友達の本質‐1168‐

 先週、ニューヨークで働く友人が帰省していました。

 中学からの友人で、集って飲もうとなったのです。

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 2011年11月初めのニューヨーク行きの際、色々サポートしてくれたのが彼。

 最終日は、2人でフランク・ロイド・ライトの落水荘へも行きました。往復15時間のドライブも今は楽しき思い出。
 
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 ニューヨーカーの選んだ場所は、何故か阪急百貨店の屋上ビアガーデン。

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 しかもスタートは6:00pm。ビールは自動です。

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 日が高いうちからビールを飲むなどいつ以来か。これはなかなか気持ちがいいもの。

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 食べ物は屋台感覚で、軽くお祭り気分。2時間半4400円でした。

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 日が暮れても話は続き、二次会は9人に増えました。

 朝のミーティングで、スタッフのマルコがこんな事を言いました。

 「高校までの友達はいつも近くに居る。それ以降の友達はいつも一緒にはいない」

 これは単純に時間のことを指しています。

 正直、私は友達付きあいが得意ではありません。その深さが分からないのです。

 高校くらいまでは少し悩みましたが、今は仕事があるので大丈夫です。クライアントはいつも本気で、関わりの深さを調節する必要など不要だからです。

 マルコと話していると、実に多くの気付きがあります。彼が勉強熱心だからですが、イタリア人だというのもあるようです。

 人の本質は変わりませんが、日本人とはアプローチが違います。

 像を浮かび上がらせるには、様々なアングルのカメラがあった方が良いように、対象を明確にしてくれるのです。

 友達は互いに家庭があり、帰る場所がある。すぐに別れの時間がやってきます。また家族ではないので、責任を負う必要はありません。

 これは、友達の本質を指しているのではと思います。

 私は、家族と友達を混同していたのでは……

 更に長くなりそうなので、続きは回を改めて書こうと思います。