ほぼでは駄目だ ‐998‐

 少し前から、タイトルの後ろに通し番号を入れています。

 今回が‐998‐ なので、あと2回で1000回。節目なので、何を書こうか少し前から考えています。

 2004年の3月から、この日記を書き始めました。その年の9月、webサイトリニューアルを機に、「ほぼゲツモク日記」としてリンクを貼りました。

 糸井重里の「ほぼ日」を知り、軽い気持ちで名前をつけたのです。

 しかし、縁もゆかりもない人に読んで貰おうと思うなら「ほぼ」では駄目だと思うようになってきました。約束のつもりで2005年の12月「ゲツモク日記」に改めたのです。

 以来、月木の更新を欠かさないようになりました。

 先月は、電車の移動が多い月でした。

 彼岸花も車窓から。

 水も澄みだす和歌山の海。

 そして雲を見下す富士。

 キャリアの出だしに「白馬の山小屋」という、長野県での改修の仕事を貰いました。

 設計料もかなり安かったので、現場へは夜行列車で通いました。

 しかし、仕事で様々な地域へ行ける魅力を、その時感じていたのだと思います。

 最近は、年に1件程度ですが、関東圏の仕事も増えて来ました。10年前、色々な地域で仕事がしたいと思っていた事が、少しずつではありますが、実現してきました。

 今度は海外で仕事がしてみたいと思うのです。

 現在計画中の滋賀の家。

 現場に行った際、自家製のゴーヤを頂きました。

 目標を達成したいなら、現在のクライアントに喜んで貰える仕事を、積み重ねる他ありません。

 現在と未来が、一直線に繋がれていない限り、達成できるはずがないのです。

 スタッフに自分に、夢を語ります。「ほぼ」では駄目だと。