先日、生駒山の水吞地蔵尊に行った帰りに、心合寺山(しおんじやま)古墳に寄りました。
復元古墳のようですが、中河内最大で全長160mあります。
実際に登れるのです。
前方部のほうから登ってみました。
埴輪が頂上部を飾っています。
ここには祭壇があったようです。
そのまま後円部のところまで、なだらかに高くなっていきます。
生駒山の麓が見渡せる、爽快な景色。
この下に、この地域を治めていた王が眠っていた石室があったとあります。
!?
小さい頃から「前方後円墳」と習ってきましたが、これなら「前円後方墳」の方が適切では。
少し調べてみると、前方部は祭壇や石室に通じる通路があることが多いようです。
また、多くは 前方部が南にあるので、北が上の地図でみると後円部が上。あの鍵穴のようなフォルムとなる訳です。
どちらが前でどちらが後という明確な定義はないようで、「ぜんぽうこえんふん」は「ぜんえんこうほうふん」よりゴロがいいからという気がしてきます。
やはりどう見てもこちらが前でしょう。。
濠の周りにはススキが生えており、そろそろ穂が出始めていました。
すぐ横に、八尾市立しおんじやま古墳学習館があり、駐車場もあります。
こちらは「ハニワこうてい」というローカルキャラ。ちょっと強面で、手には剣を携えていますが、温かく?迎えてくれます。
世の中にはゴロ優先で決まっていることが結構あるのではと思います。
そもそもゴロとは「語呂合わせ」からきており、「呂」は、「呂律」から来ており、音の調子を意味します。言葉である以上、言いやすい方が良いに決まっていますから。
どうでも良いことを長々と書いてしまいました。
ただ写真はとっても良かったのではと自画自賛です。
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