リーダー考

 昨日、敷地調査に行っていました。

 附近を歩いて回っていると、ありました。

 知らない人の店をB級建築と言えば怒られますが、そんな言葉以外思いつきません。

 色合い、フォルムともとても良い感じです。

 その後通った大阪駅には菜の花が。

 気がつけば3月も最終週です。

 先週、作家・玉木正之氏のwebサイトを紹介しました。

 開口健、沢木耕太郎が好きだったからか、ノンフィクションを書いている作家が気になります。スポーツが題材になっていると、なお分かり良いのです。

 二宮清純はそんな作家のひとり。自身の主宰するサイトには、間違いなくお金をとれる文章が掲載、更新されています。

 以前、リーダーの条件を書いたコラムがありました。
 
 チームを3度日本一に導いた、元サントリーラグビー部監督、土田雅人へのインタビューで質問は「リーダーの条件とは?」です。

 解決力だと思う。失敗してもいい。その場で判断し、早めに手を打つ。後手に回っちゃダメ。

スピード感が大切。失敗したら、また次の手を考えればいい。懸案を放棄せず、ひとつひとつ解決していく。

 その道筋をきちんと示してあげれば選手達はついてくる。何もやらずに、ただ時間だけが過ぎる。そして手遅れになる。これが一番良くない。

 この半年、アトリエmを4人体制に戻そうと、随時面接を行ってきました。更に夏までには5人体制にしたいと思っています。しかしなかなか簡単ではありません。

 マジックのように、全ての問題を目の前で解決出来る訳ではありません。しかし、小さな組織のリーダーとして、立ち止まる時間は一切なくしているつもりです。

 何の手も打たず、行動を起こさないことがどんな結果を導くか……勿論過去に経験済みです。それで、元サントリーラグビー部監督の言葉に反応してしまうのです。

 仕事は分かち合ってこそです。また、本当に求められるものなら、受け継がれていくはずだと思っているのです。