気候が変われば生活変わる

 8/17(金)の日本の最高気温のが埼玉県熊谷市で更新されました。

 その気温40.9℃。

 それまでは、74年前の昭和8年に記録された、山形市の40.8℃。

 これはフェーン現象なので、今回とは分けて考えたほうが良いと思います。

 熱中症で亡くなるひとが続出する等という事は、まさに非常事態です。

 私の家では日本古来よりの優れもの”よしず”を使っていますが、気候が明らかに変わった以上、考え方を変える必要があるかもしれません。

 例えば近い将来、欧米並に夏休みは3週間が当たり前になるかもしれません。でないと、例えば過酷な条件で働く建築現場では、生死問題に発展しかねません。

 もうひとつは服装。随分乱れたと言っても、クールビズと言っても、日本人は律儀です。電車に乗るとスーツを着るビジネスマンがまだまだ多い。

 仕事をする上で”相手に失礼の無いよう”という気持ちは、大切だと思います。例えば私でも、オープンデスクの面接に来た学生が、スリッパだったりすると”学ぶ気は無いナ”と思います。実際の心の中は見えないにも関わらず。

 もし政府が主導して”ネクタイは止めましょう”と言うならばそれに変わる方法を示す必要があるかもしれません。猛暑の中に働く人々を守る為にも。

 以前も書いたのですが、日本にはもともと陰暦六月は酷暑につき、少々服装が乱れても構わないという「六月無礼」という言葉があります。「八月無礼御容赦下さい」というバッジでも配布してはどうでしょうか。

 ”気にはしてるんです”と意思表示さえ出来れば、随分ネクタイとスーツが減るかもしれません。減りませんか?