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はんなりと、京都ゑびす神社の財布塚‐2082‐

日曜日は阪急電車に乗って京都へ。

大阪梅田駅から。

京都河原町駅へ。

分かりやすくなりましたが、昔から乗る人間にとってはちょっと長い感は否めません。

京都線の高槻市駅を越えたあたりに、新しい公園ができていました。

安満遺跡公園と呼ぶようです。

高槻市出身の妻は、京大の農園があった場所だと言っていました。

河原町に着き、四条大橋から鞍馬山方向を見ると、山頂付近には雪も見えます。

鴨川の左岸を南に下り、京都五花街のひとつ宮川町までやって来ました。

宮川町歌舞練場のすぐ北に、京都ゑびす神社があります。

12年くらい使った財布がかなり傷んできたので、新しいものに買い替えました。

その間、凄くお金が貯まったということもありませんが、当時想像していた以上の結果は出たかなと思います。

縁起の良い財布だったなと思うと、そのまま捨てる気にはなれず……

「財布塚」なるものがあると知り、やってきたのです。

鳥居をくぐると、すぐ右にありました。

名刺塚の左にある財布塚はパナソニック創業者・松下幸之助さんの揮毫によるもの。

間違いなくご利益がありそうです。

一旦供えさせて貰いましたが、ここに置いておくのは駄目と告知があります。

社務所に持って行き、祈祷をお願いしました。

本殿の前にある二の鳥居には、福箕(ふくみ)が掛けられています。

よく見ると、お賽銭が。

上手くお賽銭が入ると願いが叶うそうで、勿論挑戦してきました。

これがなかなか難しい。

5回目くらいで、上の福箕に何とか入りましたが、下の熊手にも100円を納めてきました。

神聖な場所とは言え、こういった娯楽性も大切です。

新年の十日ゑびすの際は、もの凄い量の硬貨が飛び交うのだと思います。是非一度来てみたいものです。

帰りも花街を歩いて帰りました。

京都五花街で最も南にあるのが宮川町です。

静かな感じがとてもよく、まさに「はんなり」とした街並みでした。

花街を出ると、水をこぼしながら走る自転車が駆け抜けていきました。

そのおじさんが、信号で止まっていたのでのぞいてみると……

バケツの中は焼き豆腐で一杯でした。

どこかの高級料亭に、出来たてを届けるようです。すき焼き用でしょうか。

豆腐は鮮度が命とも言います。

京都の食文化を支える一端を垣間見た気がしました。

次に財布を持って参拝するのは12年後でしょうか。

えびす顔で訪れることができますように。

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