前回、大阪はイチョウが見頃と書きました。
春になると、桜の木がこれほどあったのかと驚きますが、秋もまた同じです。
今日は、鉄骨の製品検査に堺まで行ってきました。
鉄骨造の柱や梁は、工業製品の部材を加工し製作していきます。
中でも溶接は、技術、精度が求められ得る工程。
これは錆び止め塗装をしているところです。
今日は監理者として検査に行ったのですが、活気のあるこんな現場をみるのはとても楽しいのです。
鉄の比重は7.85ton/㎥。
500mlのペットボトル大で重さが約40kg。
40kgのバーベルが、足に落ちれば大けがです。
しっかり教育されているからか、危険を伴う現場で働いているからか、工場の人達の動き、応対には大変好感がもてました。
部材の寸法を読み上げてくれるこちらの担当者。
スケールの数字を正確に読み取ろうとする姿勢が真摯なのです。
夏は暑く、冬は寒い工場での仕事は過酷でしょう。そんな中で、真面目に働いてきたのだと想像します。
姿勢には、その人の人生がでます。
今日はなぜか、清々しい気分になれたのです。