十三で「アナライフ」

 先週の土曜日、大阪の十三にある七藝(ななげい)という映画館へ、以前も紹介した合田健二監督作品「アナライフ」の大阪ロードショウを観に行ってきました。

 合田監督とは中高の同級生ということもあり、以前の試写会に招待してもらったのですが、ロードショウ初日は、「オーマイキー」で有名な石橋監督とのトークショウーがあり、こっちが目当てでした。

 壇上でスポットライトを浴びて話す合田監督は、照れくさそうでもあり、嬉々としているようでもありましたが、至極幸せな時間だったろうと思います。ちょっと羨ましい。また新しい作品を撮りたい、言っていたので、期待して待つことにします。内容については、かなりアブノーマルなものなので、webサイトを参照して下さい。但し映像は、止め処なく溢れて来るので1時間半、飽きることはありませんでした。

 十三は、19歳の時に通っていた予備校が有ったので、とても懐かしい街です。予備校が淀川のすぐ北側にあり、授業が終わると、いつも河川敷で野球をしていて、真っ黒に日焼けしていました。

 おまけに、9月の最終日曜日に、クラス対抗の大ソフトボール大会があり、四十数チームのトーナメント戦で優勝してました。お昼から野球好きのクラスメイトを集めて、毎日、日が暮れるまで練習に励んでいたので、まあ、当然といえば当然の結果かもしれません。楽しい思い出でばかりで、本当に何をしに行っていたのか、今考えると、ちょっと親に申し訳無かったという気もします。

 まあ、いろんな経験のもと、今の自分があるわけで、全く無駄な事は無いと思うのですが、親になった今、もし子供が同じことをしていたら、どんな気分で真っ黒な予備校生を見るんだろう、と考えてしまいます。そうならない事を、ただ祈るだけで・・・・・・

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