青い空に湧き上がる入道雲。
日本の夏の景色です
今回の広島の豪雨では、積乱雲が絶えることなく、繰り返し現れたそうです。最大15kmの高さにまでに。
先週撮った写真ですが、せいぜい500mくらいでしょうか。その約30倍です。
スタッフのマルコに「ニュウドウって何?」と聞かれました。
入道雲は積乱雲の別称。エベレストを遥かに凌ぐ、坊主頭の化け物が次々と現れ、豪雨を降らせ続けたのです。本当に恐ろしい光景だったと思います。
治水の悪い、大昔に生れた言葉を、現在で体感することになる。これも警鐘のひとつかもしれません。
一人でも多くの命が救われることをお祈りします。
今年は雨の多い夏でした。こうなると、空高い秋晴れが恋しくなってきます。
広辞苑によると、「夏」はアルタイ諸語で「若い」とか「新鮮な」を意味するnierymが語源だそう。
若く新鮮。だから、あっと言う間の過ぎ去っていくのか……
夏休みも残すところ一週間。最後の日曜日くらい、スカッと晴れて欲しいと願っています。