急いで帰りたい場所がある‐1968‐

JR大阪駅を13時に出る新快速の姫路行きに乗車します。

何とか座れるくらいの乗客数。

昼下がりの緩い空気が眠気を誘いますが、仕事、仕事と言い聞かせます。

予習に励まなくてはならないので。

東播あたりまで来ると、広い平野にポツポツと山が混在する風景に変わります。

時々目を車窓に向けると、大阪平野とは全く違う景色が目を楽しませてくれるのです。

14時3分に姫路に到着。

普通に乗り換えて、14時14分に網干に到着しました。

現場まではタクシーで10分弱です。

大阪駅から1時間半で到着しました。

2階建ての立派な現場事務所が出来上がっています。

基礎工事に入る前に、まずは土留め工事からスタートしています。

定例会議は14時半開始でした。

なかなかに大きな現場なので、早く「ゲンバ日記」をスタートしなければと、多少焦っているのですが。

17時頃までみっちり打合せでした。

その後、工務店の担当者が姫路駅の南口まで送ってくれました。

周辺にタクシーが沢山走っている訳ではないので、とても助かります。

お礼を言って、改札へ向かうと「西明石から芦屋まで、現在不通で~す」と駅員の声。

更に「山陽電鉄で振替輸送中で~す」と。

駅の北口に回れば、山陽電鉄の姫路駅があります。

関西はJRと並行して私鉄が走っているので、こんな時はとても助かります。

丁度帰宅のラッシュ時で、皆あわただしく大阪梅田行きの特急に乗りこんで行きます。

クリスマスソングの中で一番好きなものはクリス・レアの「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」。

この歌も、家路へと急ぐ情景を歌った曲でした。

当たり前ですが、急いで帰りたい場所があるから急ぐのです。それはとても幸せなことなんだなと思えました。

山陽電鉄なら大阪梅田まで1時間40分程掛かるので、1本後の特急に乗りこみました。

大阪まで帰ってきたのは20時過ぎでした。

最近旅行にも行けていないので、ちょっとした旅行のトラブル気分を楽しんできました。

寒い日が続いていますが、庭のモミジがまだ葉をつけていました。

一昨日はクリスマスイブ。

長男は受験真っただ中で帰宅は23時頃。娘は短期留学中で年末まで居らず。

18数年振りに夫婦2人だけのクリスマスでした。

ローストビーフとチキンとバケット。私の大好きなメニュー?長男が大好きなメニュー?

まあどちらのでも良いのですが。

クリスマスカラーの赤はキリストの血、緑は永遠の命、白は純潔を表すそうです。

この時期、赤と緑を目にすると心ときめくのは皆同じでしょう。

世界が平和でありますように。

急いで帰りたい場所があり、ささやかなクリスマスパーティを催せることに心から感謝します。

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」
12月6日「キッチン・パントリー」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■6月11日『homify』の特集記事に「R Grey」掲載

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