初夏の信州 その1

 長野県志賀高原に住む後輩も、白馬に山小屋を持つクライアントも”信州は初夏が一番”と言っていました。初めてこの時期の蓼科高原へ向うことに。

 しかし土曜の早朝から、中央道の駒ケ根から伊奈まで事故渋滞。20分ほど並んだので、諏訪湖パーキングで休憩することに。ここは諏訪湖を見下ろす景色がなかなかのものです。対岸には、後で行く諏訪湖博館も。

 大河ドラマの影響でしょうか、大型ツアーバスが次々やって来てトイレの前は長蛇の列に。ここまで強烈なのは初めて見ました。女性用のトイレは一度混み出すと際限がありません。創り手としては、頭に入れておかないと……

 次の諏訪インターで降り、諏訪湖岸を10分程走ると到着です。諏訪湖博物館・赤彦記念館は伊東豊雄氏の設計です。アルミパネルで覆われた有機的な空間が私は好きです。屋根面の輝きがくすんでまばらになっていたのが残念なところ。

 館は、地元出身の詩人、島木赤彦と諏訪湖を紹介した博物館です。入館料350円なので、展示は期待しないほうが良いかも。ここでも武田信玄ゆかりの”幻の兜”が展示されていました。大河ドラマの影響は絶大のようです。

 今回は大半が雨でした。しかし新緑を濡らす雨も悪くありません。

 唐松の多い森を走り、夕方ホテルに到着。今回はここで友人家族と落ち合う予定です。

 1時間程遅れでやって来ました。誕生日が2週間違いの男の子がいるのです。普段任せっきりのお風呂は、父2人子2人で温泉へ。

 そして夜は、お母さん同士のおしゃべりで夜は更け行きます……。分かっているのです。ちょっと遠出して気分を変え、同じ悩みを共有できる人と話すのが一番です。間違っても”俺のほうが仕事で忙しい”とか言ってはいけません。お父さんは分かっているんです、ええ。続きは木曜日に。

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