万博公園

 1970年生まれの私達は万博生まれ。高度経済成長期の最後とその特需景気を懐かしむように言われるのです。

 なんとなく誇らしく思うところも有ります。万博、太陽の塔、岡本太郎、お祭り広場、丹下健三。当時を知らなくとも、イメージ出来る事もあります。

 実は初めて訪れました。車なら吹田あたりは渋滞地点で、やや敬遠していました。電車なら地下鉄とモノレールで案外近いものです。しかしモノレールは数駅で360円。入園料250円と比べると高い感は否めません。

 中央にある太陽の塔は園内何処からでも見えます。自分たちが居るところを迷うことはありあません。

 今回は東口から入園しました。東の広場も広大で、兎に角敷地が広いのです。

 家族連れは気になる、子供の遊具も充実しています。 

 イベントのようですが、その横にフワフワ広場なる特設アトラクションが設置されていました。

 キャッキャという嬌声が聞こえる中、そこで遊びたくない子供はおりません。400円追加。

 帰りは太陽の塔のある中央口から出ました。ここから入ると、正面から向かい合うことになります。

 38年経った今でも、多くの人がカメラをむけ記念写真を撮っていました。

 難しい顔で撮影している人はいません。芸術は人を幸せにする為にある。

 いろんな解釈があると思いますが、これこそ芸術なのです。