最後の清流に見る‐1059‐

 今年のゴールデンウィークは、愛媛、高知を回っています。

 四万十川沿いを走っていると、鯉のぼりの群れ。

 今日は端午の節句。

 子の健康と成長を願うのは、誰しも同じです。

 3日(金)の早朝、フェリーは東予港に到着しました。

 松山までは高速で1時間かかりません。

 3千年の歴史を誇る道後温泉は、夏目漱石らも愛した古湯です。

 松山は、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の舞台でもあります。

 そのミュージアムは、安藤忠雄設計です。

 その晩は、宇和島泊。

 藤原純友が考えたとも言われるのが鯛めし。

 刺身を生卵の入った出汁にからめて、ご飯と一緒に。ようは海賊料理なのです。

 翌日は、四万十川を遡りながら、高知を目指します。

 最後の清流、四万十川。何ともノスタルジックな響きです。

 沈下橋のある景色で知られますが、最も美しいとされるのが岩間沈下橋。

 これらは生活道路です。

 大雨の時に流されないよう、欄干がありません。

 しかし、はるか上空に建設すれば、こういった形状にする必要はないのです。

 少し走れば多くの沈下橋を目にします。

 上流部にある向山橋は、昭和38年架橋とありました。

 これほど薄い橋は見たことがありません。

 機能美と言えるところまで昇華しており、自然と融和しているように見えるのです。

 ミニマリズム、簡単に言えばもったいない主義。

 自然との共生を、最後の清流に見た気がします。

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【Events】
■4月22日(火)~5月9日(金)グランフロント大阪北館・5F
サンワカンパニー」にてパネル展示
5月6日(祝・火) 相談会開催予定
【News】
大阪の住まい力アップ:第1回 リフォーム・リノベーションコンクール ■で「住之江の元長屋」が戸建部門、最優秀賞を受賞しました
『家は買わずに建築家とつくる。』11月20日発売に
「あちこちでお茶できる家」掲載
■2013年1月6日(日)放送<「匠」が選ぶビフォーアフター大賞2012>「住之江の元長屋」が空間アイデア部門2位に選ばれました

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建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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