昨日は、神戸と北摂へ敷地を見に行ってきました。
と言っても、家族を連れて行ったので、小旅行みたいなものですが。
神戸は住所だけ控えて向かいました。
行ってみると異人館街のど真ん中。こちらのほうは、気の長い付き合いになりそうです。
異人館街をしっかり見るのは初めてで、まずはラインの館へ。ここは無料です。
下見張りの木のラインが美しいのでラインの館と呼ばれます。募集で決めたそう。
うろこの家は、北野の最上部にあり、想像以上に坂が急。狭い道を抜け、汗をかきながら到着しました。
すぐ裏まで山が迫っています。
うろこ状に張られている外壁材は、堆積岩のスライスでしょうか。
技術、手間、コスト、安全性など。なかなか現代建築では真似のできないところです。
2階からの眺めは、統治者の眺め。ポートタワーも見えています。
昼は元町で中華を食べようと、海へと坂を下ります。
途中にあるジャイナ教の寺院。
神戸ムリスムモスクは1935年に建った、日本初のモスクだそうです。
お腹がすいたと言う子供をなだめ「順徳」で少し並びました。
妻のリサーチでしたが、その情報に偽りなしでした。
チャーハン×2、ラーメン、イカの天ぷら、焼きそばで4800円。特に、堅焼きそばといえば良いのか、中華の焼きそばは本当に美味しい。
そのまま、旧正月でごった返す南京町を抜け、神戸市立美術館へ。
南京町の神戸コロッケは7坪の店舗で、安藤忠雄最小の作品です。
間違いなくマッチはしていませんが、それを差し引いても、もう一つといったところでしょうか。
モスク近くの北野アレイも見てきましたが、安藤の建築は、店舗にはあまり向いていないと思っています。
チューリッヒ美術館展は「巨匠いっき見!!」のコピーの通り、短時間でおなか一杯という内容でした。
アンリ・ルソーの「X氏の肖像」の書き割りがあり、記念撮影できます。展覧会も変わりました。
兄妹とも、会場のアンケートに「とても面白かった」と書いていました。
昔は拒絶反応を起こしていたのですが、「お父さんの説明で面白かった」と言わせれば私の勝ちです。
ミロ、モンドリアン、ピカソ、ジャコメッティー等、子供が喜びそうなものを、それこそ短時間、いっき見ですが。
帰りは十三で別れ、北摂へ向かったのです。
かなり欲張った、神戸いっき見ですが、子供が付いて来てくれるうちが華。
将来、来てくれなくなったら。一人で行くのか、妻は付いてきてくれるのか。