今日は、学校めぐりの一日。
これまでスタッフ募集は、事務所のwebサイトにUPするだけでした。しかしここ数年、応募は減る傾向にあります。
それならこちらから出向くまで。朝一番は、母校である近畿大学へ。
遠くにかすむ西門まで5、600mはあるでしょうか。
学生で埋め尽くされる景色は、壮観でさえあります。
私が通っていた頃からある、食堂が残っていました。
古き良き、大学風情も残ります。
近大マグロ、全国初の完全ネット出願による出願料の割引。これらが功を奏し、受験者集日本一になったようです。
就職担当の教授に「とにかく人手が足りないのです」と現状を伝えました。 教授は私の5つ上で、学生の考え方の変化もあるでしょう、とのこと。
給料は安い、仕事は厳しい、だから若者が来ない。
理に適っているのですが、それを上回る夢があるはずなのですが……
淀川河川敷のすぐ南にあり、景色、環境に恵まれています。河川敷でランニングしているのは、系列高校のラグビー部か。
全国レベルだそうです。
こちらの校舎も新しい感じでした。
近い将来、梅田の真ん中にキャンパスが出来るそう。
各大学が、減少する学生を取り込む努力をしているのです。
最後は、天満橋にある 大阪工業技術専門学校(OCT)。
造幣局のすぐ近くにあり、通り抜けものぞいてきました。
この3校からはスタッフを迎えたことがあります。
IT、通信、ロボット工学などに、時代の花形を奪われた感はあります。
「建築とは、時代の音楽を凍らせたもの」
建築は社会にとって必要なもので、時代の気分を色濃く写しこんでいます。どうせ一度しかない人生。それを捧げるに値する仕事だと思います。
慢性的な人手不足を解消するには。
ここで働きたいという若者が列をなすところまで、頑張るしかありません。