木目の木星

 昨日の選挙。投票率は過去最低とのこと。

 話題も多く、投票率は上がるのではと思っていたので、意外な気もがしました。チェンジなのかリターンなのか。願わくはイノベーションであって欲しいと思いますが。

 昨日は、谷瀬の吊り橋まで行っていました。

 奈良県十津川村にある、日本一長い吊り橋です。

 長さ約300m、高さ56m。

 朝家をでて、大塔村にある「星のくに」という施設を目指しました。

 2時間程掛けて来ると、冬季につき閉鎖中という施設が多く……

 なかなか遊ぶ所がなく、20km程先の谷瀬の吊り橋までやって来たのです。

 人の体は自分が走れるスピード、時速30kmの衝撃にしか耐えられません。

 高所恐怖症という言葉がありますが、許容できない衝撃をを受け得る高さまで上がった時、恐怖を感じない方がおかしい、と言うのが私の言い分です。

 子供はグングン歩いていきますが、中央部に来ると結構揺れるのです。手摺の高さも意外に低く、もう生きた心地がしませんでした。次回は無いと思います。 

 奈良県の中央部を走る168号線。

 途中に天誅組本陣跡という史跡がありました。

 石碑横にあるお堂の前には、雪が残っていました。

 尊王攘夷派は、幕府の追撃から逃げる為、こんな山奥まで逃げ落ち、革命の機会を狙っていたのです。

 夕方になってので、「夢の湯」という温泉に寄ると貸切。

 ちょっと贅沢をしたなと思い外に出ると、すでに日は暮れ空には満天の星空が。

 ここからが本番です。

 先日買った子供用の望遠鏡「スピカ」を温泉のロビーで作りはじめました。

 これは手づくりキットなのです。

 スピカとは春の星座、おとめ座の一等星の名前という事も解りました。

 道具が不十分でしたが、何とか完成するも、娘はすでに眠りの中へ。

 長男と、真っ暗な山中を少し歩き、望遠鏡をのぞくと……

 先週習ったばかりの木星をしっかりとらえることが出来ました。

 ファインダーは輪ゴムの仮止めですが。

 くっきり、とは行きませんが何となくその木目模様も見えるのです。ちょっと感激しました。

 奈良県の内陸部は、全く手つかずの森が多く残ります。街中と比べれば光りが少なく、天体観測には向いています。

 子供にと言いながら、ちょっとクセになりそうな感もあります。

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■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』■■■ 7月8日(日)「匠」として出演しました

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