紀北の魚5種

 近畿地方も入梅しましたが、昨日はいい天気だったので、和歌山へ釣りに行ってきました。

 釣りと言ってもいろんな釣り方があるのですが、これからは家族で行くなら、“投釣り”が一番だろうということで、久しぶりに浜から思いっきり投げてきました。家族3人は、浜にマットを敷いて、のんびりと、かつ期待して、魚からの“アタリ”を待ちました。

 なかなか釣れないので、もう一本竿を出し、少し気になった、目の前に見える磯が張り出したところへ、チョイと投げると、状況は急変しバタバタと釣れ出しました。

 大遠投する必要は全くありませんでした。“灯台もと暗し”釣りにはこんな事が、往々にしてあります。

 狙っていた25cmくらいのキスを筆頭に、外道が4種類。

 まずは、ガッチョ。ヌメヌメしているので、嫌われモノですが、てんぷらにすれば、味は天下一品です。エラの横にトゲがあるので、さばくときは要注意。

 ベラ。この魚もヌメリがあり、色が鮮やかすぎるのか、やや嫌われる傾向がありますが、小骨さえとれば、刺身、から揚げともに、かなり美味しい魚です。

 キタマクラ。フグ科の魚なので、毒があります。産卵期のオスは、このような鮮やかな色になるようです。

 食べると、北枕というのが語源。誰が付けたのか、ちょっと笑えない名前です。すぐに逃がしてあげました。



 最後はガシラ。全国的には“カサゴ”ですが、関西では頭が大き過ぎるから“ガシラ”。見た目とは似てもに似つかぬ上品な味です。

 煮付け、から揚げ、大型なら刺身が秀逸。比較的、簡単に釣れるし、食べても美味しい、個人的には一番好きな魚です。

 キスとガッチョはてんぷらに、その他はから揚げにして、ビールのあてとなりました。

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