今年の夏休みもフェリーの旅になりました。
13日(水)の夕方、南港を出港。
6時ころ、明石大橋を通過しました。
乗船時間は12時間。
子供たちにとっても、私にとっても、この時間が一番ゆっくり出きる時間かも知れません。
船室の窓から景色が見えるこの幸せ。
その足で門司に寄りました。
レトロの町、門司にはアルド・ロッシのホテルと黒川紀章のタワーマンション。
まずは太宰府天満宮へ。賽銭も普段よりやや多めにしておきました。
参道にあるスターバックスものぞいてきまいした。隈研吾設計の設計です。
杉の角材を組み合わせた装飾が圧巻でした。
帰りがけには菊竹清訓設計の、九州国立博物館。
以前、出雲大社横でみた菊竹の狂気とは、まったく異次元の奔放さでした。
博多へ移動して昼食。
博多ラーメンはるるぶ情報のみ。博多一幸舎大名本家へ。少し並びましたが、すぐに入店。
初めて替え玉を経験しました。つけ麺も初体験でしたが、これがなかなか。
郊外にある、アイランドシティへも足を伸ばしました。「ぐりんぐりん」は伊東豊雄の2005年の仕事。
うねるコンクリートスラブの下にある温室。上部も緑に覆われています。
スラブには大きな開口があります。
外と中の区別があいまいになって行くのです。
自由、アグレッシブ、先進的。
隈研吾、伊東豊雄は、時代の一番前を走る建築家です。
それに、ロッシ、黒川紀章、菊竹ともうフルコース。
福岡は建築がいいと聞いていましたが、これほどとは。刺激的でした。
知らない辻を曲がる時のこのときめき。今からは夜の博多を歩いてきます。