走る、走る、俺たち、私たち ‐1001‐

 今日は体育の日。快晴が続いています。

 先週、今週と続けて運動会でした。

 先にあったのが長男の小学校。やはり運動会と言えば徒競走です。私の場合は3勝3敗くらいだったでしょうか。

 小学校は、遅い順に並び競うよう。最後から2組目のスタートは遅くはない証し。

 ギリギリではありますが、何とか1番になってくれました。だんだん生意気な口も聞くようになってきましたが、一生懸命はだれでもが素晴らしいものです。

 そして昨日は保育園の運動会。娘は年長組になり、保育園最後の運動会です。

 パレードという演技も、なかなか切れのある動きでした。2月生まれということもあり、身長は前から3番目です。

 しかし、意外にリーダータイプなのだそうです。

 そして運動会の最後は、クラス対抗リレー。

 娘は「初めは6番目に走って、最後にもう一回、たすきを掛けて走る」と言っていました。

 本番が始まるまで、アンカーと言うことが、もう一つ私達が分かっていなかったのです。

 1回目に走ったときは、バトンを落としてしまいました。しかし、拾ってからが早かった。

 短いスライドですが、その回転の速いこと。途中で靴が脱げ、それが中高く跳ね上げられました。そんなことは全くお構いなし。

 最下位から1人をぬきさりました。娘がこれほど速いとはつゆ知らず。ようやく、アンカーレベルだと確信したのです。

 最後に28番のゼッケンに付け替えているのが見えました。わずかにリードした一番の状態でバトンを受けます。

 運動場はこの日最大の声援に。

 「こけるな~!ぶっちぎれ~!はよいけ~いかんかい!」

 そこは大阪の下街。心温まる声援が飛び交います。その中を、小さいながら躍動感十分の走りで、1番でテープを切ったのです。

 2年間受け持ってくれた先生も、万歳!です。

 たかが地域の保育園の運動会。とは言え、誇らしい気持ちになります。また、自慢の一つもしたくなります。

 しかし本人は、いつも通り走っただけで、特別努力をした感もなく。

 「はやくご褒美袋の中を見たい」に興味は移っていました。

 大げさですが、娘を見て結果を出すアスリートのメンタリティーを見る思いがしました。

振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない ‐寺山 修司‐

 もう終わったこと。次の目標へシフトしなければなりません。しかい、もう1回くらいは、家族でビデオを見ようかと。

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3月19日(火)■大阪の住まい力アップ:第1回 リフォーム・リノベーションコンクール ■で「住之江の元長屋」が戸建部門、最優秀賞を受賞しました

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■1月6日(日)放送<「匠」が選ぶビフォーアフター大賞2012>
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