RIOで考える、興味と体験‐1293‐

 今日は天神祭り。

 7月25日を過ぎれば、大阪の夏もいよいよ本番です。

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 日曜日は、朝からみさき公園のプールに行っていました。

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 岬町は大阪府の南端。海沿いに有り、西には関空も見えています。

 関空はイタリア人建築家、レンゾ・ピアノの設計で、グライダーの翼をイメージしたデザインです。

 しかし、遠く沖にあるのでなかなかその形を把握するのが難しいのですが。

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 みさき公園内にあるプールゾーンは「RIO」。

 まもなくオリンピックが始まる、リオデジャネイロから取ったのでしょうか。

 朝一番から、高速ウォータースラーダーに子供達は歓喜していました。

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 しかしこの日の目的は、イルカとのふれあい体験。

 妻が電車の広告で見かけ、申し込んでいました。

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 イルカが賢い動物だというのは分かりますが、本当によく躾けられています。

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 握手したり、キスをしてきたり、決まりのポーズをすると、それに反応してくれるのです。

 魚のようなヌルッとした感じは全くなく、冷たくない飛行機のボディのような感じが意外でした。

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 背びれに手をかけて一緒に泳がせて貰えます。

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 戻るときは、お腹の上に乗せて貰って。

 娘の顔もちょっとひきつっていますが。

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 最後は自由時間で、時間が許す限り、一緒に泳がせてくれました。

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 「もし足をくわえて引きずり込まれたら」と疑っていたのが全くの杞憂に終わりました。

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 正直、私はプールが苦手です。

 海なら、釣りをしたり、獲物を探したりと、いくらでも楽しめるのですが、何をしてよいのか分からない、というのが本音です。

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 しかし子供達は違います。

 延々と逆立ちの練習をしていたり、只々でんぐり返りを繰り返していたり。

 何時間でも遊んでいられるのです。

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 人生や仕事において、どこに行きたいかという目的が一番大切だと思っています。

 その行く先さえ決まれば、航海を計画することが出来ます。後は出港という実行に移すだけ。

 しかし、その目的がまだ明確ではない、または必要としない子供に、学ぶ意味を伝えるのはとても難しいことです。

 「良い学校へ行けば、人生の可能性が広がるから」

 「良い友人ができれば、互いに切磋琢磨できるから」

 どちらも正しい理由です。

 しかし正しければ、納得できるかと言えばそうでもありません。自分もそうでしたから。

 カタカナ英語で「モチベーション」と言う言葉があります。一般的には「動機」と訳されます。

 当社のイタリア人スタッフ、マルコと話していたら「興味」と訳しました。

 動機と言えば客観的な感じがありますが、興味と言えば完全に自分のことです。

 なかなか的確な意訳だと思いました。

 どうすれば積極的に興味を持ち続けることが出来るのか。それは分かりませんが、何かしらの体験を通してのことだと思います。

 ファンの人には申し訳ないのですが、それが、スマホの中で見つける動物ではないのは確かなはずです。

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