カテゴリー別アーカイブ: 07 食

前後30分、ぎりぎり営業時間‐2133‐

昨日は土用の丑の日。

ウナギ1匹が2千円で、家族3人にそれぞれ1匹ずつで6千円です。

高いと言えば高いですが、絶滅の可能性もあると考えれば、そうでもないのかもしれません。

しかし、なぜあんなに美味しいのか……

この春から、今後のことを考え、始業時間を9時半に、終業時間を18時半に変更しました。

昼休みの1時間を抜けばこれで8時間です。

午前中を大事にしたいのですが、朝買い物に行ってから出勤できるギリギリの時間を想定して決めました。

経営者がこの時間に縛られることはありませんが、銀行に寄ったり、備品の補充にスーパーへ寄れたりと、結果的にはとても良かったと思っています。

ジョギングに出る時刻も7時台にでれば良くなり、これも助かっています。

ジョギングゴールデンタイムの後なので、どことなくゆったりした空気が流れているのです。

始業前の工場の雰囲気が好きです。

小学生の通学に出くわすこともあります。

子供たちが、大きな声で話しながら学校に通う様子は、とても良い風景。

新型コロナを機に集団登校が廃止されたので、今は個々で通っているようですが。

セミを捕まえた小学4年生くらいの男の子が、2人の女の子に自慢げに見せ「セミのメスはおしっこせえへんの知ってる?」と。

そんな訳ないやろう!と心の中でつっこんでいました。

念のために調べてみましたが、そのような情報はでてきませんでした。どうやらガセのようでした。まあ、どちらでも良いのですが。

仕事時間に関しては、本当に悩みます。

現場は8時頃から動いているので、現場監督はせめて9時からは連絡を取りたいだろうと思います。

クライアントも、終業後電話したい人もいると思うので、本当は19時まで営業したいところです。

前後30分、ぎりぎりの営業時間を選択したつもりではあります。

「働きたい!」と思えるアトリエを目指し、改革は続きます。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

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いつか無くなる、磯のアワビの片思い‐2128‐

日曜日は真夏のような空で、何だかそわそわしてきました。

急遽、ドライブがてら買い出しに出掛けることに。

阪神高速松原線の架け替え工事現場を見上げながら、大和川線へ向かいます。

大和川線はその名前の通り大和川の南を東西に走っていますが、大半がトンネルです。

ところどころ外に出るのですが、なぜこういった構造になっているのでしょうか。

三宝JCTで湾岸線に乗り換えれるので、大阪南部に住む人には便利な路線です。

岸和田カンカンベイサイドモールのすぐ南にある、地蔵浜みなとマルシェは初めてやってきました。

港が近く、潮の香りが良い感じです。

水面をのぞいてみると小アジらしき魚影が見えました。

久しぶりに海釣りでもしたいものです。

こちらの施設は、食材を買うというより食べるのが主のようでした。

ここでは食材は揃わないかなと思い、更に南に移動します。

関空のすぐ北、泉佐野までやってきました。

こちらの青空市場は時々来ます。

いつも活気があって、大きさも手頃。

地の魚も結構出ていて、見るだけでも楽しいものです。

今日は手巻き寿司にするかと、食材を買い込んで帰りました。

全て地のものではありませんが、ブリ、タコ、ハモは天然もの。

やはり味が違います。

久しぶりにアワビも買ってみました。

20代、30代の頃はよく日本海へ行っていたので、サザエ、アワビは、正直嫌と言うほど食べました。

しかし最近は海に行く機会が減り、全くと言って良いほど食べていません。

アワビは、エビフライと共に私の大好物なのです。

レモンをたっぷり絞って刺身で頂きました。

アワビを生で食べるならレモンは必須です。レモンがなければアワビを刺身で食べない方が良いと思っているくらいです。

見た目は更にグロテスクですが、更に肝の味が濃厚で素晴らしいのです。

天ぷら、から揚げも最高に美味しいのでお勧めです。

牛肉も、豚肉も、鶏肉も大好きですが、この魚の種類の豊富さには遠く及びません。暑くなり始めたこの時期、滋味深い魚介類を食べて英気を養いました。

磯のアワビの片思い

2枚貝の1枚だけのようにみえるアワビは、潮の流れの良い海底で、岩肌にピタリと張り付いています。

その様子を見てこんな言葉ができたのでしょう。

子供達は魚の中でも、特に貝類は食べませんでした。

現代の世の中を見ていると、「磯のアワビの片思い」なんていう言葉はいつか無くなってしまうんだろうな、などと思っていました。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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生チョコとスパークリングワイン‐2127‐

昨日あたりから、梅雨の中休みでしょうか。

雨だとジョギングに出ないので、その点は助かります。

先週は風邪であまり動けなかったので、久し振りに体を動かすと滝のような汗。

それはそれで気持ちが良いものです。

平野では、杭全神社の夏祭りを控え、街のあちこちで準備が進んでいます。

7月11日から14日と、一年で最も蒸し暑い時期に開催されるのです。

現場の方は雨に振り回されながらも、前に進んで行くしかありません。

「ドッグランのあるタイル床の家」は、ゲンバ日記の1回目をUPしたきりですが、間もなく基礎コンクリートの打設です。

東から見ると、中央にあるドッグランがよく分かります。

こちらのクライアント、ご主人は元パティシエです。

建築会社と工事請負契約を交わす日、手作りの生チョコレートを持参してくれました。

建築会社の社長は甘いものに目がなく、かなり喜んでいました。


「(仮称)あまがさき ずっと元気クリニック」も、ゲンバ日記の1回目をUPしただけです。

ビル診につき工期が2ヶ月で、現場はどんどん進んでいます。もう床組みが終わっていました。

一昨日、こちらの院長と19時から打合せだったのですが、ワインを持って来てくれました。

普段は日本酒と聞いていたので驚きましたが、丹波産のロゼのスパークリングでした。

「夏にあう爽やかなワイン」を選んで下さったようです。

しっかり目に冷やして頂いたのです。

イチゴのような風味を感じさせ、かと言って甘くない1本で、もうほとんど飲んでしまいました(笑)

現場を3ヵ所まわり、複数進行している計画の打合せをし、日記ゲンバ日記動画などをUPしていると、今日が何曜日だったか忘れるくらい、瞬く間に1週間が過ぎて行きます。

それでも、こういった嬉しいことがあった時、仕事の有難さを実感します。

入社試験に来る若者や、オープンデスクの面接に来る学生が、こんなことを聞いてくるようになりました。

「どんなことを経験させて貰えるんですか」

「会社によって当たりはずれが大きいと聞いたので」

仕事上起こること全てが仕事ですし、はずれと感じるのは、自分が役にたてる力量がないからです。

ある海外からの応募者は、こう言って断ってきました。

「教授に相談すると、小さな組織ではあなたの負担が大きくなりすぎるから、止めておきなさいと言われました」

今の時代に私がアジャストできていないのは重々承知しています。ただ、仕事の真理が変わることもないと思います。

自分ファーストの視点を外さずに、何かのファーストになれることはありません。

もっと言えば、上から半分にも入れないと思います。

教育の現場では、このあたりの真実も合わせて教えて頂くようお願いしたいと思うのです。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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店主骨折のため暫く休みます‐2123‐

水曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の【ゲンバ日記チャンネル】を配信しました。

リノベーションは新築とは違った面白さがあるので是非ご覧ください。

昨日は宵の口から梅田へ。

数少ない同業の友人と、4年振りに飲むことになりました。

彼は大のビール好きで、大概はここになります。

お初天神通りに昔あった古い店はクローズしたままなので、ミュンヘン曽根崎店になりました。

ツマミは名物のから揚げですが、もっと言えばこれしか頼ませて貰えません。

「サラダは家で食べたらいいやん」と。

そのくらい、美味しくビールを飲むのにこだわっているのです。

4年振りなので、建築のこと、家族のことなどを話していると、あっという間に閉店時間。

すぐ近くにあるショットバーに移動しました。

SINCE1987とあったので、37年続いている老舗です。

とにかく立地が良いのは強みでしょう。

更に話し込んでいると、あっという間に終電の時間となり、お開きになりました。

折角、夜の梅田に出てきたので、知合いの店に顔を出そうかなと北新地へ。

新地本通りにも活気が戻っており、何だかほっとします。

南のはずれまでやってきました。

ですが、いつもと違う感じ……

「店主骨折のため 暫くの間休みます」

少し長引きますともありました。

運動神経が良い男なのですが、何があったのでしょうか。

休みなら仕方ありません。

滅多にラーメンは食べませんが、すっと帰るのも何なので天一のこってりを。

深夜料金をプラスすると千円オーバーでした。

最近の物価高を体感して帰ってきたのです。

先の友人も、ほぼ1人で働いていますし、ショットバーのマスターも同じです。私も2年程スタッフを雇用できておらず、全く他人事ではありません。

もし右手を骨折したら、とても現行プロジェクトを滞りなく進めることはできません。怪我、病気には本当に気を付けなければと思い知らされます。

ですが、何か楽しみがないと頑張りが効かないものです。

友人はビール、マスターは旅、私はビールとワインと旅かな。かなり欲張っていますが。

久しぶりに夜の街を歩きましたが、梅雨前の夜風が気持ちの良い夜でした。


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ゲツモクお土産日記‐2121‐

会社には、毎日いくつも荷物が届きます。

サンプルやカタログ関係が多いので、大概はダンボール箱やクラフト紙系ですが、月曜日にちょっと可愛い箱が届きました。

山形のさくらんぼ。

もうこれは完全に宝石です。

宮城の畳メーカー「おり座」を応援しているという社労士さんからでした。

巻物の手紙を頂いたり、ご自身が山形で生産されているというりんごを送って頂いたりと、ここまでして貰ってよいのだろうか……と思ってしまいます.

このさくらんぼ、癖のない優しい甘さで、とびきり美味しかったです。

以前は、ふるさと納税でも頼んでいました。その位、娘が大好きなのです。

妻が先に持って帰り、その日の夜に私は5個ほど頂いたのですが、次の日はもう空っぽになっていました。

大人が食べ過ぎるより、体が成長している子供が食べる方が良いと思っています。ただ、もう3つ位は食べたかったかなと。

今日、木曜日は妻の両親が和歌山へ旅行に行っていたそうで、帰りにお土産を届けてくれました。

和歌山全部盛り、といった感じですがこれでも一部です。

大半は娘の胃の中へ消えると思いますが、スイカ、トウモロコシ、特に釜揚げしらすは私に当たらないと思います。

枝豆とイサキは大丈夫かなと。

この梅酢。

妻が言うには、和歌山にしかないそうで、これを使った鳥のソテーはとても美味しいです。白ワインとの相性は抜群です。

ちなみに、妻は白浜の銘菓かげろうを一番喜んでいました。

土地の産物を意味する土産(どさん)に、みやげの字を当てたのは室町時代以降だそうです。

「見上げ」が転じたという説と「宮笥(みやけ)」に由来するという説もあります。後者は神から授かった器という意味ですが、伊勢参りと強い関係があるようです。

十返舎一九の『東海道中膝栗毛』は弥次さん北さんが東海道を旅する物語りですが、庶民の移動が厳しく制限されていた江戸時代、旅は庶民の夢でした。

何故旅が出来たかと言うと、お伊勢参りを理由に通行手形が発行されたのです。

しかし、多くの費用が掛かるため、皆で積み立てたお金で代表者が参詣する「講」というシステムも考え出されました。

代表者は、お札や縁起物を持ち帰り、出資者に配ったのが、土産(みやげ)の習慣が根付いた要因だそうです。

どこにでも行くことが出来る時代ですが、実際に行ったかは大きく違います。

今年の3月、家族で仙台へ行く予定でした。しかし私はどうしても仕事が終わらずに断念。東京で暮らす長男も現地で合流し、私以外の3人での旅行になりました。

行けていたら、宮城の社労士さんにご挨拶くらいはと思っていましたが、実現せずでした。

普段、殆どお土産を買っていないのに、頂くばかりではそれこそバチが当たってしまいます。何とか、まずは出かける機会を作りたいと思います。

晩の食卓に、地域の特産物があると思うとより頑張りも効きます。

室町時代から続くというお土産という習慣に心から感謝します。

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ステルス値上げ大歓迎‐2118‐

6月に入りました。

ビワの実が成りはじめると、梅雨入りを意識します。

近畿地方の梅雨入りは平均で6月6日らしく、この気持ち良い季節も残すところ僅かです。

近所の田んぼでは、田植えが終わっていました。

こんなに弱々しい苗から、半年で米が収穫できるのですから植物は偉大です。

日曜日にスーパーへ買い出しに行くと、氷を盛った桶に鮎が盛られていました。

季節だなと思い見てみると、養殖とあります。そこは寂しい気もしますが、目で季節を感じるのは幸せなことです。

1980年代前半は5万店以上あった鮮魚店が、現在は1万店を下回ったという記事がありました。

我が家では、娘は魚大好きですが刺身限定です。東京に行っている長男は、食べれない訳ではありませんが、好んでは食べません。

明らかに需要が減り、漁師はなり手が少なく、水産資源も減る傾向。10年後、晩酌のツマミに魚はでているのだろうかと心配になります。

ただ、有るか無いかに比べれば、金額のほうは何とかなる気もします。

右は先日買った赤のビニールテープ。左は5年くらい前に買った物でしょうか。

左は使いさしですが、全く直径が違います。

俗に言うステルス値上げですが、私は大歓迎です。

ビニールテープは電気工事の絶縁にも使うので、プロは堪えると思います。しかし、一般人なら大事に使えば、この程度は全く問題ありません。

山崎製パンの「薄皮シリーズ」は、1袋5個入りだったのが4個へ減ったこともニュースになっていました。このシリーズのあんパンを、釣りの帰り道用に買っていました。

5個はちょっと多いなと思っていましたし、この飽食の時代です。量が減ることは、健康を考えるとむしろ喜ぶべきことかもしれません。

ステルス値上げで済むなら、是非そちらでお願いしたいものです。

本日、初期相談があり、建築コストの上昇による、坪単価の説明をするとやはり驚いておられました。流石に建築でステルス値上げはできませんし。

ただ、値上げは誰も喜んでくれませんが、理解しようという風潮に変わった気はします。

もしかすると、それこそが、日本の一番大きな変化なのかもしれません。

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モンスター・井上尚弥が試合後に食べたいもの‐2103‐

元横綱の曙が54歳で亡くなったと報じられました。

元横綱の貴乃花は現在51歳ですから、2人が横綱だった時代は、相撲人気の絶頂期だったと思います。

相撲はあまり観ないのですが、曙は引退後格闘家に転身。更にプロレスラーとしてはアメリアのメジャー団体でも活躍しました。

力士の宿命とも言える短命ですが、何とも寂しい限りです。

アトリエにつくまでに、コンビニが2軒あります。

そしてマクドナルドも。

駅前まで行けば、モスバーガー。

更には王将も。

王将をファストフードと呼んで良いかは微妙ですが、美味しい食べ物を、誰もが手軽に、安価に食べれる訳です。

私も大好きですが、やはりカロリーは高いはずなので、晩ご飯を気兼ねなく食べられるよう概ね我慢しています。

現在、日本の格闘技界の中で、歴史的な活躍をみせているのはボクシングの井上尚弥選手です。

パウンド・フォー・パウンド(体重差のハンディが無いと仮定した強さの指標)でも、1位、2位にランクされるのですから、まさに日本史上最強のボクサー。

ニックネームの「モンスター」の通り、圧倒的なパンチ力と、飛びぬけたディフェンス技術で、確かまだダウンさえ奪われたことが無いはず。まさに化け物級の強さです。

26勝無敗、23KO。2階級で4団体統一チャンピオンとなり、3階級目を目指すのではという噂もあります。

ゴールデンウィークの最終日には、メキシコの悪童、ルイス・ネリとのタイトルマッチを東京ドームで行います。

東京ドームでのボクシング興行は、あのマイク・タイソンがジュームス・ダグラスにまさかのKO負けを喫した1990年以来。実に34年振りで、期待しかありません。

その井上尚弥選手の直近のタイトルマッチは、年末のマーロン・タパレス戦でした。

危なげなく10ラウンドでKOしたのですが、その後のインタビューを読んだ時、驚いたことがありました。

タイトルマッチが終わったあとに食べたいものは、マクドナルドとかコンビニ弁当だと語っていました。

もの凄い額のファイトマネーを得て、どんな高級料理でも食べられるでしょうし、殆どの店はウェルカムだと思います。

それが、マクドとコンビニとは……

驚いたとともに、可愛いな、とさえ思ってしまいました。

また、誰もが手軽に、安価に食べれる上、 偉大なチャンピオンをKOするファストフードの威力にも感服です。

ただ、モンスターのトレーニングは半端ではないはずです。実施図面がUPしたからといって、ファストフードを食べて良いと、私は私に許可しませんが。

そういえば、チョコザップも駅前にあります。

最近あちこちで見かけますが、安価なのとちょこっとトレーニングができるのが人気だそう。

ただただ働くだけの毎日。日々の楽しみは、ちょこっとのツマミと晩酌だけ。

この間、妻に「そろそろ蠣(カキ)のアヒージョが終わり」と聞かされ、ショックを受けていました。

しかしここは日本。これから美味しい物といえば、サワラ、カツオ、タイ、タケノコ、アスパラガス……

朝ちょこっとトレーニングして、晩酌に備えます。

日本に生まれて本当に良かったとよくよく思うのです。

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耳で感じる小さな幸せ‐2099‐

娘が友人宅にお泊りだそうで、それならパパッと食べに行こうかとなりました。

アトリエ近くにある、洋食「オ・ガッサーラ」
店名の由来は聞き忘れてしまいました。

我が家の娘は、「辛い」「スパイス」などが極めて苦手。すぐ「これ辛いから無理ッ」となるのです。

実際に舌も繊細ですし、濃い味付けを好まないのは良いことなので、どうしても新しい店にはチャレンジし辛いのです。

私は色々なメニューで飲む方が好きですが、女性はこういった洋食の方が好きかもしれません。

鹿コロッケ、マスタードフライチキン、スモーク3品盛り合せをオーダー。

まずはベルギービールからスタートしました。

とってもフルーティで飲みやすい。

1人でやっておられるマスターは、多弁なタイプではないようです。

もう1組家族連れが来られましたが、久し振りの外食をゆっくり楽しめました。

ビールの後は赤ワイン。

「かみのやま」という山形産のカルネソーヴィニヨンを選びました。

ワインをグラスに注ぐ音が何より心への清涼剤です。

ハンバーグ。

ブロッコリーのバター醤油ソース。

バーニャカウダ風にあったかいソースにつけて。

「お勧めは?」と聞くと「特には」と。

そう言われるだけあって、全て美味しかったです。ワインと共に、十分堪能できました。

会社としては、第2、第4土曜を休みにしていますが、私がこの業界に入った時は勿論仕事でした。

土曜日の夕方、TOKYO FM製作の『サントリー サタデー ウェイティング バー』が流れてくると、「ああ、今週もなんとか終わるな」と思っていたものです。

扉を開く音、氷がグラスに当たる音、そしてグラスにお酒を注ぐ音。耳で小さな幸せを感じていました。

未だ、週末お酒を飲みに行く時間もなく、馬車馬のように働くだけですが、だからこそたまの外食は最高に楽しいのです。

怒涛の2023年度が間もなく終わります。

新年度も、佳境に入って行くプロジェクトが目白押し。
一旦クールダウンして、活力をチャージしました。

自分ができることのみに集中します。

今度は娘を連れて、オムライスを食べに行ってみます。

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■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

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バレンタインも公園の木も、色々あるからいい‐2086‐

今日は建国記念の日の振替休日。

三連休の最終日は、穏やかな晴れ空になりました。

落葉樹は葉を落としていますが、青空ならそこまで寒さも感じません。

一方、常緑樹は2月にも関わらず青々と葉をつけていました。

この三連休は「合宿」と呼んでいる、図面の追い込みです。

スポーツ等では、泊まり込んでの特別練習と言った意味合いで使います。作家なら「缶詰」といったところでしょう。

要は朝から晩まで、フルで働くという意味ですが、各プロジェクトとも大きく前に進めることができました。

今朝、若干寝不足気味で目を覚ますと、甘い匂いが漂ってきます。

そう言えば、妻が娘とバレンタインのチョコレートを作ると言っていました。

明後日はバレンタインデーです。

キッチンをのぞくと、チョコレートなので何かしらグルグルしています。

オーブン満タンで、3回焼くそうです。

出来上がったら写真でも送ってと伝え、そのままアトリエに出てきました。

昼過ぎに写真が届いていました。

チョコレート生地に、クッキーやアーモンドを載せて焼いたようです。

なかなか良く考えられています。

袋に詰めて、沢山の友達にくばるそう。

私が学生の頃は、バレンタインといえば「女子から男子への愛の告白」といったニュアンスが強かったものです。

そういったシチュエーションもあると思いますが、もっと大らかなイベントに変わったよう。

特に、娘は誕生日が2月14日なので、現在の風潮は大歓迎です。

公園の落葉樹は、白い実がついているのでナンキンハゼだと思います。

そういえば、秋は紅葉が美しかった気がします。

常緑樹は、葉の形をみるとシイでしょうか。

いずれにしてもブナ系の木だと思います。

いつも時代の気分というものはありますが、現在において多様性はキーワードでしょう。

ただ、そんな言葉は全く不要なくらい、自然界は本当に多種多様です。

やや緊張感のあった、昭和のバレンタインも悪くはありませんが、現代の大らかなバレンタインの方が好きかな。そんなことを考えました。


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梅田ダンジョン①<大阪駅前ビル編>‐2083‐

1月29日発売の『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載されました。

実務書といった雰囲気ですが、『SUVACO』の編集部からオファーがありました。

普段お世話になっていることもあり、協力させて貰ったのです。良ければ手に取ってみて下さい。

インバウンドの増加も伴い、時々話題に上がる梅田ダンジョン。

「梅田の地下街が迷路のようだ」ということですが、確かに複雑です。

阪急百貨店前のコンコース南端にある階段を降りると、「ホワイティうめだ」に出ます。

ホワイティうめだは、南北にも東西にも長い地下街ですが、南で大阪駅前第4ビル、西で阪神百貨店、阪急百貨店とつながります。

梅田ダンジョンの中で最南端にあたるのが、この大阪駅前第1・2・3・4ビルの地下街です。

コンコース南端の階段を降り、まっすぐ進むのではなく、一本東の東梅田駅のある通路を通るのがお勧めです。

突き当りにある階段が、大阪駅前第4ビルの地下1階と繋がっています。

すぐ脇にある階段を降りると、石垣がある通路が見えてきます。

大阪城に使われた、小豆島の残石で作られたものと説明書きがあります。

この地下街は2層で繋がっており、更にビルの間ではディアモール大阪が交錯しています。

梅田ダンジョンの中でも最難関と言って良いと思います。

石垣は地下2階と覚えておきましょう。

4ビルの地下2階を南に進みます。

地下2階は、飲食店が多いフロアです。

各ビルの間は、地下の渡廊下のような形状で繋がれています。

ちょうどこのあたりだったと思いますが、「梅田壱番湯」という小さな銭湯がありました。

調べてみると、懐かしんでいる人も多く、1990年代の前半に廃業したようです。

私が予備校の時に行ったことは覚えているので1989年には確実にありました。

もう一度くらい行っておけば良かったと、やや悔いが残ります。

3ビルの地下2階は、特に飲食街が多い感じがします。

人気店も多く、ハンバーグの「ぶどう亭」、うどんの「うどん棒」は常に行列。

3ビルから2ビル間には、ディアモール大阪と交錯している景色が見れます。

地下2階で行き来できるのですが、地下1階からは見下ろせるようになっています。

西に繋がる2ビルは、地下にも関わらず、吹き抜けを備えています。

かなり贅沢な空間になっているのです。

3ビルの地下1階に戻ってきました。

シャッターに張り紙がしてあるのが「めん次郎」です。

元は4ビルの地下1階にあったのですが、ここに移転したのを知ったのは2019年でした。

一緒に働いていたお母様が(お母様とは知らなかったのですが)体調をくずされ、現在休業中とありました。

お客さんからの寄せ書きも貼られていたので、私も少しコメントしてきました。

こちらのうどんは本当に美味しいので、お母様の回復と、営業再会を心からお祈りします。

地上に上がると、正面に見えるのが、最北の4ビル、南に3ビルです。

ちょうどこの下に「梅田壱番湯」があったことになります。

振り返って西を見ると、1ビルの向かいにある大阪マルビルの解体が始まっていました。

1976年の完成なので、1970年頃の大阪を象徴する高層ビルだけに、正直寂しいものです。

同窓会でも、会場としてずっと使ってきましたが、これだけユニークな高層ビルはどこにもないと思うからです。返す返すも残念。

1970年から1981年にせかせかと建った大阪駅前ビルと、地下街の美味しい飲食店。これぞ大阪だとおもいます。

梅田ダンジョン最難関エリアにどうぞ遊びに来て下さい。

■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

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