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動機単純

 暖かい日が続いていましたが、今朝は少し冷えました。今日から3月です。

 オリンピックも今日で閉幕。あまり見れませんでしたが、女子フィギアスケートは、事務所の皆で応援しました。浅田真央が滑り終わった直後、点数を見ている表情は、今にも涙がこぼれそうで、心に残っています。

 フィギアスケートが世界で2番目に上手だという評価。または、キム・ヨナに負けたという結果。どちらを見るかで、景色は全く異なります。19歳の女の子は、本気で世界一を目指して、頑張ってきたのです。自分も頑張らないと、という気になりました。

 とても気になる、アメリカのボディー・ミラー。アルペンスキーの「滑降」「スーパー大回転」の銅、銀に続いて、「スーパー複合」では、金メダルを獲得しました。滑降と回転の合計タイムで争う種目です。

 2002年のソルトレイクでは銀2つ、2006年のトリノでは、前年度のワールドカップの総合チャンピオンとして望みましたが、滑降の5位がベストリザルト。

 昨年のシーズン終了後、引退も示唆していましたが、オリンピックを前にして現役復帰。かつて、団体行動は合わないと離脱した、ナショナルチームに戻ったのです。そして32歳で迎えた今回、この結果です。

 実力が凄いのですが、運命というのは分からないものです。しかし、続けていないと、何も起こらないのは誰しも同じ。すっかり触発され、今シーズンは出来る限り雪上へ行くと決めたのです。

 昨日は、近場の福井県にある今庄365スキー場へ。

 朝方まで雨が降っていたので、今日は少なめと言っていましたが、それでも結構な人出。

 大阪から2時間半で着くので、贅沢は言えません。

 長男も中級コースなら大方滑れるようになりました。2人で山頂から滑ってくる途中、ふと気が付きました。

 学生時代、左谷足のターンが、苦手だったのですが、その決定的な原因に気が付いたのです。

 また草レースにでも出るか、と思っているのです。

信楽の美術館はシャングリラを目指す

 日曜日は天気が良かったので、たぬきの焼き物で有名な、滋賀県信楽(しがらき)町にある、ミホミュージアムに行ってきました。


 設計はアメリカ人のI.M.ペイ。

 ルーブル美術館のガラスのピラミッドでも有名です。

 この地には、桃源郷をイメージした美術館を創りました。

 標高が高く、モミジも色付き始めていました。


 アプローチは長いトンネルを電動カートか徒歩で抜けて行きます。

 軽く左にカーブしているので、谷の向こうに少しづつ美術館が・・・・・・。

 その演出は圧巻です。

 建物自体は日本の木造建築を意識したようです。

 コレクションは陶器などの日本美術から古代オリエントの古代美術品まで、多岐に渡ります。

 内部は開放的。とても明るく、甲賀の山並みを見下ろす景色がなにより贅沢。

 この日は、青山二郎という収集家が集めた魯山人の焼き物や、中国、明代の焼き物なども展示されていました。

 珍しいところではピカソ作の陶器等も。


 帰りの通路に、お供え物のような竹の籠が置いてありました。

 お彼岸だったからでしょうか。彩りがとても鮮やか。

 今はコスモスが満開。

 かつては忍者も修行したと言う山里は、小さな棚田の刈入れも最盛期。静かに実りの秋を迎えていました。