被就職活動‐1054‐

 今日は、学校めぐりの一日。

 これまでスタッフ募集は、事務所のwebサイトにUPするだけでした。しかしここ数年、応募は減る傾向にあります。

 それならこちらから出向くまで。朝一番は、母校である近畿大学へ。

 長瀬駅を降りると、大学通りは人、人、人……

 遠くにかすむ西門まで5、600mはあるでしょうか。

 学生で埋め尽くされる景色は、壮観でさえあります。

 私が通っていた頃からある、食堂が残っていました。

 古き良き、大学風情も残ります。

 近大マグロ、全国初の完全ネット出願による出願料の割引。これらが功を奏し、受験者集日本一になったようです。

 就職担当の教授に「とにかく人手が足りないのです」と現状を伝えました。 教授は私の5つ上で、学生の考え方の変化もあるでしょう、とのこと。

 給料は安い、仕事は厳しい、だから若者が来ない。

 理に適っているのですが、それを上回る夢があるはずなのですが……

 その後、千林大宮にある大阪工業大学へ。

 淀川河川敷のすぐ南にあり、景色、環境に恵まれています。河川敷でランニングしているのは、系列高校のラグビー部か。

 全国レベルだそうです。

 こちらの校舎も新しい感じでした。

 近い将来、梅田の真ん中にキャンパスが出来るそう。

 各大学が、減少する学生を取り込む努力をしているのです。

 最後は、天満橋にある 大阪工業技術専門学校(OCT)。

 造幣局のすぐ近くにあり、通り抜けものぞいてきました。

 この3校からはスタッフを迎えたことがあります。

 IT、通信、ロボット工学などに、時代の花形を奪われた感はあります。

「建築とは、時代の音楽を凍らせたもの」

 建築は社会にとって必要なもので、時代の気分を色濃く写しこんでいます。どうせ一度しかない人生。それを捧げるに値する仕事だと思います。

 慢性的な人手不足を解消するには。

 ここで働きたいという若者が列をなすところまで、頑張るしかありません。

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