なにわの海の時空館

 昨日の11月23日(水)は勤労感謝の日。祝日ということで昼過ぎから「建物探訪」してきました。

 

 

 

 

 大阪南港にある「なにわの海の時空館」はシャルル・ドゴール空港などでも有名なフランスの建築家ポール・アンドリューの設計です。

 海辺に建つエントランス棟から地下に降り、海底の地下道を通り展示棟へアプローチします。海中が見える天窓が4つ開けられていました。60cmくらいのスズキが見えます。

 

 

 

 

 展示棟で海上にある巨大なガラスドームの底に着くと、エレベーターで一気に4層上ります。そこから順番に降りてくるという動線でした。

 

 

 

 

 江戸時代、大阪が「大大坂」と呼ばれた頃、江戸とを結んでいた菱垣廻船が復元されドームの真ん中に据えられています。船が完成してからクレーンで巨大ガラスドームを被せたそうです。

 この海洋博物館、大阪の海の歴史、ヨットが何故進むか、大航海時代・・・・・・と内容は盛りだくさんで、かなり充実していました。


 

 

 

 

 空間としては、折角の大空間を水平方向に区切る必要があるのかな、という気はしましたが、夕陽を浴びる姿は、なにわの海に映えていました。

 

 

 

 

 海岸沿いも公園になっていて、北にユニバーサルスタジオ、東に天保山の海遊館が見えていました。

 このコスモスクエアと呼ばれる地域には、WTCコスモタワー、アジア太平洋トレードセンターなどがあり市内からちょっと出掛けるには良いかもしれません。

 

 

 

 

 運営はなにかと問題の多い大阪市の第3セクター。遊びに行く事が一番の助けになるのかも。