12月に入り、ポツポツとお歳暮が届きます。
昨日、大きな箱で貝が届きました。
立派な貝で、熊本県天草産の「緋扇貝(ひおうぎがい」とあります。
天草の海の味を、刺身で頂きました。
見た目のように、味もホタテ貝に似てとても美味しかったのです。
また、貝殻が非常に美しい。
上にあるのは、先月も娘が集めていたシーグラス。早速、彼女のコレクションに加わっていました。
子供達の本棚をみていると「ざんねんないきもの事典」という本を見つけました。
何ともネガティブな題だなと思いながら頁をめくると、冒頭「進化」について書かれていました。
誰もが知る通り、象は体が大きく、鼻が長い生き物です。
生き残る為には体が大きな方が有利なので、そういった個体が生き残ります。
しかし、体が大きいと例えば水が飲みにくいので、偶然生まれた鼻の長い子の子孫だけが生き残りました。
キリンの祖先の中に、足の長い、早く走れる子供が生まれました。
ただ足が長いので、やはり水が飲みにくい。逃げ足は速いのに、伏せて水を飲んでいると肉食獣に襲われる危険が増えます。
それで、さらに首も長い個体だけが生き残ったのです。
ダーウィンのいう突然変異と自然選択です。
また、人間は魚や虫類の祖先から進化してきましたが、再び水中で呼吸できる能力を手に入れることは出来ないそうです。進化は一方通行なのです、とありました。
子供が生れ、動物園に行くようになりましたが、そういう目でみると興味が倍層します。
娘に「名古屋の動物園に、すっごい男前のゴリラがいるらしいので観に行かない?」と聞いてみました。
すると「私、何歳やと思ってる?」と。
ちょっと前なら、動物園と言ったら飛びついて来たのですが、2、3年は誘っていなかったかもしれません。
娘が10歳の進化を遂げたとするなら、もう子供と動物園に行くことはないのかと、ちょっと寂しい気持ちに……
来年からは、休みも塾に行くはずなので残された時間はごく僅か。最後の機会をうかがっています。
進化は一方通行。
とてもポジティブな言葉ですが、何かそら恐ろしい気もしてくるのです。
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