世界へ電話

 先月末から、新しい計画がスタートしました。内容については、了解をとって追々UPして行きたいと思います。計画自体の話ではありませんが、ひとつ相当に驚いた事がありあます。

 クライアントは仕事でペルー在住です。ほぼ地球の真裏なので時差は-14時間。南半球ですから季節も反対の夏です。

 「日本との国際電話は結構かかるでしょう」と聞くと「ほとんどタダみたいなものです」と。連絡手段は、メールをメインと考えていました。ところが「skype」ならパソコンさえ立ち上がっていれば、無料で会話できるそうなのです。

 それで、何月何日の日本時間10:00am、ペルー時間8:00pmに電話すると約束して、準備を始めました。まずは、skypeでアカウントを取得です。

 次にパソコンにマイクが付いていれば不要ですが、なければマイクを買います。

 どうせならと、手が自由になる耳にクリップできるヘッドセットを買いました。USB接続のアタッチメントと併せて2000円程。

 この機会に、もうワンセット準備しました。事務所内でテストしてみると、見事開通です。

 いよいよペルーの首都、リマとの交信です。(あえてこう書きます)

 微妙な緊張感の中コール。1回目、2回目……。

 繋がったか感じはあったのですが、画面には拒否の文字が。若干焦りながら再度コール……。

 見事に繋がりました!「さっきは間違って切ってしまいました、すいません」と。

 音質も固定電話と全く遜色ありません。電話での打合せを進めるうちに「こっちのノートパソコンにカメラが付いているので、映像もいくと思います。えっとここを……」

 なんと、テレビ電話になったのです。近くには娘さんと奥様の姿も。こちらは写っていませんが、何故か頭を下げながらご挨拶。50分程の打合せを終えました。

 何と言うか、非常に興奮しました。地球の反対側と『無料』でテレビ電話が出来るのですから。

 すぐにwebカメラも発注しました。価格は1,000円から3,000円くらいでもあります。

 skypeの事はイタリアに住む知人に聞いていました。その時はもうひとつピンと来ていなかったのです。

 自宅のPCでも早速設定します。ミラノのセイコ、ロサンゼルスのtomokoさんへ妻から電話がいくかもしれません。

 私はニューヨークのイナゴロー、タッチャンへかけてみようか……。何かワールドワイドな感じ。