無関係な純粋な戦いであって欲しいと願います。

 買った喜びが一番だったのですが、試合終了間際に、ラフプレイで一発退場になった北朝鮮の選手の、いろんな重石を背負っているであろう、翳りのある表情を見ていると、少しだけ寂しい気持ちになり、そんな事を思いました。