1月末に「あちこちでお茶できる家」へ行ってきました。
1年点検の為でしたが、その内容はまた「現場日記」にUPしたいと思います。
当日、webサイトにある「○○年後の感想」というページのお願いをしてきました。
フォーマットを送らないと、と思っていると早速奥さんからメールが届きました。
先日は、寒いなかありがとうございました。
言い忘れなんですが、
①リビングダイニングの壁の角の塗り直し、いいでしょうか?
②リビングのダウンライトが1つ切れました。買い替えますが、早いなぁと・・・
さて、1年間、新居に住んだ感想です。
構想3年でしたでしょうか?
その意味は大いにあったと思います。
お茶しに来たママ友には、「まるでカフェみたい」は毎度のことで「〇〇さん、お家で過ごす時間好きでしょ」と言われました。
「確かに」
とにかく気持ちがいいんです。
そろえた椅子や時計、壁の色やキッチンの使い勝手。
でも、それ以上に「家の角度」なんだと思います。
ダイニングの大窓からの日差しの入り方。
和室からの玄関までの見え方。
キッチンからの解放感。
ダイニングに座ると和室と玄関まで見渡すのも気持ちいいです。
まるでカフェです。
それと、この解放感は引き戸を天井高に合わせてもらったのも功を奏していると思います。
また、ペアガラスを多用したことなど、とにかく熱効率がいいのもうれしいです。
朝、寝室での結露もほとんどありません。
そうそう、オール電化の太陽光発電は言うまでもありません。
解放感のお陰か、子供たちものびのび嬉しそうです。
テレビに子守をさせる時間も減りました。
キッチンでは、一緒にカレーやお菓子を作ったり、ダイニングで、簡単な縫い物にも挑戦しました。
(マンションではしなかったと思います)
縁、なんですが本当に建築家の方との良縁に恵まれたと思います。
ラッキーですし、ありがたいことです。
最後に、『すまい』の件、お受けしたいと思います。
日程に無理のない限りですが。
また、どうぞ宜しくお願いいたします(#^.^#)/
子供たちがのびのび嬉しそうで、テレビを見る時間が減った。
一緒に料理を楽しむようになった。それらは、この家を建てたことがきっかけになった等々。
本当に嬉しい感想です。
この計画は転居のタイミングを入園に合わせることになり、ゆっくりと3年掛けて進めました。どうしても3年が必要だったのではありませんが、結果的にそれも良かったと感じます。
仕事を始めた頃、自分がお金を貰って良いレベルに達しているのだろうか、とよく考えました。現在も、その問いに対する明確な答えはありません。
しかし、プロとアマチュアの違いは、掛けられる時間の違いである事も分かって来ました。なら真剣に取り組めば、クライアントの夢の多くは、かなえれるのでは、と考えるようになりました。
このような感想を貰った時、この仕事に心から感謝します。
「建築家の方との良縁」とある通り、これは私ではありません。自分より大きな存在として職業があり、仕事があります。その上で、自分が存在するという事が良く分かります。
よって、建築家 守谷昌紀のゲツモク日記なのです。