昨日は、「羽曳野の家」の点検に行っていました。
7月のオープンハウス以来で、5ヵ月振りです。
ダイニングには、ペンダントの照明も加わりました。
子供部屋に掛けられた時計は、奥さんのアイデア。
ポスターを入れるフレームとして売られているものですが、とてもいい感じです。
「生活感がでる」という表現がありますが、家は人が幸せに暮らすためにあるもの。
生活感はあって当たり前です。
そこを楽しみながら、セレクトして貰えると、創り手としてはとても嬉しいのです。
ロフトのトップライトは、夏場はかなり暑かったよう。
将来的には、ブラインドか、ロールスクリーンを付けたほうが良いかもしれません。これからの課題です。
2番目のお兄ちゃんと、3番目のお姉ちゃんは、ここがお気に入りの遊び場とのことでした。
こちらのご家族は、お子さんが4人。
この日会えたのは、7月のオープンハウスから1ヵ月後に生まれた、末っ子の三男君。
大変仕事が忙しいお父さんに、ミルクを飲ませてもらいご機嫌でした。
幸せな景色を見せてもらい、「ここまでになるとは、思ってもいませんでした」と感謝の言葉をいただき、本当に有り難いことだと思うのです。
このプロジェクトも、困難に困難を極めました。
クライアントのOKが出れば、いつか全てを書いてみたいと思うのですが、コスト、ローン、現場と、次から次へと問題が噴出してきます。
しかし、プロジェクトがスタートしたら、途中で逃げ出すという選択肢はありません。
問題が起れば、そこに乗り込んで行き、何としてでも解決する。
困難こそが、感謝や成功への片道切符なのだと仕事に教えてもらいました。多ければ多いほどよいのです(笑)
先月の20日で、2年半働いてくれたマルコが退社しました。
その後にと思っていた若者は、1ヵ月半で退職しました。
ちょっとストイックで、生真面目な私についてきてくれる人が沢山いるとは思っていません。
1人でも2人でも、居てくれるだけで有り難いと思わなければならないのでしょう。
もしIQが200あるのなら別ですが、私たちはもちろんのこと普通の人間です。
困難やトラブルこそが、自分の存在価値を示すチャンスなのは間違いありません。