成功への情熱‐1078‐

 ゴールデンウィークがあけてすぐ、マルコが面接にやってきました。


 この時点で、イタリアから来日して4ヶ月。

 日本語学校に通うだけあり、日常のコミュニケーションはほぼ問題なし。

 今週始め、課題だった就労ビザが下りました。

 晴れて、スタッフとしての契約をかわしたのです。

 イタリア人は、やはり中々おしゃれ。(多くの日本人に言われているようですが)

 ちょっとしたポロシャツでも、色合いがなんともいい。

 かと思えば、突然スキンヘッドで現れ、笑いとばしていました。

 どんな事でも楽しもうという感じが伝わってきます。

15 - コピー

 朝のミーティングに使う本も変更しました。

 「成功への情熱」-英日バイリング版-稲盛和夫著

 この時間はマルコに英語を教わります。彼は4ヶ国語くらいを話すのです。

 イタリア人は陽気で、人生を楽しむ天才。でも、「やや」いい加減。そんなイメージを持っていました。

 しかし、実際は勤勉で繊細。陽気なところはイメージ通り。私の知るイタリア人は2人だけですが。

 「幸せな人生を送りたい」というのは人類共通の夢。それらを、この仕事で実現したい。その一点が、彼とこの事務所を結び付けました。

 日本語を学ぶ生徒と、英語の先生が一度にやってきた気分でもあります。

 「成功への情熱」は、少々の困難を超えさせるはず。皆にどんな進歩があるか楽しみしているのです。

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