カテゴリー別アーカイブ: 07 食

「おいしや うれしや」の看板にいつわりなし‐2176‐

昨日は半日オフをとって琵琶湖へドライブに。

琵琶湖大橋のすぐ西側までやってきました。

道の駅 びわ湖大橋 米プラザです。

今は池原ダム一辺倒ですが、若い頃は琵琶湖にもよく釣りにきました。

久しぶりの、マザーレイク琵琶湖訪問です。

レストラン横の売り場は「おいしや うれしや」とあります。

地元の野菜がずらり。

米所だけに地酒も豊富です。

「米プラザ」と名前にある通り、多種多様のお米も売られていました。

店の人に聞くと、毎朝野菜を仕入れに行くので10時から店頭に並ぶとのこと。

しかし、昼前に無くなることが殆どだそうです。

近江牛も同じですが、この日は寒かったからか、珍しく人出が少な目と言っていました。

かなりラッキーでした。

近江牛も野菜も美味しかったですが、このスモークも最高でした。

大好きな鮒ずしは、また後日の楽しみにとってあります。

道の駅は野菜が充実しているところは多いですが、牛肉や米が充実しているところは珍しい気がします。

お昼ご飯は、近江牛焼肉重、1500円。

残念ながら近江牛ステーキ重は売り切れていましたが、十分美味しかったです。

甘めのタレにとろけるような近江牛。

もう最高でした。

冬ということもあると思いますが、琵琶湖の水もかなり澄んでいました。

よく来てきた1990年代はもう少し濁っていた気がします。

北西方向の山並みは、雪化粧をしていました。

びわこバレイあたりでしょうか。

高速道路の表示で、「敦賀から冬用タイヤ」と出ていました。

寒い時期に、寒い場所へ行くのはなかなか良いものです。

33歳くらいまで、取りつかれたようにアルペンスキーをしていましたが、練習や試合の後の温度差が好きだった気がします。

寒いゲレンデから、暖かい宿へ。また、地元の温泉に行ったり。

木島平スキー場近くの馬曲温泉は、素晴らしかったなあとか、時々思い出します。

今でも、日々の楽しみはちょっと美味しいものと、暖かいお風呂。

つくづく小市民だなと思います。

現在の仕事のピークを乗り切ったら、どこか温泉宿にでも出掛けてみたいものですが、娘が当分松葉づえ生活なのでそれも叶いそうにありません。

そんな時には、 びわ湖大橋 米プラザ

「おいしや うれしや」の看板にいつわりなしでした。

1万円くらい使ってしまいましたが、絶賛お勧めしておきます。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

このクリニックを、必ず大繁盛クリニックにする‐2172‐

12月に入り、それらしい気温になってきました。

先月末、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」の江口さんから、開業計画打ち上げのお誘いがありました。

北新地の北の玄関口はHAT BOYビル。

その脇を抜け、東口女坂筋を南に。

本通を東へ。

「粋魚 むらばやし」

先に来られており、早速乾杯でスタートしました。

屋号の通り、魚にこだわったコース料理です。

お造りは勿論でしたが、イセエビの小鍋が素晴らしかったです。

限りなくレアに近いイセエビの弾力と、しっかりとした出汁が絶品でした。

店の方に、その感激を伝えると「さっきまで活きていましたから」と。

火の通りが最小限なのがよく分かりました。

関西はやはり鯛。

煮汁は甘めです。

アナゴ、銀杏と、小皿も冴えていました。

締めは、土鍋で炊いた卵かけご飯。

黄身と煮魚の煮汁をかけて頂きます。

なかなか予約が取れず、1ヵ月前から取ってくれていたことが納得できました。

最後に、おこげはバリバリとスナックのように。

江口さんが豪快に割り分けてくれました。この方、何でも行動が早いのです。

美味しい料理に会話も弾み、至福の時間でしたが、本当に嬉しかったのは、クリニックの出だしが順調だったことです。

初日に10名程が来て下さったことは聞いていましたが、その後は何も聞いていませんでした。

しかし、お誘いがあるということは、吉兆だとは思っていたのです。

クリニックの設計・監理を何軒も経験させて貰いましたが、「内科系」の開業は、スタート時が本当に厳しいのです。

お父様から引き継いだケース等は別ですが、縁もゆかりも無い土地での開業を、「落下傘開業」と言ったりします。

文字通り、全く知らない地にいきなり降下し、すぐに本気の戦いが始まるのです。

この場合は、「内科系」以外でもかなり厳しく、多くの院長は「開業1年目のことだけは思い出したくない」と言います。

ナース、スタッフの方々も当然慣れておらず、オペレーションにも戸惑いがあるでしょう。

何より、院長はクリニックや医療機器に対する大きな投資をした上に、出だしの半年からから1年は、自己資金を持ち出しながらの運営になることが多いのです。

そういったことを見聞きしていたので、出だしから地域の方が訪れてくれるよう、出来ることは何でもしようと思っていました。

院長の江口さんが「Youtubeを見てきました、っていってくれる人が結構いるんですよ」と言ってくれました。

6回に渡って、【ゲンバ日記チャンネル】をUPしたのもそのためです。

しかし、一番効果があったのは、江口さんの話だと思います。

患者さんでなくても、元気な時から遊びに来て欲しい。

そのために、自分のコレクションであるコミックや、寄贈で13m以上もある本棚を一杯にしたい。

また受験勉強をできるカウンターを設置するという考えは、私の想像にも全く無いものでした。

それを私の口からでなく、江口さんに語って欲しかったのです。

膵臓がん・胆道がんを発見するエキスパートであり、内視鏡、超音波内視鏡の技術にも優れている。師長さん、技師さんも、長らくタッグを組んできた、熟練の方たちです。

知識、技術だけでなく、何と言ってもまず江口さんが元気なのです。

私は「えぐちずっと元気クリニック」という名前をずっと推していたくらいですから。

言い方が失礼かもしれませんが、このソフトがあって繁盛しなければ、ハードに問題があるとしか考えられないと思っていました。

コンセプトをダイレクトに表現したクリニックを実現し、少しでも早く地域の皆さんに知って貰えたら、必ず支持されると信じていたのです。

開業が9月17日(火)の一粒万倍日にこだわった通り、すでに何倍もの結果が出ています。

江口さんは「守谷さんは、建築家というよりプロデューサーみたいな役割ですもんね」と言ってくれました。

それを分かってくれるので、頑張り甲斐もあるのです。

ダイレクトに言えば、建築家でこういった類の発信をしている人は、そういないと思います。

恥ずかしくもありますし、かなりの時間も掛かります。しかし、それも全ては、できるだけ早く、クリニックを知って貰うためなのです。

一度、足さえ運んで貰えれば、確実にファンになってくれるはず。

そうなれば、それを知った本気のドクターがまたオファーを下さるので、ひいては自分のためでもあります。

一日に200人くらいが来て下さるクリニックに、あっという間になると想像しています。

物づくりが好きでこの仕事をしていますが、職能を活かし、誰かの役に立てる真剣勝負はもっと好きです。

住宅、クリニック、オフィスに関わらず、そんな機会の積み重ねこそが、私の仕事人生なのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

思えば知らない人から‐2169‐

一昨日、アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」『ゲンバ日記』を公開しました。

12回目にして「再びプロローグ」とある通り、自邸ならではの紆余曲折がありました。

よければご覧下さい。

昨日、りんごが届きました。

「山形の果実 りんご」とあります。

宮城の社会保険労務士の方からでした。

昨年、アポイント無しとはいえ、宮城から足を運んで頂いたのに、ちょうどクライアントとの打合せ中で、お会いできなかったのです。

来阪の理由は、ご自身が応援する企業の商品アピール。本当に頭が下がります。

ご自身もこのりんご作りに参加しておられ、感謝の気持ちもひとしおなのです。

今晩にでも頂いてみようと思います。

と思っていたら、虫歯跡の詰め物がはずれてしまいました。

近所の歯科医院に連絡すると、いますぐなら可能と。

急いで伺い、すぐに治して貰いました。

待合にはクリスマスツリーが飾り付けられていました。

日々の楽しみと言えば、やはり食事です。

美味しく食べるには、健康でなければなりませんが、特に口まわりは直接影響がでてきます。

2016年の5月に、唾石を取る手術をしました。

歯の定期点検の際に見つかり、唾液の出が悪くなるので取ったほうが良いとなったのです。

術後のダメージを考え、口の中からの手術を選択したので、奥の方にある数個はそのまま残っていました。

すると2023年の年始、急にそのあたりが傷みだし、物が嚙み辛い状態になりました。

年始休暇が明けるのを待って、すぐに紹介状を書いて貰い、大阪急性期・総合医療センターへ。

ドクターの見解では、「やはり完治を目指すには、切開して顎下腺(唾液を送る管)ごとの摘出手術しかない」となりました。

キャンセルは可能とのことで、予約まですませてきたのです。

ここでその事を書くと、アトリエmの問合せ用メールに、四国にお住まいの女性から連絡がありました。

ご自身も唾石症で困っておられ、小さな切開手術と内視鏡手術を経験しておられると言います。

経験上、「もし手術をするなら、内視鏡手術も選択肢にいれてはいかがですか?」とアドバイスして下さったのです。

内視鏡手術をして貰える横浜の病院と、ご自身の経験を資料を交えて丁寧に説明して頂きました。

顎下腺ごとの摘出となると大きな傷が残りますし、神経麻痺のリスクもあると説明を受けていたので、どうしようか悩んでいた時のことでした。

やはり、実体験に勝るものはないので、徐々に症状が落ち着いてきたこともあり、手術はキャンセルしたのです。

するとその9カ月後。

口の中がジャリジャリします。

砂が口に入ったのかなと出してみると、米粒大の唾石でした。

他にも小さなものが2つ程ありました。

「何かの拍子で、出てくることはありませんか?」と、冗談半分で聞いてみたのですが、どの方も「確率は低いでしょうね」という感じ。

勿論、助けて貰っているのはこちらなので、感謝しかありませんが、何故か最高の結果に終わったようです。

四国の女性のアドバイスが無ければ、切開手術に踏み切っていたかもしれません。この日記に救われるとはと、本当にラッキーでした。

実は、切開手術を踏みとどまった理由がもう一つあります。

長男が指笛を上手に吹いていたので、コツを聞いて練習してみたのです。

仕事の休憩時間に、こつこつ練習していると、徐々に音がでるようになってきました。

それが面白くなり、年末年始には、手を口の中に突っ込んで、かなり練習していました。

それが原因でばい菌が入っていったのではないかと、急に腫れたことが腑に落ちました。

指笛は、遭難した時にも役経つと思うので、できれば完全習得したかったのですが、手術には変えられません。それを機に諦めました。

時代はSNSが主流です。

これほど長いブログを読んでくれる人は減っていくのだと思います。

それでも、伝えてみたいことがあるなら、書き続けたいと思っています。

書いていなければ、まったく知らない人から、心のこもったりんごを送って頂いたり、手術の判断を助けて貰ったりということは無かったと思います。

思いが全て伝わるかは分かりませんが、伝わることがあるのは間違いありません。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

その男、万里の長城レベル‐2168‐

「ドッグランのあるタイル床の家」ゲンバ日記チャンネルEpisode3を配信しました。

凄く観て貰える回があったり、あまり観て貰えない回があったりと、その差はかなり激しいものがあります。

ただ、それは自分ではコントロールできません。

家づくりの役に立つと思って配信しているので、粛々と続けていきたいと思います。

こちらのお家の外観は、かなり見ものだと思うので良ければご覧下さい。

天高く、馬肥ゆる秋。

空が高く、雲の表情が本当に豊かです。

筋雲が、線香花火のようにはじけているようにも見えます。

美の源泉は自然にあり

陶芸家であり、美食家でもあった北大路魯山人の言葉が腑に落ちます。

この時期、自然に成っている柿の多さにも驚かされます。

濃いオレンジが、秋の味覚という言葉にぴったりときます。

ただ渋柿の場合も結構あります。

渋柿は干し柿にすると別次元の美味しさに変わりますが、誰が考え、挑戦したのでしょうか。

先の「馬肥ゆる」は、秋を迎え、たっぷりエサを食べ、肥えた馬に乗って北方の騎馬民族が略奪にやってくることへの警戒があったと言われます。

中国のことわざや、風習になんと北方の騎馬民族≒匈奴に関係するもの多いことか。

宇宙から肉眼で見える唯一の人工物と言われる万里の長城を、時の絶対的権力者、始皇帝に築かせたことも頷けるのです。

唯一と言えば、大谷翔平選手が、「50-50」を達成した今シーズン、ナショナル・リーグのMVPに3度目の満票で選ばれました。

2刀流の上、ホームラン王に輝いた、昨年のアメリカン・リーグでの受賞に続いて、リーグをまたいでの連続受賞は史上初。

成績や回数もそうですが、驚かされるのはその密度です。

渡米4年目の2022年、史上初の2桁勝利、2桁ホームラン(といっても46本)で、MVPを受賞してからの4年間の成績は、彼が最高の選手であることを表しています。

一流選手でも7割は失敗するというスポーツですから、好不調の波は誰にでもあります。しかし、スランプの短さが、彼の勤勉さ、真摯さを物語っていると感じるのです。

現代において、最高のバッターはアーロン・ジャッジで間違いないと思います。

しかし、この安定感と2刀流、プラス走力まで含めると、少し見方が変わってくる気がします。

野球好きでない人には、ややマニアックな話になりますが、OPSという打者を評価する指標があります。

OPS=出塁率+長打率

今シーズン、ジャッジが「1.159」で1位、大谷が「1.036」で2位でした。

MLBではこの数値を重要視するのですが、フォアボールもシングルヒットに近い価値があります。

ツーベース、シングルヒットの2倍、ホームランは4倍の価値あるのが、打率などと違うところです。

ところがこのOPSにおいて、シングルヒットで出た大谷選手が2塁へ盗塁しても、シングルヒット分追加される訳ではないのです。

シングルヒット+盗塁なら、ツーベースとほぼ同じ価値があります。

そう考えると、OPSに盗塁分を加えた指標で評価するほうが、正確にその選手の評価ができるはずです。

しかも、盗塁はスリリングで、誰もが出来訳でなく、加えて怪我のリスクを背負っているのですから、もっとスポットライトを当てるべきだと思うのです。

その点まで踏まえると、大谷翔平選手は、まさに万里の長城レベル、この惑星一野球選手なのです。

私がそんなことを書かなくても、だれもが最高の選手と思っているのに、つい力が入ってしまいました。

実家での居候も最終盤。

植え込みには両親が植えた、ミカンが成っていました。

特に手入れする訳ではないようですが、やや酸味が効いた、十分美味しいものでした。

馬は肥えて褒められますが、人はそうなりません。

そのあたりは、知性と品性で、何とかコントロールしたいと思います。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

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トクトク、グツグツ、オノマトペ‐2159‐

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode6を公開しました。

前回のEpisode5は、視聴回数少な目だったのですが今回は好調なようです。

黒の外観と、内部もほぼ完成しました。良ければご覧下さい。

娘が修学旅行中で、妻を晩ごはんから解放してあげようと外食することにしました。

仕事終わりで、喜連瓜破の駅前へ。

思っていた焼きとり屋さんが休みのようで、初めての店をのぞいてみます。

私達はタバコを吸わないので、店選びで一番ハードルが高いのはその点です。

聞くと一番奥の席だけ喫煙可とのこと。

「手前の席ではどうですか?」ということで、こちらにしました。

若い頃は、泡が良い頃合いになるよう、いつも妻が注いでくれていましたが、最近はそうもいきません。

いろいろ家事があるので仕方ないところですが、外食時は注いでもらいます。

「トクトクトク」と美味しそうにはいりました。

早速乾杯です。

焼きあがった串から持って来てくれるようで、これは好感が持てます。

ねぎま、手羽先、こころ。どれも塩で。

もつ鍋も名物のようで頼んでみました。

ニラの緑と唐辛子の赤が食欲をそそります。

「グツグツグツ」と、音だけで一杯いけそう。

もう博多が生んだ世界遺産です。

特に、とろけるようで、かつ歯ごたえのあるもつは最高でした。

音や声、動作などを音声化して示すのがオノマトペです。

日本語は、他と比べてオノマトペの多い言語だそうです。

動詞が少ないので、オノマトペを使って表現を補っていると聞けば納得できます。


この日、伏兵で美味しかったのが、山芋の串。

「山葵のせ」とあり、読み方が分からず聞いてしまいました。

答えは「わさび」でした。外食しないのがばれてしまいます。

この濃い黄緑の山葵は、おそらく、直前にすりおろしたもので「シャクシャク、ピリ」がとてもよかったです。

オノマトペの使い方は、読みやすい、臨場感を伝えるなど、とても重要です。

この日記を書きはじめた頃から、勝手に「文章の書き方の師」と思っている人がいます。

元「週刊プロレス」編集長の山本隆司さん、またの名は「ターザン山本」です。

中学、高校とどっぷりターザン信者だった私は、この人にとても影響を受けました。プロレス雑誌にニーチェを持ち込んでくるのですから。

ターザン山本いわく「文章は風景論、音と色は必ず盛り込んでいくこと」と。

また、「最近の文章はカタカナが多い。このカタカナをうまく使える人が、文章がうまいという」とも。

2006年頃にこういった発言をしていたのですから、どれだけ才能がある人か伝わると思います。

ということで、カタカナ多めの今回、いかがだったでしょうか。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

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食べて食べる、私の夢‐2134‐

先週土曜日に、「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE1を公開しました。

ビルテナントの中での撮影は初めてで、まだあまり慣れていません。

少しずつ精度を上げていきたいと思いますので、暖かい目で見守って頂ければと。

ただ、 9月17日(火) の開業と、9月8日(日)に内覧会をすることも決定しているので、あまりのんびりもしていられません。

土曜日は、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場へ。

防水シートまで貼りあがっていました。

内部は断熱材を入れる工事に入っています。

少し年上の棟梁が、「構造材に斜めに線が入っているのは、大ヨキで削った跡」と教えてくれました。

ヨキとは小振りな斧のような道具ですが、100年前は全ての材を手で加工していた訳です。

やはりこれらを天井裏に隠さない選択をして良かったと思います。

定宿のバンガローに一泊し、早朝に少しだけ釣りをして帰路につきます。

途中、「松屋」の柿の葉寿司を購入。

スピードには十分注意して、暑い暑い大阪まで戻ってきました。

アトリエで週末の打合せ内容をまとめ、週明けの準備をして、早めに家に帰りました。

何と言っても私の誕生日ですから。

松屋の柿の葉寿司は、10個1300円。

塩気が良く効いてこの時期は最高です。

メインはこちら。

いつの間にか、誕生日にしか作って貰えなくなった、大好物のエビフライです。

その理由は、兎に角下ごしらえに時間が掛かるからだそうです。

それで、せめて揚げるところだけでもと、撮ってみました。

大量のタルタルソースも、山盛りのエビフライも、家族3人で全て平らげました。

その後はトマトとモッツァレラチーズのオリーブオイル掛け。

生ハムのバケットと、全て私の好きな物ばかりでワインを少々。

最後のケーキまで充分堪能させて貰いました。

娘が、濃紅のバラをプレゼントしてくれたので、打合せスペースに活けています。

もう50台中盤に入ったので、いくつを大台と言うのかよく分かりませんが、60台が目の前に見えてきました。

大学2年生の長男と高校2年生の娘が居るので、60歳までは全力で働くことが確定です。

父は全力で働くので、夢を持てる就職先、ワクワクできる大学へ行って貰えれば嬉しいものです。

何より80歳までローンがあるので、正直60歳など序の口です。

いずれにしても、健康でなければどうにもなりません。少し体重を落としてから、血液検査が10年振りにオールAに戻りました。

よく体重を落とせと言われましたが、これ程効果があるとは驚いています。

現在、現場が3つ、設計中が5つと、毎日フル稼働です。明日も、定例打合せ、動画の撮り、そして夜にはリモートミーティングがあります。

毎日元気に働けているのは、全く好き嫌いが無く、何でも美味しく食べられているからだと思います。

反対に言えば、それしか楽しみが無いとも言えますが。

54歳になった私の夢は、「何とか年に2回エビフライを食べたい」です。

来年の七夕には、短冊に書こうかしらと思っています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■■9月8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

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前後30分、ぎりぎり営業時間‐2133‐

昨日は土用の丑の日。

ウナギ1匹が2千円で、家族3人にそれぞれ1匹ずつで6千円です。

高いと言えば高いですが、絶滅の可能性もあると考えれば、そうでもないのかもしれません。

しかし、なぜあんなに美味しいのか……

この春から、今後のことを考え、始業時間を9時半に、終業時間を18時半に変更しました。

昼休みの1時間を抜けばこれで8時間です。

午前中を大事にしたいのですが、朝買い物に行ってから出勤できるギリギリの時間を想定して決めました。

経営者がこの時間に縛られることはありませんが、銀行に寄ったり、備品の補充にスーパーへ寄れたりと、結果的にはとても良かったと思っています。

ジョギングに出る時刻も7時台にでれば良くなり、これも助かっています。

ジョギングゴールデンタイムの後なので、どことなくゆったりした空気が流れているのです。

始業前の工場の雰囲気が好きです。

小学生の通学に出くわすこともあります。

子供たちが、大きな声で話しながら学校に通う様子は、とても良い風景。

新型コロナを機に集団登校が廃止されたので、今は個々で通っているようですが。

セミを捕まえた小学4年生くらいの男の子が、2人の女の子に自慢げに見せ「セミのメスはおしっこせえへんの知ってる?」と。

そんな訳ないやろう!と心の中でつっこんでいました。

念のために調べてみましたが、そのような情報はでてきませんでした。どうやらガセのようでした。まあ、どちらでも良いのですが。

仕事時間に関しては、本当に悩みます。

現場は8時頃から動いているので、現場監督はせめて9時からは連絡を取りたいだろうと思います。

クライアントも、終業後電話したい人もいると思うので、本当は19時まで営業したいところです。

前後30分、ぎりぎりの営業時間を選択したつもりではあります。

「働きたい!」と思えるアトリエを目指し、改革は続きます。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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いつか無くなる、磯のアワビの片思い‐2128‐

日曜日は真夏のような空で、何だかそわそわしてきました。

急遽、ドライブがてら買い出しに出掛けることに。

阪神高速松原線の架け替え工事現場を見上げながら、大和川線へ向かいます。

大和川線はその名前の通り大和川の南を東西に走っていますが、大半がトンネルです。

ところどころ外に出るのですが、なぜこういった構造になっているのでしょうか。

三宝JCTで湾岸線に乗り換えれるので、大阪南部に住む人には便利な路線です。

岸和田カンカンベイサイドモールのすぐ南にある、地蔵浜みなとマルシェは初めてやってきました。

港が近く、潮の香りが良い感じです。

水面をのぞいてみると小アジらしき魚影が見えました。

久しぶりに海釣りでもしたいものです。

こちらの施設は、食材を買うというより食べるのが主のようでした。

ここでは食材は揃わないかなと思い、更に南に移動します。

関空のすぐ北、泉佐野までやってきました。

こちらの青空市場は時々来ます。

いつも活気があって、大きさも手頃。

地の魚も結構出ていて、見るだけでも楽しいものです。

今日は手巻き寿司にするかと、食材を買い込んで帰りました。

全て地のものではありませんが、ブリ、タコ、ハモは天然もの。

やはり味が違います。

久しぶりにアワビも買ってみました。

20代、30代の頃はよく日本海へ行っていたので、サザエ、アワビは、正直嫌と言うほど食べました。

しかし最近は海に行く機会が減り、全くと言って良いほど食べていません。

アワビは、エビフライと共に私の大好物なのです。

レモンをたっぷり絞って刺身で頂きました。

アワビを生で食べるならレモンは必須です。レモンがなければアワビを刺身で食べない方が良いと思っているくらいです。

見た目は更にグロテスクですが、更に肝の味が濃厚で素晴らしいのです。

天ぷら、から揚げも最高に美味しいのでお勧めです。

牛肉も、豚肉も、鶏肉も大好きですが、この魚の種類の豊富さには遠く及びません。暑くなり始めたこの時期、滋味深い魚介類を食べて英気を養いました。

磯のアワビの片思い

2枚貝の1枚だけのようにみえるアワビは、潮の流れの良い海底で、岩肌にピタリと張り付いています。

その様子を見てこんな言葉ができたのでしょう。

子供達は魚の中でも、特に貝類は食べませんでした。

現代の世の中を見ていると、「磯のアワビの片思い」なんていう言葉はいつか無くなってしまうんだろうな、などと思っていました。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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生チョコとスパークリングワイン‐2127‐

昨日あたりから、梅雨の中休みでしょうか。

雨だとジョギングに出ないので、その点は助かります。

先週は風邪であまり動けなかったので、久し振りに体を動かすと滝のような汗。

それはそれで気持ちが良いものです。

平野では、杭全神社の夏祭りを控え、街のあちこちで準備が進んでいます。

7月11日から14日と、一年で最も蒸し暑い時期に開催されるのです。

現場の方は雨に振り回されながらも、前に進んで行くしかありません。

「ドッグランのあるタイル床の家」は、ゲンバ日記の1回目をUPしたきりですが、間もなく基礎コンクリートの打設です。

東から見ると、中央にあるドッグランがよく分かります。

こちらのクライアント、ご主人は元パティシエです。

建築会社と工事請負契約を交わす日、手作りの生チョコレートを持参してくれました。

建築会社の社長は甘いものに目がなく、かなり喜んでいました。


「(仮称)あまがさき ずっと元気クリニック」も、ゲンバ日記の1回目をUPしただけです。

ビル診につき工期が2ヶ月で、現場はどんどん進んでいます。もう床組みが終わっていました。

一昨日、こちらの院長と19時から打合せだったのですが、ワインを持って来てくれました。

普段は日本酒と聞いていたので驚きましたが、丹波産のロゼのスパークリングでした。

「夏にあう爽やかなワイン」を選んで下さったようです。

しっかり目に冷やして頂いたのです。

イチゴのような風味を感じさせ、かと言って甘くない1本で、もうほとんど飲んでしまいました(笑)

現場を3ヵ所まわり、複数進行している計画の打合せをし、日記ゲンバ日記動画などをUPしていると、今日が何曜日だったか忘れるくらい、瞬く間に1週間が過ぎて行きます。

それでも、こういった嬉しいことがあった時、仕事の有難さを実感します。

入社試験に来る若者や、オープンデスクの面接に来る学生が、こんなことを聞いてくるようになりました。

「どんなことを経験させて貰えるんですか」

「会社によって当たりはずれが大きいと聞いたので」

仕事上起こること全てが仕事ですし、はずれと感じるのは、自分が役にたてる力量がないからです。

ある海外からの応募者は、こう言って断ってきました。

「教授に相談すると、小さな組織ではあなたの負担が大きくなりすぎるから、止めておきなさいと言われました」

今の時代に私がアジャストできていないのは重々承知しています。ただ、仕事の真理が変わることもないと思います。

自分ファーストの視点を外さずに、何かのファーストになれることはありません。

もっと言えば、上から半分にも入れないと思います。

教育の現場では、このあたりの真実も合わせて教えて頂くようお願いしたいと思うのです。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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店主骨折のため暫く休みます‐2123‐

水曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の【ゲンバ日記チャンネル】を配信しました。

リノベーションは新築とは違った面白さがあるので是非ご覧ください。

昨日は宵の口から梅田へ。

数少ない同業の友人と、4年振りに飲むことになりました。

彼は大のビール好きで、大概はここになります。

お初天神通りに昔あった古い店はクローズしたままなので、ミュンヘン曽根崎店になりました。

ツマミは名物のから揚げですが、もっと言えばこれしか頼ませて貰えません。

「サラダは家で食べたらいいやん」と。

そのくらい、美味しくビールを飲むのにこだわっているのです。

4年振りなので、建築のこと、家族のことなどを話していると、あっという間に閉店時間。

すぐ近くにあるショットバーに移動しました。

SINCE1987とあったので、37年続いている老舗です。

とにかく立地が良いのは強みでしょう。

更に話し込んでいると、あっという間に終電の時間となり、お開きになりました。

折角、夜の梅田に出てきたので、知合いの店に顔を出そうかなと北新地へ。

新地本通りにも活気が戻っており、何だかほっとします。

南のはずれまでやってきました。

ですが、いつもと違う感じ……

「店主骨折のため 暫くの間休みます」

少し長引きますともありました。

運動神経が良い男なのですが、何があったのでしょうか。

休みなら仕方ありません。

滅多にラーメンは食べませんが、すっと帰るのも何なので天一のこってりを。

深夜料金をプラスすると千円オーバーでした。

最近の物価高を体感して帰ってきたのです。

先の友人も、ほぼ1人で働いていますし、ショットバーのマスターも同じです。私も2年程スタッフを雇用できておらず、全く他人事ではありません。

もし右手を骨折したら、とても現行プロジェクトを滞りなく進めることはできません。怪我、病気には本当に気を付けなければと思い知らされます。

ですが、何か楽しみがないと頑張りが効かないものです。

友人はビール、マスターは旅、私はビールとワインと旅かな。かなり欲張っていますが。

久しぶりに夜の街を歩きましたが、梅雨前の夜風が気持ちの良い夜でした。


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