清き水に住む

 今日から小学校は、2学期が始まりました。

 「楽しみ半分、寂しいの半分」とは長男の言葉。「楽しみ」を先にもって来たことを、我が子ながら嬉しく思います。

 それほど宿題に追われている感もなく。

 習字教室で書いてきたカニの絵は、展示会用だそうです。

 私がしてあげれた事と言えば、お盆の旅行くらいでしょうか。鳥取の皆生温泉では、花火がみれました。

 夕食は地元の店を予約していました。名産のノドグロ、イカが美味しかったのですが、メニューを見て興味を持ったのはボラ。

 釣り人にとっては外道。「外道」は望んでいない魚という意味です。また、泥臭くて食べれないと言うのが定説です。

 一方、水が綺麗なところなら、とびきり美味しいという話も聞くのです。

 店員さんも「外海で捕れたものなんで、とっても美味しいですよ」と。その言葉に嘘はありませんでした。

 清き水で育てば絶品。汚い水で育てば、食べれたものでない。

 家を建てるにあたり、理想の敷地、環境を探す方々を真近で見てきました。

 今日も敷地の視察に行ってきたのですが、素晴らしい環境で、こんな事を思い出したのです。

 大阪に暮らす私達が、言葉通りの清き水を望むのは難しいものがあります。

 では、私達にとっての清き水とは……もう少し思い悩んでみようと思います。