2011年にキッズデザイン賞を受賞しました。
webサイトにはこうあります。
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・空間・サービス・活動・研究を対象とする顕彰制度です。
賞は大きくに3つに分かれており「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」という部門があります。
子どもの創造性や感性に寄与する製品、建築・空間、サービス、活動、研究など。
子どもの創造性・感性の育成、多様な知識の習得や運動能力の向上に役立つもの。
また、そこに新たな発想、工夫、手法があるもの。
これを見たとき、厚かましいですが「Ohana」のためにあるような賞じゃないかと思ったのです。
私も何度か家族写真を撮ってもらいました。
2階スタジオは大きなFIXの横に、小さな地窓がきってあります。
エントラスには小さな丸窓。
カメラマンの石井さんと、子供達がのぞきたくなる窓を考えたのですが、「Ohana」のコンセプトがここに発露していると言えるのです。
審査員のコメントにはこうありました。
写真スタジオと子ども視点という新たなフィールドに挑戦している試みに賛同した。自然光がふんだんに入る設計は写真を撮る際に威力を発揮してくれるだろう。撮影の際の子どもの緊張を和らげ自然な姿を撮ることができそうである。
この年の「ソーシャルキッズプロダクツ部門」の最優秀賞は「みどりの丘歯科医院 & こどもの部屋 ぶどうの木」でした。
山口県にある、託児ルーム併設の歯科医院ですが、審査員評も「歯科医院 と託児空間を一体化させた意欲ある試み」となっています。
実は設計者である、サンカクスケールの村上さんとは少し面識があります。
2016年の熊本地震の際に、専門家として初めて支援活動に参加しました。
私が担当した嘉島町は震度6強レベルの地域で、被害は甚大でした。
しかし、断層から外れると被害はほぼないという家もあり、はやり現地へ行かないと分からないこともあると実感したのです。
7月初めの暑い時期でしたが、その美しい景色が心に焼き付いています。
日本各地のJIA(日本建築家協会)支部から、ボランティアで参加している建築家は、やはり意識の高い方ばかりでした。
熊本から新幹線で帰ろうとすると「福岡まで送りますと」と言ってくれたのが村上さんでした。
まだ復旧したばかりの九州自動車道を北上。3、4時間は掛かったでしょうか。
しかし話題は尽きることなく、あっと言う間でした。
博多はお祭りなのか、大きな山車がライトアップされていたのです。
この日記を書こうとして、彼が金賞をとっていたことを知りました。
負けられないぞという気持ちを込めて、今回応募した作品は「トレジャーキッズたかどの保育園」です。
連休返上で、模型も鋭意作成中。
芝生も育成中(笑)
いざ勝負ということで、今回は会場まで乗込んできます。
■■■『大改造!!劇的ビフォーアフター』4月7日(日)BS朝日で「住之江の元長屋」再放送
■■■『デンタルクリニックデザイン事典vol.1』4月1日発売に「さかたファミリー歯科クリニック」掲載
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【News】
■『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
ギャラクシーブックスから2017年11月27日出版
amazon <民家・住宅論>で1位になりました
■『homify』5月7日に「碧の家」掲載
■『houzz』4月15日の特集記事 に
「中庭のある無垢な珪藻土の家」が紹介されました
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載されました
■大阪ガス『住まう』11月22日発行に「中庭のある無垢な珪藻土の家」掲載
■ 『住まいの設計05・06月号』3月20日発売に「回遊できる家」掲載
■『homify』6月29日に「回遊できる家」掲載