竹の子

 先週の金曜日、事務所に友人が遊びに来ました。その時頂いたのが竹の子。彼は京都市西京区桂坂に住み、朝掘り、土付きを持って来てくれました。

 ”ちょっとでも早く茹でたほうが美味しい”と、ヌカなど有りませんがその場で下ごしらえをしてくれました。

 30分位茹で、冷めるまで置いておきます。茹でている間も、アクらしき物はほとんど出ません。

 そのまま少し食べると、竹の子がこれ程美味しいものとは……。硬すぎずに食感はシャキッと、えぐみ等は全く有りません。色は乳白色で、香りも甘く、味はどちらかと言うと栗に近い感じ。家
ではワサビ醤油で食べましたが、これもかなりいけました。

 聞けば、京都の大枝塚原や乙訓は竹の子の名産地。京野菜の一つと言えるようです。手間ひま掛けて育てるのでしょうが、何故京都の野菜は美味しいのでしょう。やはり土が違うのでしょうか。伊達に長らく、首都をやっていない訳です。

 ひと時食卓は春の京都に。