カテゴリー別アーカイブ: 11 日常

クリスマスの朝は

 今日はクリスマス。子供の楽しみは、朝一番のプレゼント。

 我が家でも、枕元に靴下が。

 プレゼントは、仮面ライダーの変身ベルトとことわざカード。

 ことわざカードだけで良かったのですが、この日だけは本当に欲しいものでなければ意味が無いだろうと。

 娘にもありました。

 中身は、一番好きなものということで、赤ちゃんセンベイ。

 実は、普段の行いがたたってか、昨晩は一人の予定でした。

 妻と子供2人は、友達宅へホームパーティーに出掛けることになっていたのです。

 「家のクリスマスパーティーは、休日の12/23にするから、○○さんの家に行ってもいいでしょ」という妻に、絶対帰ってくると言えない私は「んっ?ああ、ええデ」と。

 山下達郎の歌う ♪ひとりきりの~♪ の予定でしたが、子供達の間で風邪が流行っているようで、パーティーは中止。早めに帰って4人で過ごしました。

 昨日、クライアントの奥さんから電話がありました。開口一番「メリークリスマス!」私は一瞬止まって「メッ、メリークリスマス!」。

 日本の男は大体こんなものでしょうか。でも凄くいい気分でした。どうですか、今日の電話で。自分が出来るかはさて置き。

 何はともあれ、Merry Christmas!

古着

 近所に古着屋があります。付加価値を求める店ではないので、かなり安いのです。

 しかもクリスマスキャンペーンとかで「買い物中、サンタクロースの格好をすれば30%off」だったのです。皆で着てきました。

 と思ったら、家族のうち一人で良いらしく、妻に着てもらいました。なんとなく残念な気持ちも。

 考えてみれば、これを貸して貰うのにお金を払う事だってあるのですから、一挙両得です。

 私は仕事中に着る上着、妻は普段着もろもろ、長男にはオーバー、甥っ子は気に入ったものがありませんでした。6点でしめて3,800円。

 買いすぎは駄目ですが、金額の心配が少ない分、気楽に楽しめます。

 本当のクリスマスまで、1週間と少し。

 これでクリスマスプレセントという訳にはいかないようで、そろそろ本当にプレゼントを選ばないといけません。

恐竜生まれる

 大概はそうなのですが、本当に他愛もない話ですいません。旅行の際、ホテルのロビーで長男にオモチャを買いました。

 旅行のあいだ、親は何とか時間を作って来ているんだから「賢く言うことを聞きなさい!」と思っています。ところが現実は逆です。

 見るものが新鮮で、刺激的だったりすると、子供のテンションは上がる一方。普段より聞き分けは悪くなり、必然的に怒られる回数は増えて行きます。

 そんな現状を打破する為、ダメなのですが、ついモノに頼ってしまいます。

 「賢くしていたら」と約束して買い与えたのが、恐竜の卵。

 水に付けておくと、12時間から24時間でヒビが入り始め、24時間から48時間で孵化するというもの。

 寝る前には卵にヒビが入り始めまいた。覗いた目が妙に気になります。

 朝起きると……

 子供には悪いですが、出てきた恐竜はやっぱりオモチャです。

 しかし、その楽しませる時間と、ドキドキ感は大したものです。

 自分が生んだかのようにはしゃいでいました。

 「恐竜ピー」と名付け、たいそう可愛がっております。

 それでなんと320円。なかなかの優れものでしょう。

 愛情ってやっぱり時間や過程が育むものなんだな、と感じたのです。

紙の家

 この間、こんな頂き物をしました。

 ペーパークラフトで、世界の家をつくるというもの。

 インドネシア、タイ、カンボジア、韓国、モンゴル……。各国の伝統的な建築様式を紙1枚で再現します。

 設計用語で言うと展開図が印刷してあるのです。

 子供に「お父さんはプロなんやから」とか言って作り始めたのですが、これが以外に難しい。

 難しい要因は、切り取り線にミシン目が入っていたり、折るところに溝が付いたりしていない所。

 展開図は正確ですが、立体にするのは簡単ではありません。

 子供というより、親に媚びていないところが気に入りました。とは言え、こんなに媚びていないオモチャはあまり見ないので、一瞬戸惑ったのも事実です。

 若干焦りを感じ、建築模型用の「スチのり」という接着材を出してきました。粘性が非常に高いうえ、すぐに引っ付くので、模型創りには欠かせない優れものです。

 上の展開図とは別のものですが、何とかモンゴルの移動テント「パオ」が完成しました。

 ちょっと話しはずれますが、昔はいい加減なオモチャが多かった気がします。絶対間違っていないはずなのに完成に至らないプラモデル。あれは絶対、設計が間違っていたと思うのです……

謝る

 9月1日には、突然の首相辞任会見がありました。随分経ったようですが、まだ今月のことです。

 受け取り方は色々あると思いますが、どうしても引っ掛かっている点を書いてみます。辞任会見については、首相官邸の公式webサイトから

 皆が気になるのは、やはりこの部分でしょうか。

(記者の質問)
 一般に、総理の会見が国民には他人事のように聞こえるというふうな話がよく聞かれておりました。今日の退陣会見を聞いても、やはり率直にそのように印象を持つのです。

以下省略

(総理)
 他人事のようにというふうにあなたはおっしゃったけれども、私は自分自身を客観的に見ることはできるんです。あなたと違うんです。そういうことも併せ考えていただきたいと思います。

 野球と政治と宗教の話しはトラブルのもと、というのが日本の文化です。しかしそんなレベルの話しではありません。

 総理大臣には任期があるはずです。人気が無くなったから途中で辞める、なんていうのはシャレにもなりません。小学校の生徒会長でも、人気が落ちたから辞めるた、なんて聞いた事がありません。

 国のTOPが2人続けて、自ら望んだ役職を放棄するのですから、まず謝るのが筋だと思います。それが成果のアピール、嘆き節、どころか今辞めることが、国民にとって利益となるのだから……

 電車の7人掛けの椅子に3人で座る高校生。禁煙の室内でタバコを吸うお父さん。道に空き缶を投げ捨てる中学生。私の言い方もあると思いますが、注意すると逆ギレする人はあっても、謝った人に会ったことは有りません。

 悪い事をしたら謝る。その時には、個性もプライドも関係ありません。ましてや逆ギレなんて状態が認められているような風潮が何より問題です。

 そこに必要なのは、道徳観とかルールではありません。美意識です。基準を自分以外に設けると、見つからなければ何をやっても良い事になります。他人ではなく、自分が自分を許せるのか。そこが問題なのです。

  国のトップの有り様として、自らに全く非はないし、今の自分を自分が許せるのなら仕方がありません。が、逆ギレに聞こえる開き直りは絶対駄目だと思うのです。

光の話し

 昨日、クライアントとの打合せがありました。この方は写真家で、さすが光については詳しいのです。いろいろ教えて貰っています。

 光には波の要素があります。波長の長い順に、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。

 全ての波長が揃っている場合、光は白に見えます。波長ごとに屈折率が違うので、細かな水の粒子がプリズムの役割を果たし、別々に見える状態が虹です。

 虹が丁度人に見える領域で、赤より波長の長い赤外線、紫より短い紫外線等は見ることが出来ません。

 空気中には多くのチリや粒子があり、波長が一番短く、最も拡散しやすい紫はそれらに当たって、多くは宇宙に出て行きます。

 次に短い青が空気の粒子によって最も拡散しやすく、それらの像として空は青く見えるのです。

 朝、夕は大気圏を長く横切るため、波長の短い青の光は拡散を繰り返し、多くは地表まで届きません。波長が長く、拡散しにくい赤系統の光だけが届いて、朝焼け、夕焼けの色となるのです。

 色は光のどの波長を反射し、どの波長を吸収するかによって決まる訳です。

 ちなみに人の肌色をもっとも美しく見せる背景は、薄いグレーとのことでした。これは納得で、安心しました。事務所のTOPページはそんな配色ですから。

 音についても色々教えて貰いました。例えばレコードは原音を忠実に録音しているが、CDはデータを減らす為、可聴領域以外は削除さてている等など。

 続きはまた別の機会に。

ネクタイ

 先週、棟上式がありました。キリスト教式は2回目です。

 式自体は神父さんが進めて下さり、クライアント、施工者、設計者が一同に会して無事式典を終えました。

 ここから仕上げ工事に入って行きます。気を引き締め直して後半戦のスタートです。

 神父さんから、挨拶を即されたので、短くお話しさせて頂きました。

 今回は式自体のことでなく服装についてです。私は普段、ネクタイをしていません。

 楽で短い仕事など無いと思いますが、設計の仕事も時間が長くなりがちです。多くの時間は決断の連続です。その中で良い判断をするには、出来るだけ良い状態=リラックスした状態でいたい
と思っているのです。積極的にネクタイをしようと考えた事はありませんでした。

 人は身なりでも判断されます。失礼のないよう気を付けてきたつもりですが、不快に思う人がいるかもしれません。「ネクタイはしないのか?」と聞かれた事もあります。スーツのほうが間違
いが無いのも分かっていますが、ありのままの方が良いと思っていたのです。

 しかし、最近目上の方と会う機会が急に増えて来ました。教えて頂く立場の人間がノータイなのはやはり失礼です。そんなこともあって、これからは必要であれば積極的に、ネクタイをしようと思っているのです。毎日している方にとっては何を今更と思うかもしれませんが、私にとっては結構大きな変化です。

 この日も男性は全員がネクタイをしていました。思えばつまらない事にこだわってきたのかもしれません。

 ネクタイは、17世紀のヨーロッパでクロアチア人兵士が、仲間と敵をを見分ける為、スカーフをしたのが始りという説が有力です。それで英語圏以外では、cravate(クラヴァト)=クロアチア人と呼ぶのです。

 大げさかもしれませんが、ずっと一人で戦って来たつもりです。少しずつ、スタッフが増えることで、ネクタイに対する考え方が変わってきたのかもしれません。

これはサービス

 いつでもそうですが、全く個人的な感想です。

 大阪―東京の新幹線「のぞみ」のチケットを買う時、金券ショップでなくとも安くなる方法があります。あちこちで宣伝していますが、<エクスプレス予約>というJRの会員制ネット予約サービスがあるのです。
 
 「のぞみ」新大阪―東京の正規料金は¥14,050。<エクスプレス早特>というサービスを使えば¥12,000までになります。が、このシステムが極めてややこしい。

 まず、JR西日本のJ-WESTカードを申し込みます。それが届くとネットから<エクスプレス予約>をして¥13,200でチケットを買いました。しかし<EX-IC>というサービスが始っているようで、更に安く¥13,000なるよう。また追加で申し込みました。

 ICチップの入った<EX-IC>というカードが届きます。最大の売りはチケットレスと金額。早速そちらに変更しました。その後、短所が分かりました。在来線の大阪市内や東京23区内も別の乗車券が別途必要だったのです。

 また<エクスプレス早特>は、早朝6時台の「のぞみ」なら¥12,000になるサービスです。これも<EX-IC>は不可。それでまたまた変更してやっとこの金額に辿り着きました。

 ここまでサポートセンターに電話すること3回、ほぼ半日を要しています。電話口の女性が「往復されるなら、行きの東京駅に着いた際、帰りのチケットを発券しておかないと、お帰りの際に東京23区内でも別途在来線の乗車券が必要になってきます」と。

 また「お客様が前回間違われたのは、ログインした際は<EX-IC>の画面になる設定になっております。それを<エクスプレス予約>の画面に変更するという、赤い文字をクリックして頂かないと……」

 ここまで理解するのにも、随分掛かったのですが、更に更に

 「エクスプレス予約には、グリーンプログラムというサービスがあり、ポイントがたまると無料でグリーン車へランクアップ出来ます。更に、J-WESTカードにも別途ポイントがついて、たまると商品と引き換え出来たり、何千ポイントかごとにSMART ICOCA(イコカ)へお金としてチャージすることも出来ます」と。
 
 「じゃあ、SMART ICOCA(イコカ)にも申し込まないといけないんですね」

 「ハイ。お金としてチャージするのがご希望であれば」

 「ああ、ええ、じゃあ申し込みます……」

 最後に聞きました。

 「会員になって、最も安くなること以外を望む人っているんですか?」

 「はい。金額よりもチケットレスを望む方もいらっしゃいます」

 「なるほど……」

 このサービスは本当に利用者が理解出来ると考えて作られたのでしょうか。行きは¥2,050、帰りは¥850安くなったのに、何故か得をした気分にならなかったのです。

 値引きサービスを受けるのには、カードを作ったり、会員証を作ったり。財布はそれらで満タンです。

 沢山のカードを持ち歩くのは嫌なので、実際に一年使わなかったものはメリットがあっても解約していっています。

 嫌なら申し込まなければ良いのですが、値引きがあるなら、受けないと損をした気分になります。果たしてこれはサービスなのでしょうか。どうも脅迫されている気さえするのです。

仕事を選ぶ時

 やや気恥ずかしい気もしますが、この時期なので書いてしまいます。

 「少年よ大志を抱け」はクラーク博士の言葉。しかし大志を抱くには、大きな夢や高い目標が必要です。志は自らが抱くものですが、心から「あんな人になりたい」と憧れるような人物が居なければ、卓上のものとなってしまうのです。

 歴史上や架空の人物、または職業自体などでも良いのですが、実在するに越した事はありません。私の解釈はこうです。

 「憧れは志を育む」

 正直に言えば、私にとっては建築家、安藤忠雄でした。恐れず書きますが、今は同業者です。その人への憧れを吐露するのはもうひとつな気もしますが、やはりそこが職業人としてのスタートです。

 学生の頃、世界を舞台に活躍する建築家がたくさんいました。現在も多くいますが、今なお現役の磯崎新、先ごろ亡くなった黒川紀章などなど。中でも安藤の生き様に強く憧れたのです。

 いじめや自殺を止めるのは、人としての高い志と、孤立を恐れない勇気を置いて他にありません。大人は、身近にいる子供、少年、青年に、その生き様を示さなければなりません。心から憧れる存在が有り、それに向っていれば、そんなつまらないことに人生を消費する時間など無いはずなのです。

 子供、社会、仕事は繋がっています。いつの時代も、子供は時代の写し鏡。全ての責任は、私達大人にあります。顔を上げ、媚びず、馴れ合わず、高潔な大人が必要なのです。

 採用の面接をしていると、思うところが色々あります。決して、模範的な学生時代を送っていた訳ではありませんが、仕事を通してそんなことを考えるようになりました。今から就職活動を始める学生に、そこは伝えたいのです。

おみくじ 2008年

 住吉大社の近くに用事があったので、参拝してきました。快晴のなか、結婚式を挙げたばかりの一行が鳥居をくぐって行きました。

 白無垢も美しいものです。包み隠せないほど幸せな顔を見ると、こちらも笑顔になります。

 しかし「人生山あり、谷あり。頑張れ若者よ」みたいな心境になるのは、いい歳になった証拠でしょう。

 太鼓橋を渡る時は、慎重に歩かないといけません。

 この勾配ですから、十分に気をつけて下さい。もしこけてしまうと、恐ろしい迷信があるのです。

 私はそんな迷信は勿論信じませんが、十分に注意して、ゆっくり渡ります。

 一番の目的は、おみくじ。例年は初詣で引くようにしていますが、今年は遅くなってしまいました。

 何度も書きましたが、ここのおみくじは「大凶」含有率日本一と言われます。なにせ私も、引いたことがあるのです。昨年は、それに続く「凶」を引いていましました。すごいでしょ、と自慢したくなるくらいです。

 しかし、日本語は良く出来ています。「凶」という字は、□の上が開いていて中にカタカナの「メ」。今年は芽が出る年と解釈するのです。事実、昨年が災難ばかりだったかと言うと、そんな事はありませんでした。今年に繋がる準備が出来た気もします。

「何がでても、いいように解釈出来るから」と言い聞かせながら、ドキドキして引きます。この感じは、住吉大社こそです。

 ここ3年の結果は以下の通り。

2005年 中吉
2006年 大吉
2007年 凶

 今年の占いは、今書くと効能が落ちる気がするので、また来年書きます。