わが街のジャンクフード

 今週の月曜日は、体育の日で休日。普段の罪滅ぼしにと、家族で久宝寺緑地へ出掛けました。


 

 

 

 帰り道に、たこ焼き屋さんがあり、店先には”たこセン 100円”の文字が。

 私の育った平野区特有のモノかは分かりませんが、よそではあまり見ないメニューです。

 小学生の頃は、これをほとんど毎日食べていました。


 

 

 

 学校の帰り、お気に入りの駄菓子屋さんに寄ります。

 どの店にも、たこ焼用の鉄板がありました。”たこセン”はたこ焼2個を煎餅ではさんだものなのです。

 私の近所では、満月ポンという煎餅ではさんだものがレギュラータイプ。

 写真のえび煎餅で挟んだものは”えびセン”と呼んでいました。

 他にもサラダ煎餅、カレー煎餅というバリエーションもあります。値段はどれも30円。

 当時、たこ焼10個が100円。それはちょっと高いが、30円のたこセンと40円の”みかん水”なら、とてもお得感がありました。

 いたいけな小学生の心を動かすのです。

 但しこの”みかん水”は真っ黄色の合成着色料に大量の甘味料を放り込んだだけという代物でした。


 

 

 

 今回、妻は初めて見たと言っていました。しかしあまりの美味しさに驚いていたのです。

 勝手な自慢ですが、この界隈のたこ焼はどこでも美味しいのです。

 もう少し言えば、酸味の効いたソースが、かなりイケるはずです。えびセンのサクッと感とソースの組み合わせがなんとも・・・・・・

 栄養面、健康面を考えると、子供に勧めれるかは微妙なところですが、我が心に残るジャンクフードなのは間違いありません。