カテゴリー別アーカイブ: 10 釣り

燃費?そんなの関係ねえ!(ボートの時だけ)‐2220‐

週末は、今がハイシーズの池原ダムへ。

トボトスロープに駐車している車のナンバーも、関西以外を沢山見かけます。

天気が下り坂なのは分かっていたので、早々に出船します。

このところの雨で、沢山の流木、ウッドチップが水面に浮いていました。

その下に付いている魚を、水面で食わせましたがサイズはこのくらい止まり。

この時期に全国から釣りキチが集まってくるのは、 大型を狙って釣れる可能性が上がるからです。

産卵を意識した大型のメスが、岸際の浅いところに居るのです。

少々雨が降ろうと、本当に好きな人は全く関係ありません。

むしろ「活性が上がる」と喜ぶくらいですから。

私も若い頃はそういうタイプだったのですが、本降りになってきたタイミングで退散してきました。

昼過ぎからゆっくりきなりの湯で温泉につかり。

日の明るいうちに、定宿のバンガローへ。

ちょっと用事を済ませて、夕方から晩酌です。

22時には夢の中でした。それはそれで最高の休日です。

日曜日も4時台に起きて釣りを開始。

天気が回復傾向で、晴れ間の見える時間帯もありました。

やはり晴れの池原は美しい。

昼まで頑張りましたが40cmまででした。

この時期、ここで良くお会いする浜松さん。

本名ではなく、静岡県の浜松から来られているのですが往復なら600kmはあるはずです。

少しお話しをしたのですが「59cmまでを4本くらい掛けました」と。

遠くから来ておられる上に熱心で、私の釣果とは雲泥の差でした。

しかし、池原ダムを愛し、遠くから来てくれることは、わが事のように嬉しいものです。

少々根気がなくなっても、ボートを滑走させている時の気分は最高です。

大阪から車で往復すると230kmくらい。ハイオクが35リッターくらい必要なので、できるだけ無駄にアクセルを踏まないようにします。

しかしボートは別。ついつい、飛ばしてしまうのです。

毎回レギュラーが25リッターくらいでしょうか。

燃費?そんなの関係ねえ!(ボートの時だけ) 

そもそもボートの燃費走行が、何km/hか分かっていませんが。

その代わり、少し工夫しています。

道中の明日香村はガソリンが安いので、車、ボート分ともこの辺りで給油します。

色々な割引を使って、昨日はハイオク173円、レギュラー162円でした。

最後に超レア情報です。

今年からトボトスロープのトイレが、和式から洋式便器に変わりました。

変わるとは聞いていましたが、ヘビーユーザーにとっては嬉しい限りです。

その扉にカエルが張り付いていました。

カエルと言えばやはり一茶。

夕不二に 尻を並べて なく蛙

小林一茶

おしりをこちらに向けてカエルが鳴いているむこうに、夕富士が見える風景を読んだ句。何となく口元が緩みます。

選んだ理由は、もちろん静岡県つながりです。

■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

コロナも、169号線の通行止めも乗り越え、何とか再訪、池原ダム‐2214‐

ゴールデンウィーク後半は、昨年の8月以来の池原ダムへ。

約9ヵ月振りですが、5月らしい天気になりました。

トボトスロープでボートを降ろすと、知った顔も見かけ、なんだかホッとするのです。

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」も、9月以来ですが少しのぞいてきました。

黒の外観が、新緑に映えています。

外から見せてもらうだけで、と伝えていたのですが、アイスコーヒーをごちそうになりました。

ご主人から、奥さんへデロンギのコーヒーメーカーをサプライズでプレゼントする際の相談は受けていたのですが、金額は分かっていませんでした。

最上位機種だったそうで、その辺のカフェなら負けないくらい美味しかったのです。

裏の物置が無くなり、石垣がいい感じです。

と言っていたら、晩御飯までごちそうになることに……

何と、昨年の9月に続いて私が最も好きなエビフライ。

そしてチヂミまで。

ご主人は飲まないのに、ビールを2本も頂いてしまいました。

当然ですが飲酒運転は厳禁。

車中泊して、朝一番からポイントへ急行です。

季節的には最上流を一応チェックします。

魚は見えますが、透明度が高いだけになかなか口は使ってくれません。

防水カメラを買ったので、水中も撮ってみます。

ジンクリアの美しさがいまいち伝わらず……

これから使い方を工夫してみようと思います。

実は、前日も少しだけ湖上に出たのですが、なかなか厳しい感じでしたs。

サイズはともかく、何とか早い時間帯に1本獲ることができました。

ただサイズはあがらず……

昼休憩をはさんで、昼からは大物狙いに。

何とかかんとか47cmを1本獲ることができました。

午前中に当たりをつけていたエリアでした。

バスフィッシングは、自分の読みが当たったとき、最高に気分が良いのです。

しかし、久し振りだったのでかなり疲れました。

早めにバンガローに戻り、この日記を書きました。

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」 は、丁度コロナをまたいでの計画になりました。

コロナによる計画のスローダウン、ワーケーション+現場監理、169号線の通行止めによる十津川村へ迂回……

本当に色々なことがありました。

この計画の相談を受けた時、「下手な仕事をしたら、一生池原ダムに来れないかも……」などと考えましたが、何とか杞憂に終わってくれました。

30年通った、バスフィッシングの聖地、池原ダム。

自宅が中途半端なこともあり、なかなか腰が重かったのですが、来てみるとやはりここが好きなんだなと分かります。

明日は雨のようですが、午前中だけ釣って帰ろうと思います。

皆さんもよきゴールデンウィークを。

■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転しました
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

ガイド、仕事、白浜、勝負の1週間始まる‐2138‐

土曜日も早朝の熊野街道を南下します。

2週間に1回の「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場確認です。

塗装工事が始まっていました。

景色は素晴らしいですが、暑いのには変わりありません。

26歳(27歳になったそう)で活きの良い大工が居ると以前書いたのですが、棟梁の息子さんでした。

見た目が全く似ていなかったので、衝撃的でした(笑)

夕方、池原ダムのトボトスロープでボートを降ろして貰います。

お盆休みに入ったからか、相当な数の車が止まっています。

中には青森ナンバーも。

ここが「バスフィッシングの聖地」ということを実感するのです。

そして常連さんも。

夕方30分だけプラクティス(下調べ)しました。

すぐに良いサイズを見つけ、一発でしとめました。

56cm、2kg。納得のサイズ。

プラクティスしていたのは、後輩のY親子がやってくるからです。

長男君が、かなりバス釣りにはまっているそうで、声掛けは寸前でも構わないから可能なら釣りに行きたいと。

一度断っていたのですが、それだけ好きならと、現地で待ち合わせすることにしました。

いつものバンガローに一緒に泊まって、日曜の朝から勝負のガイドが始まります。

前回は一昨年の同時期でした。

50cmがらみの魚を釣らせるつもりだったのですが、なかなか上手くいかず……

正直、2人の写真を撮る余裕がないくらい、広い池原ダムを走り回りました。

1年魚の小バスを釣らせるのが精一杯。

夏休みのハイシーズンで、土曜日しか宿が取れておらず、夕方帰るつもりでした。

しかし、運よくキャンセルがでてもう一泊できることになりました。

いつもの尾根上のバンガローでなく、ダムサイト下にあるコテージです。

何回か泊まったことがありますが、ひとりには少し贅沢な大きさ。

なのですが、Y親子がもう一泊して再チャレンジしたいと、連泊することになりました。

プレッシャーは掛かりますが、9時までと決めて5時半から再び湖上へ。

5カ所ほどに絞って、粘り強く攻めてもらいました。

何とか30cm弱を数本追加。

イメージとは程遠かったですが、2人が「楽しかった」と言ってくれたのが、せめてもの救いです。

やはり人に釣らせるには、更なるスキルが必要なようです。

昼前に池原ダムを発ち、帰りに柿の葉寿司を買って帰ります。

いつもの「松屋」がお休みだったので、この日は「大滝茶屋」へ。

こちらも人気のお店です。

吉野川は沢山の人で賑わっていました。

下北山村から戻ってすぐに仕事です。

明日も現場なのでその準備を済ませ、今、日記を書き終わりました。

ここまで、家族には何もしていないので、今週末の白浜行きは何とか実現させなければなりません。

私にとっては勝負の一週間が始まります。

ガイドも勝負、仕事も勝負、旅行も勝負。勝負が大好きなのだと思います。

■■■9月7日(土)、8日(日)10時から14時 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 内覧会開催 ■■■

■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

巨岩、絶景あり。遊びが混在する仕事‐2131‐

先週末は現場を回り、最後は「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場でした。

日曜日も宿泊し、海の日の月曜日は朝から池原ダムへ出撃です。

イベントが開催されており、トボトスロープも人で溢れています。

昨年の秋から、久しぶりにしっかり釣りができる時間が取れました。

もともと、この大自然が好きで通い始めました。

この景色の中で釣れたら、という場所がいくつかあります。

備後筋上流の、巨大岩壁前です。

紀伊半島には、巨大な岩石が多く埋まっていると言われています。

こちらの岸壁もひとつの岩のように見えます。20階建てのビルくらいの高さはあるでしょうか。

往々にして、釣りたい場所と釣れる場所は違うもの。

それでも絶景には変わりませんが。

今度は釣れそうな場所まで移動します。

坂本筋の上流部までやってきました。

岸際に魚が見えたので、その先にルアーをキャスト。

細いラインだったので、慎重にやりとりしました。

50cm弱、1.3kg。

超大物ではありませんが、それでも久しぶりに良いサイズで、何度もドラグをジリジリと鳴らすファイトをしてくれました。

その後、40cm前後を数本釣って10時頃にトボトスロープまで戻りました。

土曜、日曜と違ってこの日は晴れて、景色も最高だったのです。

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」 仕事の相談を受けた時、うまく行けば、仕事のついでに釣りができるかなと思っていました。

しかし、やはりなかなかそうは行かず……

それでも、この仕事を引き受けて良かったと思っています。

私と同年代の棟梁を中心とした大工チームの3人、電気工事担当の2人、そして建築会社の社長と、しっかり連携が取れています。

現場の雰囲気がとても良いのです。

これまで担当したリノベーションの中でも、かなりの難工事ですが、的確に、確実に前に進めてくれます。

この仕事に関わらせて貰って分かるのは、大自然に囲まれていることが、全て長所とはならないことです。

鹿や猿の被害、湿気には、かなり住民は悩まされています。

それらを全て解決し、見事にゴールを迎えられるよう、ベストを尽くすだけですが。

これまで、遊びと仕事はきっちり分けてきました。

尊敬する、京セラ創業者の稲盛和夫さんは、単位時間あたりの採算を明確にしなさいと言われています。

その1時間に、どれだけの売り上げを上げたかを正確に把握するには、どれだけの時間を費やしたか記録しておかなければなりません。

今回は、遊びと仕事が混在しているので、これがかなり難しいのです。

ただ、たまにはそんな仕事があって良いのかなと思っているのです。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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3つの現場を回って、恥を忍んでひとり撮影‐2130‐

阪急園田駅前に、広場のような空間が最近できました。

この日はキッチンカーが数台集まり、店を出していました。

横にはスイカを売る店も。

特に冷えている訳でもないのに、涼しげに見えるから不思議です。

実は、患者さんでなくても立ち寄ってほしい「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」は後に見えている、レンガ色のビルの2階で開院します。

ようやく、全ての情報を公開可能となりました。どんどんゲンバ日記でもUPしていきたいと思います。

実は、現場はここまで進んでいます。

先週の金曜日も打合せでした。

院長の江口さんからも、顔出しOKがでました。

クリニックと共に、その人柄も合わせてお伝えできればと思っています。とにかく明るく、元気な人なのです。

この日もみっちり打合せすると、20時頃になっていました。

前回打合せは24時前で、終電がなくなってしまったので、可愛いものですが。

土曜も早起きして、まずは「ドッグランのあるタイル床の家」へ。

こちらも、雨の間を狙って、基礎が打ち上がりました。

仕上がりを確認して回ります。

そのまま「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の打合せへ。

2時間半掛けて到着。

現場は午前の休憩時間でした。

外壁の下地工事が終わり、サッシも取り付いています。

現場を一通り確認してから、打ち合わせまでの間に、現場の写真、動画を撮影して回ります。

土曜日の早目に来ると、これらの撮影がしっかりできるのです。

棟梁に、「2日前に、【ゲンバ日記チャンネル】にUPさせてもらいました」というと、「見たよ」と。

知り合いにもラインで送ってくれたそうで、とても嬉しいことです。

クライアントのご夫妻と昼から打ち合わせ。

その後もさらに撮影して、定宿のバンガローに宿泊しました。

翌、日曜日は比較的天気が良い予報だったので、コメント撮りをしに再び現場へ。

ビデオカメラをスマホでリモート操作できなければ、ひとり撮影は無理です。

撮って貰うのに比べると、かなり時間は掛かりますが、そこは日曜日なので少しゆとりを持てるのです。

電気屋さんも、日曜出勤で頑張ってくれていました。

ひとり撮影の欠点は、恥ずかしいこと。急にカメラに向かって話し出すので異様と言えば異様な光景です。

しかし、こんなに面白い現場を撮らないと悔いが残るので、恥を忍んで頑張ってきました。

日曜も定宿にて連泊です。

海の日の今日は、朝から湖上にでました。

頑張っていれば良いこともあるものです。

久しぶりに良い魚が釣れました。

長くなってしまったので続きは次回に。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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旬を逃すな‐2120‐

先週土曜日から、池原ダムに行っていました。

今年は一度もボートを降ろせていないので、まだ池原ダムで釣りをできていませんでした。

この日はまるでゴールデンウィーク並みの混雑です。

試合が開催されるからでした。

熊谷、足立、浜松と、中部、関東ナンバーの車も沢山ありました。

駐艇しているので、その前にボートを降ろして貰い、少しだけ釣りをすることに。

あまり時間もないので、トボトスロープ近くを流していきます。

5分程流していると、いきなりヒット。

かなり良い魚で、グングン引きます。

しっかり時間を掛けて、かなり引きが弱まったところで、動画を撮りたいなと色気を出してしまいました。

デッキの上にあるスマホを拾いあげ、写真から動画に切り替えたりと、モタモタしていると、すぐ目の前でフックオフ(針が外れること)。

痛恨の極みです。

55cmくらいはあったと思います。逃がした魚は大きいですし、誰も確認できませんが。

何度も痛い目にあっているので、良い魚を掛けた時は「遊び無し、遊び無し」と呪文のように呟きながらやりとりします。

久しぶりの釣りだったのと、あまりにすぐ釣れたので、鉄則を忘れていました。

その後はあたりゼロ。チャンスを逃すとこんなものです。

しかし、今回のメインは「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の打合せ。

準備のために山を下りました。

顔を洗おうと休憩所に寄ると、朝市が開催されていました。

フキ。

ニンニク。

この日のスケジュールを考え、今回はやめましたがサニーレタスが特に美味しそうでした。

工事のほうはドンドン進んでおり、かなり見せ場の多い現場になっています。

その日の晩、クライアント夫妻が、ホタルを見に行きませんかと誘ってくれました。

歓び勇んで、三脚2台にカメラとビデオを携えて出掛けたのです。

電灯ひとつない漆黒の闇の中を、ホタルが乱舞する光景は見事なものでした。

何とかカメラに収めようと、あの手この手で撮影するのですが……

クライアントが帰ったあとも、更に粘ってみたのですが結果はこれ。本当に漆黒です。

写真や動画に撮れない程、繊細で美しい景色を見れたことは、この上ない幸せです。

しかし、機会があれば何とかリベンジしてみたいと思います。

釣りにも野菜にもホタルにも「旬」があります。

同じく建築現場にも「旬」があります。

撮りためた、動画、写真を早く整理して、早くゲンバ日記をUPしなくてはと焦る一方です。

と言っていると、今週は「(仮称)あまがさき ずっと元気クリニック」「ドッグランのあるタイル床の家」の工事もスタートする予定です。

粉骨砕身、身も骨も粉になるまで働く覚悟です。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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トンビに撃墜されない範囲で、‐2112‐

土曜日は、日本でオーロラが観測されたというニュースがありました。

自然の話と言えば、温暖化、記録的豪雨など、聞き難いものが多い中、何とも夢のあるニュースでした。

強力な太陽フレアが連続して発生したのが要因で、北海道から能登半島までの日本海側で観れたとありました。

被災された北陸の皆さんにとって、一服の清涼剤になったと思いますし、改めて自然の奥深さを感じたのです。

同じ土曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」のゲンバ日記をスタートしました。

初回は計画の説明の前に、私の下北山村愛がほとばしる内容になってしまいましたが、よければのぞいてみて下さい。

下北山村はニホンカモシカから熊まででるところですから、猿、鹿は普通に会います。

前回七色ダムへ行った際も、水面近くまで降りてきて、新芽なのか花弁的なものなのか、ムシャムシャ食べていました。

ドローンで撮影する時は、国交省に飛行許可を申請すると共に、ダムの管理者、電源開発の方にも許可申請を提出しています。

5月5日も、ゲンバ日記用に池原ダムで撮影していました。

この日は天気がよく、ドローンが飛んで良い空域、150m近くまで高度を上げました。

あたりにはトンビも多く生息しています。

風を受け、空中でくるりとターンする様子は気持ちよさそうですが、上空から人間の食事を狙っていることもあります。

以前、長男が食べていたバナナを上空から狙われ、音もなくかっさらわれました。

あの鋭い爪でバナナを捕まえた瞬間、バサリと羽が私の顔に当たりました。

子供に怪我がなかったのが何よりでしたが、皆さん是非ご注意下さい。

実は、これ程近くに飛んできたのには訳があります。

トンビはドローンを自分の制空権を犯す侵入者とみなします。いつもなら、この辺りで暮らす住人がすぐに威嚇してくるのです。

しかし、この日は近くに居なかったようで、順調に撮影していたのですが、ある瞬間音もなく現れ、こちらに滑空してきました。

それで急いで高度を落としたのです。

すでに何機かのドローンが撃墜されているそうで、あやうく新機を破壊されるところでした。

下北山村の自然に対する愛情は、ひとかたならぬものがあるのですが、常に片思い。何とも切ないものです。

「バカの壁」の著者、養老孟司は、戦後日本は「都市化」したと考えると理解しやすくなると言いました。

車が走り難いからアスファルトを敷き、雨が降ると買い物がし辛いと屋根を架けました。

ジャングルで石に躓いても誰も怒りませんが、ニューヨークで歩道に穴がありそこで怪我をしたら、市を訴えるのです。

コントロールできないものをどんどん排除し、文明は発展してきました。しかしその弊害として「何事も人のせいにする人が増えた」そうです。

この話、稀代の論客が鋭く現代人を考察しており、身につまされる思いがします。

魚が釣れないのは、誰のせいでもなく自分の知識と技術の至らなさ。

熊やトンビに駆逐されない範囲で、「言い訳」という錆を削り落としたいと思うのです。

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池原→七色→池原‐2110‐

ゴールデンウィーク後半。

前回は、仕事だけでお預けだった池原ダムへ。

う回路を回って3時間15分かけてやってきました。

ボートを駐艇しているトボトスロープへ。

ボートの昇降ができない水位まで下がっており、降ろすことができませんでした。

1年に1回あるかないかの為に、牽引の許可は取っています。

しかし、ボートを繋ぐと全長が12m程になり、運転はかなり神経を使います。

特に、バックでボートを湖に入れるときは、慣れていないので難易度マックスなのです。

しかし、ここまでやってきてそうも言っておられず、南にある七色ダムへ。

スロープ60は、若いときはかなりお世話になりました。

何とか湖に浮かべるところまで済ませひと段落です。

「下北山村の古民家リノベーション計画」もかなり進んでおり、現場に寄って撮影をしてきました。

この日は、早めにバンガローに戻ってワーケーションです。

翌日は早朝から湖上にでました。

池原ダムと同じ熊野川水系にありますが、七色ダムは景色が随分違います。

水位変化が少なく、景色が優しいのです。

名物、発電所跡.

穏やかな水面の上を疾走します。

今回は、ボートのシステムを色々やり替えたので、テストの意味合いもありました。

しかし上手く機能せず、釣りはせずに再びトボトスロープにボートを戻しました。

折角戻ったので、全国のトボトスロープファンにお届けします。

上空115mからの空撮です。

今朝、大阪に戻ったのですが、ゴールデンウィーク最終日は生憎のお天気になりました。

それでも、紀の川を通ると、多くの鯉のぼりが風に泳いでいました。

子供が小さい時、長期休暇は本当に全国を走り回っていたことを思い出しました。休暇の過ごし方も、歳と共に変化していくものです。

明日からはフルスロットルで疾走します。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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池原ダムで三原プロに遭遇。スキルアップはプラグの日、ワームの日‐2058‐

先週金曜日の文化の日から日曜まで、池原ダムへ行っていました。

前半2日はほぼ快晴。

飛行機雲がすぐに消えていきます。

土曜日は、現地で打合せだったので、釣り3、仕事1くらいのワーケーションでした。

世は三連休で、湖上は結構な数のボートで賑わっています。

いつもお世話になっているトボトスロープにも、東京ナンバー2台に香川ナンバーの車もありました。

常連組としては、バスフィッシングの聖地、池原ダムまでようこそという気持ちです。

ただ、池原ダムは秋が一番厳しい。何とか良い魚が捕れると良いのですが。

そう言う私も、かなり苦労してこのサイズが最大。

大物を見つけていたのでチャンスはあったのですが……

紅葉の初期で、景色は最高です。

魚は釣れませんが、動物たちは活発。

猿は10匹くらいの群れで騒がしく通過していきました。

ニホンカモシカも見かけました。

地元の人に聞くと、親子連れは珍しいそうです。

ニホンカモシカは、動きがのっそりしていますがこの日はきびきびと移動していました。

更に楽しかったことがもうひとつ。

バスブロの三原直之さんが、自身のオンラインサロンの会員さんと池原ダムで釣りをするという企画で来られていたのです。

三原さんはトップトーナメンターで、2019年の4月に池原ダムのすぐ南にある七色ダムでの試合で優勝しています。

その際も、キモとなる釣り方をすぐに全て公開されたのです。

その試合の1週間後だったかに、私は全く同じポイントで、全く同じ釣り方で、50cm以上ある魚を釣ることができました。

感激して、「トップってやっぱり凄い」という記事にしたのです。

その三原プロですが、先日トーナメンター引退を発表されました。

理由としては、バスプロとして生きていくために、次なるステージへ進むということでした。

「トーナメンターとしてお疲れさまでした会」が、トボトスロープで開催されるとのことで、私もトボトの常連組として誘って貰ったのです。

熊野の名店、「なんき」で買ってきたというお肉を炭火で焼くのでもう最高。

皆ビールも進みます。

三原さんには色々な事を質問したのですが、どんなことでも気持ちよく答えてくれました。

飄々とした風貌からは想像がつかないくらい、サービス精神も旺盛。

少しお目々が小さめなのを(失礼!)逆手にとって、このポーズ。

元々ファンでしたが、更に応援したくなりました。

どんな仕事でもトップの人には、以下のような質問をしています。

「釣りが上手い人は沢山居るとおもいますが、その中でなぜそので自分がそこまで上り詰めれたと思いますか?」

「ん~、ぶっとんじゃってるからじゃないですかねえ」と笑っておられましたが。

ただ学生時代のエピソードは面白かったです。

三原さんは鳥取の境港出身で、ブラックバスが釣れる野池と小さなダムがひとつずつありました。

そこへ釣りに行くときは、「プラグの日」と「ワームの日」を交互にすると決めていたそうです。

プラグというのは、例えば魚の形をした硬いルアーで、ワームというのは柔らかい素材でできたルアーを指します。

一般的にワームの方が釣れやすいので、ついついそちらに頼ってしまうものです。

ある「プラグの日」、曇りか雨でいかにも釣れそうな雰囲気だったので、「今から釣りにいくから帰るわ」と言うと、卒業に必要な出席日数が足りなくなるので、先生や友達に強く止められたそうです。

そのくらい釣りが好きだということと、スキルアップのために、自分で決めたルールをしっかり守っていたことが分かりました。

2019年の記事でも、どんな世界でもトップまで上り詰めるのは何でも公開する人と書きました。

この日は、64cmのデカバスをゲストの人に釣らせたのですが、その展開も包み隠さず全て教えてくれました。自分で釣るのではなく、人に釣らせるのは何十倍も難しいのです。

三原さんは現在32歳。次のステージへ行くのにはとても良い年齢だと思います。

40歳になっても、50歳になってもバスプロでおられることを心から応援していますので。

■■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

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虫の音を聞きながら花火、池原巡礼再開‐2046‐

この連休は、ちょっと仕事、がっつり釣りということで池原ダムへ。

トボトスロープには、5時半の受付開始とともに、釣り人が続々とやってきます。

今回は佐世保ナンバーの車まで止まっていました。

土曜日の予報は曇り。

ですが意外に晴れ間が広がります。

ダムがあまり放流をしていないとのことで、水は淀んだ感じ。

水の動きのあるところから回りました。

正解かは別にして、まずは35cmくらいの魚を1本。

そんな情報を元に、魚がどこにいるかの仮設を立てていくのです。

昼休憩の後、ちょとだけ仕事です。

クライアントが近所にできたカフェ、アンブラーズベースでコーヒーを買ってきてくれました。

仕事と言っても、プロジェクトの途中報告だけですが、時々顔を合わすだけでも随分違うものです。

真夏と比べると本当に涼しくなりました。

湖を望む特等席で四方山話をしてから、午後の部開始です。

4年目になる愛艇の船名は、赤い彗星の「char」。

この船、前オーナーによるチューンナップ済みで、名前ごと引き継ぎました。

かなり手が入っており、65km/h以上でます。

ただ湖面は流木が多く、今回は45km/h以下の安全運転。

それでも、湖上を走り回って魚の居場所を探すのがバスフィッシングの醍醐味なのです。

とりあえず魚は触れたので、その後は大場所と言われるところで大物を狙いにいきます。

イージーな感じでは無かったので、釣り方もノーシンカーのスローなものに変えました。

何カ所かそういったポイントを回っていると、モゾモゾとアタリがあったのでしっかりフッキング。

竿が絞り込まれ、グングン下に潜る強烈な引き。

ドラグもズルズルと滑り始めます。

ただラインは太目を巻いているのでやや強引にやりとりしました。

50cm、1.4kg。

今回の最大魚。納得の一本でした。

ひとりでバンガローに泊まっていると、こんな出迎えでも嬉しいものです。

「ヤモリ」は「家守り」からきたとも言うので、どちらかと言えば良い印象です。嫌いな人は嫌いでしょうが。

夕食を食べていると、外で「ドーン、ドーン」という音が。

この日は、下北山村の花火大会でした。

本来は盆休みの夏祭りに開催される予定でしたが、荒天で延期、延期。

秋分の日になったそうです。

バンガローは小高い尾根の上にあるので、丁度真横に観る格好です。写真撮影に来ている人もいました。

虫の音を聞きながらの花火は、思わぬ特等席で、夏と秋を同時に楽しませてくれたのです。

この春から夏にかけて、とにかく働いたので、ご褒美を与えて貰ったのだと解釈しておきました。

釣りの方は、若い時のように、2日目の夕方最後まで大物を追い続けました。

創造することと、野外にでることは、私の人生の両輪です。

仕事も少し落ち着いたので、この秋は池原巡礼を再開します。

■■■プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」8月1日オープン

■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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