寒い冬には薪ストーブ‐1966‐

日曜日は、10時の開店を狙って大丸梅田へ。

直結の駐車場があるのはやはり便利です。

子ども達へのクリスマスプレゼントを買ったり、プレセールが始まっていたので仕事着も補充。

バタバタと2時間程で梅田を出ました。

清滝街道を抜けて奈良盆地へ入ります。

「3つの庭を持つガレージハウス」までやってきました。

LDKに薪ストーブがあるのですが、もう一度撮影させて欲しいとお願いしていたのです。

以前も一度、火が入っているところを撮りましたが、「火をとるのはかなり難しいな」というのが実感でした。

それで、再撮影をお願いしていました。

まずは端材に火つけます。

マッチも専用でかなり格好いいのです。

そして薪をくべます。

乾燥した広葉樹が最適だそう。

更に薪をくべます。

これで1ヵ月半くらいとのことでした。

空気を多めに取り込むと、一気に炎が大きくなります。

その後、火は段々と落ちついてきました。

ポカポカと何とも気持ちがよい。

輻射熱で体が温まると、寒い外にでてもずっと温かいそうです。

「これを経験したらエアコンには戻れません」と。

床暖房も同じことを言われるクライアトが多いのですが、そちらも合わせれば、かなり沢山の輻射熱住宅を設計してきました。

私の家にはどちらもないので、クライアントに教えて貰ったことをいつも伝えているのです。

しかし、ゆらゆらと小さな炎を見ていると全く飽きないものです。

1時間程滞在させてもらい、お礼を言って大阪に向かったのです。

近畿道を走っていると、ラジオから「金剛山が初冠雪しました」という声が聞こえてきました。

かなり遠くですが、確かに少し白くなっているのが見えています。

今日の大阪もは最高気温6℃。本当に寒い一日でした。

冬は日射を遮らないよう庇をデザインしているのと、断熱性能もかなり向上させたので、薪ストーブを付けずとも、15℃以下に下がることはないと言ってもらいました。

喜んで貰えたなら、寒いアトリエで夜中まで頑張った全てが報われます。

真夏は40℃に迫る日もあり、更に本当に気温差の大きい気候になってきました。

「家」が負う責任は増すばかりだと実感する次第です。

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載

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