社会見学 in コマツ

 近頃は大人の社会見学が流行っているようです。

 情報誌にも、お菓子、ビール、インスタントラーメンなど、見学可能なところが色々と取り上げられていました。

 大人になってからのほうが感じることが多いかも、コマツの大阪工場「わくわくケンキフェスティバル」というのに行って来ました。

 地下鉄、天満橋で京阪に乗り換えます。

 少し時間があったので、大川の川べりに出ました。

 桜の葉も色づきはじめ。丁度、水陸両用車が通過して行きました。

 コマツ大阪工場は、京阪枚方市駅からバスで15分程の所にあります。

 門をくぐると、初代ブルドーザーが置いてありました。

 重機の運転体験、フリーマーケット、製造ラインの見学などのイベントがあります。

 仮面ライダーショーなどもあり、人出はかなりのもの。

 ピザハット、ケンタッキー、王将などの屋台もあり、特別メニユーで金額は抑え目になっていました。

 一番楽しみにしていたのが、工場見学。

 何か機会がないと来る事がありません。

 ブルドーザー、クレーン車のラインが平行してあり、組み立てて行く順に見て歩けます。

 通常業務の際にも見学できるようで、非常に整理整頓されていました。

 もし見れるなら、通常営業をしている時のほうが面白いかもしれません。

 最後は、クレーンのアームでトンネルが作られていました。

 なかなか粋な演出です。

 お祭りのような屋台が並び、くじ引きがありました。

 そのはずれ商品が、犬の足にコマがついているおもちゃ。

 下の娘が、あれが欲しいと言いだし、昼ごはんは食べず、泣いて泣いて座り込んで抗議するのです。

 そんな事では買わないと突っぱねていたのですが、長男まで買ってやってくれと泣きだし……

 結局はずれ狙いで(滅多に当りなど出ませんが)射止めました。

 この後、梅田に出たのですが、かなり気に入っている様子で、ずっと犬の散歩を満喫していました。おかげで、ほぼ抱っこせずにすんだのです。

 完成一歩手前のクレーンに伝票が貼ってありした。

 納品先がはアメリカ、ロシア、ニュージーランド等々。

 鉄の塊なので、相当な重量があると思います。

 運賃も納期も掛かるでしょうが、ここから輸出されて行くのです。

 物づくりの国、日本の誇りと言っても大げさではないでしょう。

 このイベントには多くの社員が出勤して交通整理、掃除などをしていました。地域の人、取引先、株主に対してのお礼というのが目的ですが、それだけではないと感じました。

 工場の中を歩く大人にしろ、子供にしろ何度も「凄いなあ!」と驚嘆の声を上げます。

 日曜出勤は大変だと思いますが、この声を聞きだけでもこの会社に務めて良かったと思うのではないかと感じたのです。

 大切なのの安楽でなく充足。そう思うのです。

「社会見学 in コマツ」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    うちの息子氏、絵本からおもちゃからとにかく車が大好きみたいなので、いつか連れて行ってやりたいな。息子くん優しいね(^◇^)泣いちゃうなんて。素敵なエピソードだね。

  2. SECRET: 0
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    >おーひ さん

    子供って、以外と実用的なものが好きだよね。パワーショベル、クレーン車は大人が見ても、迫力あってかっこいいから理解できます。長男が3歳くらいの頃、同じことなのかゴミ収集車がとっても好きで、甥っ子とよく取り合いをしてました。

    車好きは血統だね。トミカ展なんか行ったらもう御騒ぎだね。

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