旅に出ると喧嘩が始まる‐1193‐

 今日13日(木)から4日間の夏季休暇です。早朝に大阪を出発しました。

 夕方には、栃木県那須に到着の予定ですが、途中、長野の松本に寄りました。

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 松本城は、日本で4つしかない国宝です。

 戦国時代は攻防に長けた山城が多く、平城は珍しいそう。その分堀がひろく、美しい建物でした。

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 城下町も、雰囲気を残す取り組みが見え、好感がもてます。

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 また、いたる所に井戸や、湧き水がみられます。

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  そばは、痩せた土地でも育つので、こういった地域の名産品になります。

 とても美味しかったのですが、若干の物悲しさを感じるのです。

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 そば屋には、水は横の井戸で汲んでくださいとの貼り紙。

 水が綺麗な街だからこそできるサービスです。

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 近くにあった、伊東豊雄設計の、まつもと市民芸術館も見に行ってきました。

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 基本は音楽ホールですが、余白のあるプランになっています。

 見せ場は、なんといってもランダムに開けられた開口部です。

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 所どころに、少し大きな透明な開口があり、自由度、遊び心と圧巻でした。

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 ベンチの下、カーペットには形状に合わせて、グラディエーションが掛かっているという、芸の細かさ。

 プリツカー賞受賞者の実力が如何なく発揮された力作でした。

 夏の旅行は、今からスタートですが、2、3日前、FMからこんな話が聞こえてきました。

 「子供の頃、夏休みの旅行をとても楽しみにしていました。

 父も張り切っているのが分るし、普段は行かないような遠いところまで出掛けるので、皆のテンションはマックス

 しかし、大概の場合、両親が喧嘩を始めるのです。

 妻は仕事場に来るので、比較的会っている方だと思いますが、それでも全員が24時間揃うのは旅行中だけ。

 勿論、我が家も例外ではありません。

 まず休みを決め、行く場所を決め、どこを回るかを考えます。何を見て、何をして遊ぶかイメージをめぐらし、準備に入ります。

 早起きし、コツコツと準備を開始。パーフェクトと思っていたら「あれを忘れた、これを忘れた」と。「だからメモをしておくよう……」

 大方こんな流れです。

 社会が裕福になり、子供時代から個室を持ちます。自分だけのテレビ、ゲーム、パソコン、携帯電話も持ち、それでも他人への思いやりは江戸時代以上。

 そんなことは有り得ません。現代人は、例外なく我がままなのです。
 
 バブル華やかし頃、成田離婚という言葉がありました。海外へ新婚旅行に出掛ける空港で、意見が合わず離婚するという。

 何せ、トラベルの語源はトラブルと言うくらいですから、その人の性がでるのです。
 
 入社試験で、皆で料理を作るという試験があるそうですが、合う、合わないを知りたければ、旅に出るのが一番です。

 しかし今更、合う合わないを言っていても仕方ないので、今回の目標は「喧嘩をしない」です。

 栃木、福島、山形と修行の旅は続きます。

 <目指せ、家族で47都道府県制覇>

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