WBCは第2ラウンドへ

 月曜日の夜は、WBC(ワールドベーボールクラシック)、第1ラウンド<東京>の決勝戦でした。

 念の為まとめておくと、野球世界一決定戦の第2回大会は、第1ラウンドに16カ国が参加。東京、メキシコ、カナダ、プエルトリコに分かれて変則トーナメントを戦い、上位2チームが勝ち抜け。第2ラウンドはアメリカのサンディエゴとアイアミに4カ国ずつ分かれて再び変則トーナメント。勝ち抜いた2カ国がロサンゼルスで決勝戦を戦うのです。

 日本、韓国、中国、台湾での第1ラウンドでは、一旦コールド勝ちをした韓国と決勝。試合は観れなかったのですが、0対1で惜敗。2位通過となりました。

 決勝進出時点で、第2ラウンド<サンディエゴ>行きを決めていますが、勝敗にも意味がありました。第1回大会で、日本は初代チャンピオンに輝いていますが、第1ラウンド、第2ラウンドで共に韓国に敗れているのです。

 決勝トーナメントでは勝利、優勝したのですが、大会後「韓国と日本は2勝1敗。真のチャンピオン決定戦を開催しよう」と主張があったくらいです。今回も再びあいまみえる第2ラウンドが見ものです。

 WBCという国際大会を、アメリカのMLB(メジャーリーグベースボール)が主宰するという、問題点もあります。しかし仮に、2大会連続で日本の優勝となると、発祥の国アメリカ、キューバ、ドミニカ、そして北京オリンピック金メダルの韓国も、おもしろいはずがありません。

 そんな事を書いているうちに、第1ラウンド<プエルトリコ>で、オールメジャーリーガーのドミニカを、オランダが破るという波乱がありました。

 ドミニカはMLB最高年棒28億円をほこるA・ロッドが欠場になったとはいえ、松阪とチームメイトでレッドソックスの主砲オルティスを始めとするオールスターチーム。随分紙面を賑わしていましたが、スポーツは何が起こるか分かりません。

 当面の目標は第2ラウンドの通過。次戦は日本時間3/16(月)5:00amから。頑張れ日本!