日曜日の夜は、日本中が歓喜の渦に!・・・・・・という訳にはいきませんでした。
大事なクロアチア戦はスコアレスドロー。負ければ予選敗退がの崖っぷちから、最終戦に僅かな希望を残すことになりました。
初戦のオーストラリア戦敗退から、満を持して挑んだ試合は、欧州予選を無敗で突破した強豪に互角以上の戦いでした。ペナルティーキックをGKの川口が止めた時には、ご近所からも「ウォー!!」という歓声が。勢いに乗って得点出来れば良かったのですが、決定機になかなかシュートが。
それでも前半に見せた中田英寿のロングシュート、後半から入った稲本の強さなど、良い部分もたくさんありました。
次戦は世界ランキング1位のブラジルに2点差以上の勝ちが必要最低条件です。
6/22(木)28:00にキックオフ。ようするに金曜日の朝4:00からなので、明日から早起きに切り替えて行くつもりです。
サッカーはチームスポーツという事を十分踏まえても、日本サッカーのプロ化からワールドカップ初出場までの最大の功労者が三浦和良なら、その後の3大会においては、中田英寿だったことは間違いないでしょう。
彼は現在29歳。今大会で代表を引退するかも?と言われています。
孤立を恐れない言動と、強い意志の現れる表情には”孤高”という言葉が良く似合います。次戦が多くの情熱を注いできたであろうサッカーの集大成となる事を願うのです。
少し前ですが2004年12/13にテレビでジョルジュアルマーニとの対談がありました。尊敬と感謝の気持ちを込めてここに載せておきます。結びの言葉が現実となるよう……
アルマーニ:ファッション界ではあたりまえだけど、スポーツの世界でも間違いなく創造性を必要とするよね。
でも私が思うに、日々の鍛錬が一番大事なんだ。
どのように自分が生きたいかということを、日々考えることは、スポーツでもファッションでも重要なことなんだ。
たまには周りの事を無視するのもいいと思う。一度自分の道を決めたら、それを進むべきだ。
例えば、僕が新しいトレンドを作ったとする。すると自然に僕はファッション界で孤立することになる。
でもその時初めて、本当の自分の仲間を見つける事が出来るんだ。リスクはもちろん伴う。
でもあえて孤立することで自分のアイデンティティーを確立することができるんだ。そう思わないか。
中田:そうですね。でもそうするためには、自分が強くならなければいけないですね。
はじめのうちは、自分に賛成しない人達もたくさんいるだろうし、批判もされるだろうし。でも最後には……
アルマーニ:(中田に合せて)そう最後には勝つ。主義を貫き通せば最後には報われる。
しかも自分の業績が認められれば、さらに前進することが出来るんだ。