天神崎

 天気もいいので、アオリイカでも釣りに行こうと、ふらっと車で和歌山県へ向かいました。

 阪和道を南へ下っていくと、少し前まで高速道路は湯浅までだったのですが、延長されたようで、梅林で有名な南部まで続いていました。

 国道42号線をもう少し下ると、「天神崎」という標識が見えました。聞き覚えがあったので海岸線まで出てみると、景色が素晴らしいのです。また、なんとも不思議な平らな岩礁帯で、多くの方が磯遊びをしたり、釣りを楽しんでいました。

 そういえば、と思い出してみると、以前ニュースで「天神崎」を守る民間運動を取り上げていたことを思い出し、少し調べてみました。

「天神崎の自然を大切にする会」のホームページより

天神崎」は、紀伊半島の中ほどに位置し、田辺湾の北側にある岬で、丘陵地の海岸自然林と平らに広がる岩礁から成り、多くの動植物が生息しています。昭和49年、高級別荘地開発の計画を知った市民有志が、自然を保全するために土地の買い戻し運動を始めました。「天神崎の自然を大切にする会」は、日本のナショナル・トラスト法人第一号に認定され、現在も活動を続けています。

※ナショナル・トラスト運動とは、美しい自然や歴史的建造物を、
市民の寄金で買い取り保全していく運動。ナショナル・トラストは
日本語訳で、「みんなの大事な預かり物」の意味。

実際に目で見ると、これは個人のものになるより、多くの人が触れられる自然であった方が良いと実感しました。

 で、アオリイカのほうは完全にボーズ(釣り用語で1匹も釣れない事)でした。

「天神崎」への2件のフィードバック

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    アオリイカいいですね。^.^)
    そろそろ太刀魚も大阪湾へ入ってくる季節です。

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