海外で評価を受けるには

 先週の土曜日、サッカーのアジアカップ決勝戦がありました。

 日本はワールドカップドイツ大会で苦杯を喫したたオーストラリアを破り優勝。放映は深夜にも関わらず、視聴率は30%を越えました。日本代表はその期待に応えました。
 
 週が明けて火曜日。日本代表のディフェンダー、長友佑都選手がインテルへ移籍すると発表がありました。インテルミラノは世界を代表する、セリアAの名門クラブです。

 彼が常日頃から口にしていた目標は「世界一のサイドバック」。ここがスタートなのかもしれませんが、大きな1歩を踏み出しました。

 このところサッカー選手の欧州移籍、活躍が立て続けに伝わってきます。移籍金がさほど高くないという背景もあるようですが、何より「勤勉さ」と「俊敏性」が評価されているとありました。

 メジャーリーグにおけるイチロー選手も同じことが言えます。その他アメリカに渡った日本のプロ野球選手も、一様に「勤勉さ」を評価され、選手内に良い影響を与えるとされるのです。

 これは、どんな仕事にでもあてはまるかもしれません。勤勉は良いと思います。では俊敏性は。

 決断力、決断のスピードと置き換えてみます。日本人は、意見を言わないとか、何を考えているか分からないと言われますが、論理的に、倫理的に、判断が出来ると考えています。

 決断は終わっているが、それを言うか言わないかだけの問題だと思っているのです。その仮説があっていれば、多くの人にかなりのチャンスが広がっていることになります。  

 長友選手の報道を聞き、アトリエmの目標もここに書きます。

「世界遺産」

 世界遺産に選ばれるには、10ある基準のうち、1つ以上に合致する必要があります。その一項目目は以下の通り。

 (i) 人類の創造的才能を表す傑作である。

 いちどある人に「生きている間にはかないませんよ」と言われました。それでも良いのです。この項を読んだ時はいつでも、力がみなぎるからです。

 リートフェルトのシュレーダー邸のように。

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