決断は真昼間に

 昨晩は雨。それもあり、今朝は随分温かく感じました。

 庭の梅もついに満開を迎えました。

 最も寒い時期に咲き始め、雪に降られ、春を迎える前に散っていく。

 この家に引っ越して2年。

 短い付き合いですが、梅とはなんと慎ましい花かと感じます。

 今週の月曜日、ようやく伊東内科クリニックのサイトをUPしました。

 公開する前、まずはクライアントへ下書きを送ります。すると院長から良ければ使って下さいと、写真が届きました。

 11月。紅葉が最盛期を迎えるほんの手前でしょうか。

 赤、橙、緑が大変美しいイロハモミジ。

 共に最も愛されてきた庭木の一つでしょう。

 変化がダイナミックで、散り際が潔いのが愛される理由でしょうか。
 
 2月に入り、プロ野球もすでにキャンプ中。

 最近、野球を見る機会はめっきり減りましたが、シーズンオフにイチローを見るのを楽しみにしています。

 彼の言葉は、いつだって爽快だからです。

 今シーズン(?)観た番組は、コピーライターの糸井重里氏との対談でした。

 2009年春のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシク)の話しもしていたので、再放送だったのかもしれません。その中で、こう言っていました。

 僕は「寝ずに考えたんだけど」は信用しないんです。だって、そうでしょう。夜に書いたラブレターなんて翌朝見れないじゃないですか。大事な決断こそ、いつも以上に寝て、お天道様の下で!ですよ。

 ごもっとも!です。夜に仕事を引き延ばしてしまう者としては、耳の痛いところ。今後、大切な決断は必ず午前中にします。

 彼は以前、俳優としてドラマにも出演しました。その理由はこうです。

 野球でも自分がイメージ出来れば、ほぼその通りのパフォーマンスが出来る。演技もイメージさえ出来れば、何とかなると思っていました。

 彼にとって、演技も、野球も大して違いがないのです。それよりはイメージできるかのほうが重要ということです。更に言えば、イメージ出来たことを実現できると信じれるかどうかが、最も大切なことと言えます。

 糸井重里が「これ程質問にまっすぐに答えようとする人を、見たことがない」と言っていました。彼の根底にあるのは、目的に対し誰よりも純粋で真面目だと思うのです。

一級建築士事務所 アトリエ m
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA