景気と仕事

 テレビでもラジオでも聞こえてくるのは景気が悪い、景気が悪いという話ばかり。

 バブル経済が崩壊した直後に起業した私としては、景気がどうこうと考えた事さえありません。しかし皆の話を聞くと、相当に大変なのだということは理解しています。

 そんな中、上昇傾向にあるのがスーパー業界。外食、旅行に出なければ、家で食事をします。贅沢していないんだから、普段よりはちょっと美味しいものをという心情は十分に分かるのです。

 何とか山場を越えたプロジェクトがあり、日曜日は昼過ぎまで寝ていました。

 よろよろと起きだし、娘を連れてスーパーへ。

 なるほど、休日の夕方は、こんなに混んいでいなかったかもしれません。

 前のおじさんの会計は7,032円。

 出掛けるのを我慢しているかどうかは分かりませんが、結構な金額です。

 私の会計は3,000円程。主に事務所の備品です。景気回復を願って、まずは個人消費を……などとは間違っても思いません。

 必要なもの出来る限り安く、最小限買うだけ。事業主となって14年。どんな識者の話しより、実業は厳しいものでしたから。

 話は少し変わりますが、最近の高性能レジは、係員の人が小銭を取る作業さえなくなりました。

 この部分が機械化されると、間違いは無くなるのでしょうが、微妙にワンテンポ遅いのです。

 僅かな差なので、文句があると言う程ではありませんが、なんと言うか「間が悪い」。メーカーの人は、時間というよりこの間をよく検討して貰いたいです。でないと間抜けになってしまいます。

 先日会った旧知の経営者から、かなり深刻な現状を聞きました。優秀な人なので、必ず現状を打破すると思っていますが、身の引き締まる思いでした。

 そんな今、当事務所は2人のスタッフを迎え、新しい体制で今年度を迎えることにしました。人が成長するのは本気になった時だけです。本気にならざる得ない場に、身を置く勇気があるかどうかに掛かっているのです。

 身を置いてしまえばあとはやるだけ。命より大切なものはありませんから、必死はダメです。しかし、命以外のものは全て掛けて頑張って欲しいと思うのです。

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