古希‐1358‐

週末は、母の古希祝いで天橋立へ行っていました。

両親、弟家族との旅行は久し振りです。

日本三景と言えば、宮島、松島、そして天橋立です。

南にある天橋立ビューランドからの景色は「飛龍観」とよばれます。

特に「股のぞき」をすれば、天に龍が舞い上がるようにみえるとのこと。

娘と姪っ子にさっそくトライしてもらいました。

娘なので失礼して。

天に舞う龍にみえるでしょうか。

父がカニが食べたいというので、夕食はカニ尽くしのコース予約していました。

そして子供には、丹波牛のしゃぶしゃぶ。

いずれも、バチがあたりそうなくらい美味しかったのですが、私はカニの刺身が一番でした。

そして、女の子チームから花をプレゼントしてもらったのです。

翌朝は、反対にある笠松公園からも股のぞきをしてきました。

こちらは昇り龍のように見えるので「昇龍観」とよぶそう。

正直、その違いは分かりませんが、股のぞき発祥の地はこちらだそうです。

集合写真には興味がないのですが、11名全員が揃う機会もなくなってきたので、昇龍の前で失礼しました。

伊根の舟屋なども回ってきましたが、天気に恵まれ、良い古希祝いになったのではと思っています。

平均寿命が80歳を超えたとはいえ、70歳まで元気でいることは当たり前のことではありません。

更に、まだ介護の仕事をしているので、感謝しなければなりません。

あまり言いたくないのですが、最近小さなに文字が見難くなってきました。

ずっと視力は2.0だったので、「早くに老眼がくる」と言われていましたが、まさか自分に限って、と思っていました。

何事も経験しなければ分からないものです。

自分が70歳になったとき、どんな視力で、どんな体力で、もしくは生きているかも定かではありません。

それでも、死ぬまで仕事は現役でいたと思っています。

昔なら、稀なことだったので「古希」。

祝い事なので「希」の字があてられているのでしょう。

どれだか体がおんぼろになっても、希望の灯だけはいつも燃やしていたいと思うのです。