カテゴリー別アーカイブ: 03 自然・季節

イチョウまい散る、晩秋の播州‐2171‐

神戸を越え。

明石の天文台も越え。

英賀保を越え。

「ささき整形外科デイケアセンター」がある揖保郡の太子町までやってきました。

天気は良いですが、風が強い一日でした。

イチョウの横の、物見やぐらもやや気になりますが。

色付いたイチョウの葉が舞い散る晩秋の播州です。

2023年の8月にオープンした 「ささき整形外科デイケアセンター」 ですが、東隣には元々建っている「ささき整形外科クリニック」があります。

大変に繁盛しているクリニックで、リハビリ室が不足しているとのこと。

それで、増築計画の相談を受けていたのです。

設備設計担当と、調査を済ませると夕方になっていました。

2022年の年末から昨年夏のオープンまで、足繫く通いました。

水は清き太子町で、また仕事ができるかもしれないことに感謝しています。

片道3時間ほど掛かるので、帰りはいつもこんな感じでした。

物寂しさと、充実感に満たされる夕方。「さあやるぞ」という気持ちです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

ここが仕事の入口、時々の初心忘るべからず‐2165‐

暑くなく、寒くなく、空高いこの季節。

晴れた日の朝は、1年でも一番気持ちの良い時期かもしれません。

街路樹が赤い実をつけています。

リンゴより一回り小さいくらいの大きさです。

何と言う木なのか分かりませんでした。

道路脇の植え込みは、トウネズミモチのようです。

常緑の灌木は見分けがつきにくいものですが、ネズミモチとトウネズミモチの違いはごくわずか。

紫のブドウのような実と、葉の画像を見比べて分かりました。

こちらは季節はずれのキョウチクトウの花。

本来は夏に咲くものですが、今年の暑さでまだ花をつけているのでしょう。

かなりの毒性があるので要注意です。

「上町のアトリエ兼住居」移転計画が本格的に進みだし、中央区役所へ行く用事がありました。

丁度、阪神高速の東船場ジャンクションの南西角にあります。

高速の下には、大阪城の外掘だった東横堀川が南北に流れています。

中央大通りと交差する所に掛かるのが「農人橋」です。

「のうじんばし」だと思っていたら「のうにんばし」でした。

江戸時代は幕府が管理する公儀橋だったのは、そのくらい重要だということです。

名前の云われは、ここから農民が耕作に通った橋だったとありました。

城外の仕事場に向かう出入口だったのです。

そのまま、中央大通りにそって東に歩くと谷町四丁目駅。

そう言えばと思い、駅の周りを少し歩きました。

社会人1年目の時に就職した、設計事務所のあったビルを探してみたのですが、見つけられず。

すぐに分かると思ったのですが、記憶とはいい加減なものです。

仕事場に向かった、地下鉄の出入口は間違いなくここでした。

結局10カ月でクビになったので、その時の所長に感謝の気持ちなどありませんでした。

しかし、自分が人を雇う身になって、または雇いたいと思っても人手が足りない時代になって、申し訳なかったなという気持ちも今はあります。

1年生ができる仕事など限られていますし。

ただ、ここが仕事の始まりだったことは間違いありません。

中央区の設計事務所に就職し、生野区の設計事務所でアルバイトし、天王寺区で創業しました。

その後、地元の平野区に移転し、また中央区に戻ってきたのです。

双六(すごろく)で言えば振り出しに戻ったようなもの。

能の大成者、世阿弥は著書「花鏡(かきょう)」を以下の言葉で結んでいます。

是非の初心忘るべからず 
時々(じじ)の初心忘るべからず 
老後の初心忘るべからず 
命に終わりがあり、能には果てあるべからず 

最も知られた言葉だと思いますが、芸事の奥義と言われるだけあり、本当に奥深い言葉だと感じます。

若年の頃の未熟な、みじめな気持を忘れるな。

年盛りのころから老後に至るまでどのような段階でも未熟さはある。精進を忘れるな。

老後に及んでも、老後としての初心があることを忘れるな。

そして結びの言葉に続くのです。

谷町四丁目の6番出口を出る時、どんなことを思っていたかもう思い出せません。

しかし時々(ときどき)においての初心があることは、今は分かります。


■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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前円後方墳はゴロが悪い‐2164‐

先日、生駒山の水吞地蔵尊に行った帰りに、心合寺山(しおんじやま)古墳に寄りました。

復元古墳のようですが、中河内最大で全長160mあります。

実際に登れるのです。

前方部のほうから登ってみました。

埴輪が頂上部を飾っています。

ここには祭壇があったようです。

そのまま後円部のところまで、なだらかに高くなっていきます。

生駒山の麓が見渡せる、爽快な景色。

この下に、この地域を治めていた王が眠っていた石室があったとあります。

!?

小さい頃から「前方後円墳」と習ってきましたが、これなら「前円後方墳」の方が適切では。

少し調べてみると、前方部は祭壇や石室に通じる通路があることが多いようです。

また、多くは 前方部が南にあるので、北が上の地図でみると後円部が上。あの鍵穴のようなフォルムとなる訳です。

どちらが前でどちらが後という明確な定義はないようで、「ぜんぽうこえんふん」は「ぜんえんこうほうふん」よりゴロがいいからという気がしてきます。

やはりどう見てもこちらが前でしょう。。

濠の周りにはススキが生えており、そろそろ穂が出始めていました。

すぐ横に、八尾市立しおんじやま古墳学習館があり、駐車場もあります。

こちらは「ハニワこうてい」というローカルキャラ。ちょっと強面で、手には剣を携えていますが、温かく?迎えてくれます。

世の中にはゴロ優先で決まっていることが結構あるのではと思います。

そもそもゴロとは「語呂合わせ」からきており、「呂」は、「呂律」から来ており、音の調子を意味します。言葉である以上、言いやすい方が良いに決まっていますから。

どうでも良いことを長々と書いてしまいました。

ただ写真はとっても良かったのではと自画自賛です。

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峠を歩いて越えてみたい‐2162‐

今日は文化の日の振替休日。

昨日、今日と素晴らしい秋晴れになりました。

昨日現場へ出たついでに、生駒山の十三峠近くにある水吞地蔵まで足を延ばしてみました。

大阪平野から奈良へ抜けるには、かつては生駒山を越えるしかありませんでした。

北から、清滝越え、竜間越え(現、阪奈道路)、暗越え、そして十三峠越えなどです。

十三峠越えはそれなりに道幅があるので、自転車の練習に訪れる人が多いようです。

昨日は10台くらい見かけました。

ただ勾配はなかなかのもので、見るからに大変そう。

峠の手前あたりに、数台止められる駐車場がありました。

弘法の霊水という文字も見えます。

水吞地蔵院までは歩いて2、3分です。

本堂前のテラスと言ってよいのか。

大阪平野を一望できます。

高過ぎず、低すぎずで、期待以上の絶景でした。

あべのハルカス、南港のワールドトレードセンターは、ポツンとあるのですぐに分かります。

意外に良く分かるのが大阪城。

緑に囲まれ、東に高い建物がないのが幸いしています。

年末に引っ越す先はあのあたりになるんだなと思いながら眺めていました。

この清水は、弘法大使が急こう配の十三峠を越える旅人のために祈願して得た霊水と言います。

「生水を吞まないで下さい」とありましたが、当時の人の気持ちが少し分かればと、少しだけ呑んでみました。(「飲む」でなく「呑む」)

今度の引っ越し先は、すぐ裏に暗越奈良街道が通っています。

奈良から、車で暗越えを使って通勤していたという人から、勾配も急ですが幅がかなり狭いと聞いていたので、車で行くことは控えていました。

それもあって、一度歩いて峠を越えてみたいと思っているのです。

何とか年内に無事移転を済ませて、その第一弾で暗越えを実現したいと考えています。

大変だとは思いますが、多分最高に気持ちよいはずです。

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ヒリヒリする秋の総仕上げ‐2158‐

「ドッグランのあるタイル床の家」【ゲンバ日記チャンネル】Episode2を公開しました。

Episode1は、かなりの視聴してもらったのですが、今回は少な目。

クライアントにも折角協力して貰ったので、良ければご覧ください。

まだまだ暑い大阪。中心を貫くのは御堂筋です。

本町のすぐ南にあるのが南御堂。

本町の北にある、北御堂とを結ぶので御堂筋と呼ばれます。

「御堂筋」は愛称で、正式には「国道25号と176号の一部」。愛称って何?となるのですが。

ビジネスの中心地でもあり、建物のクオリティもやはり高い。

こちらの建物は豪壮華麗、ゴシック様式を意識したものでしょうか。

カフェでもハンス・J・ウェグナーがデザインした椅子が採用されていました。

本町から北を望むと、2km程先にキタのビル群が見えています。

阪急前から難波駅までの全長は約4km。道幅40m以上の道路がこれだけ続くのは世界的にも珍しいと言われています。

キタまでやってきました。

御堂筋といえばイチョウです。

ミナミはそうでもなかったのですが、キタのイチョウは少し色付いている感じです。

しかしよく見ると、色付いているのではなく葉が焼けているような感じ。

東京では、真夏日というニュースもありました。

10月半ばをすぎても、ヒリヒリするような日差しが続いています。

秋のヒリヒリした戦いを求めて、ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平選手。今日、ニューヨーク・メッツを破りワールド・シリーズ進出を決めました。

東の名門、ニューヨーク・ヤンキースと43年振りの対決です。

大谷翔平選手の歴史的な活躍は、もう一生観ることができないかもと思い、ポストシーズンの出場試合を、唯一日本語解説で全試合観れる(観れた)、SPOTV NOWとこの1ヶ月契約したのです。(2千円)

なのですが、先ほどフジテレビがワールドシリーズ全試合を生中継すると発表しました。

それなら先に教えておいてよ~と言いたくなりますが、仕方ありません。

ポストシーズンも活躍している大谷選手ですが、ファンとしてはもっと、もっとと期待してしまいます。

更に、アメリカン・リーグのMVP候補、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手とのMVP対決も見逃せません。

ヒリヒリするこの秋の総仕上げ。今週土曜日の開幕が待ちきれないのです。


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香り立つ、アベリア・グランディフローラ‐2156‐

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ここは、1980年に廃線となった南海平野線跡です。

始発駅の、平野停留所があったあたりは遊歩道になっています。

時々通るのですが、植え込みのアベリアが花をつけていました。

辺りには甘い良い香りが漂っています。

庭木としてよく採用しますが、これ程良い香りがするとは知りませんでした。

「風薫る」は初夏をイメージしますが、「香り立つ」は、秋のイメージにピッタリです。

アベリアは常緑ですが、葉が小さいのが魅力です。

常緑の庭木は、葉が分厚く大きいものが多いのです。

葉が小さいと影にも濃淡ができ、建築を邪魔しません。2022年完成の「あの森のOhana」でも採用しました。

ちなみに一番奥の左にあるソヨゴも葉が細やかな常緑樹。

昨年の1月に撮った写真です。

少し雪が積もっていましたが、アベリアと共に、葉が落ちていないのが分かります。

この2種にはいつもお世話になっているのです。

そのアベリアの多くは、前「Ohana」から移植しました。

こちらは2009年の完成です。

竣工時は小さな苗でしたが、最終的にはここまで大きく育ちました。

「Ohana」は 、2年前に府道の拡張工事で残念ながら解体されました。

2018年の台風で倒れてしまったシンボルツリーのオリーブ。

ここまで大きく育っていました。

仕方なく折れた部分でカット。

その後少しずつ葉を付けてきました。そして 「あの森のOhana」へ。


どうしても主役の方に目が行きますが、脇を固める中低木があってこそ、建物を引き立ててくれます。

このアベリア、正式名はアベリア・エドワードゴーチャだと思っていました。

確認してみると、アベリアの中にも色々品種があり、 エドワードゴーチャ はピンクの花を付けるものを指すようです。

一般的なものは、アベリア・グランディフローラと呼ぶようでした。

どちらの名前も、まるで王族の名前のようで、高貴な香りが立ち上ってくるようです。

建築設計を始めて30年経ちますが、未だに知らないことが沢山あり、愕然とすることがあります。

ただ、全て知っていなければいけないとも思っていません。

例えるなら、映画監督のような仕事で、一流の役者や、カメラマンに、自分のイメージをしっかり伝えられれば良いのです。

そう考えると、どこにプロフェッショナルとしての知識や技術があるのかとても伝え難い仕事かもしれません。

大切なのは、感じられることだと思っています。

清々しい、神々しい、美しい、良い香りがする、美味しい……等など。

そこは、仕事を始めた頃からあまり変わっていない気がしますし、そうでありたいと思うのです。

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トントンま~え‐2153‐

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今日は朝から久しぶりの雨。

気温もやや下がり、残暑も一息といった感じです。

晴れた日には、裏の保育園から「♪トントンま~え♪」という園児たちの掛け声が。

これが聞こえてきたら、そろそろ運動会の季節です。

この日記は2004年から続けているのですが、結婚したのが2003年の11月。

長男が生まれたのが2005年の3月なので、ほぼ家族と同じ歩みになります。

2006年の10月。1歳になった長男の保育園初運動会は大泣きでした。

2010年の10月は、長男にとって保育園最後の運動会

最後の挨拶を担当し、無事その役目を果たしてくれました。

この頃になると、2008年生まれの娘も登場。

家族にとって、運動会はより大きなイベントになります。

私にとって最後の運動会は2019年9月。

娘が小学6年の運動会でした。

我が家の兄妹は足が速く、リレー、徒競走はいつも楽しませてもらいました。

速いといっても、オリンピックに出れる程ではありませんが、町の人気者レベルで十分です。もっと言えば、オリンピックの決勝より盛り上がって応援しているのです。

中学に上がってからは一度も観に行ったことがないので、これが最後になりました。

子育てとは、人が生を受けてから大人になるまでを、つぶさに見せて貰うことです。これに勝る勉強などあるはずがありません。

ワンオペ、生活費の高騰と、厳しいことばかり聞こえてきますが、後で振り返れば楽しい事のほうが多いはず。子育て真っ最中で大変な人達に、何とかそんな事を伝えたいと思います。

長女も高校2年となり、我が家では子育ての終わりが見えてきました。

子供達が成長したのは嬉しいことですが、寂しい事があるとすれば、運動会のような季節感が乏しくなることでしょうか。

最近は、運動会がうるさいという通報まであるそうですし、イヤホンをしての盆踊りが開催されたというニュースもありました。

人は五感で季節を感じるもの。私にとっては「♪トントンま~え♪」あってこその秋なのです。

10月に入りました。

今、佳境にある図面を仕上げたら、大自然の中へ赴き、美味しいものでも食べて、少しゆっくりするイメージは完璧にできています。

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大暑に対抗、梅田打ち水大作戦‐2132‐

先週土曜日、現場からの帰りに梅田を通りました。

夕方になれば、少しだけ暑さがまし。

「釣り道具を補充しておくか」と、釣具屋さんのある大阪駅前第4ビルへ。

阪神百貨店の東側に、かなりの人だかりが。

「梅田涼しくな~れ!」の掛け声と共に打ち水をしていました。

「梅田打ち水大作戦」というイベントのようです。

第4ビルの北側にはパトカーが止まっており、こちらも人が集まっています。

すると、太鼓と笛の祭囃子が聞こえてきました。

先の打ち水も「梅田ゆかた祭2024」の一環のようです。

夕方とは言え、まだまだ暑い中大変だと思いますが、やはり夏は祭りが似合います。

こまめに休憩を挟みながら、ゆっくりと行進して行きます。

「露天神」の文字が見えています。「お初天神」の名前でも知られますが、庶民の楽しみに、神社が果たしてきた役割は非常に大きかったでしょう。

子供が大きくなり、すっかり夏祭りもご無沙汰ですが、たまには屋台のお好み焼きでビールといきたいところです。

平野まで帰ってくると、ちょうど日没でした。

週末、妻と娘は儀父母の家に泊まるというので、買い出しに駅前のスーパーへ。

お惣菜を買ってエコバックに入れ、出張セットのキャスターとカバンの上に。

どんな感じに見えるのだろうと写真を撮ってみました。

相棒のゼロハリバートンのバッグセットも、かなり疲れが見える感じがします。私も同じように見えているかもしれませんが。

今日は大暑。字を見るだけで汗がでてきそうですが、打ち水で対抗したいと思います。

男子ゴルフツアーでショートパンツ解禁のニュースもありました。

身だしなみは大切ですが、コンディションキープはもっと大切。当社でも夏の間は、ショートパンツ解禁にしようかなと思います。

私の一番の強みは、何でも食べられること。夏バテは未経験です。

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巨岩、絶景あり。遊びが混在する仕事‐2131‐

先週末は現場を回り、最後は「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場でした。

日曜日も宿泊し、海の日の月曜日は朝から池原ダムへ出撃です。

イベントが開催されており、トボトスロープも人で溢れています。

昨年の秋から、久しぶりにしっかり釣りができる時間が取れました。

もともと、この大自然が好きで通い始めました。

この景色の中で釣れたら、という場所がいくつかあります。

備後筋上流の、巨大岩壁前です。

紀伊半島には、巨大な岩石が多く埋まっていると言われています。

こちらの岸壁もひとつの岩のように見えます。20階建てのビルくらいの高さはあるでしょうか。

往々にして、釣りたい場所と釣れる場所は違うもの。

それでも絶景には変わりませんが。

今度は釣れそうな場所まで移動します。

坂本筋の上流部までやってきました。

岸際に魚が見えたので、その先にルアーをキャスト。

細いラインだったので、慎重にやりとりしました。

50cm弱、1.3kg。

超大物ではありませんが、それでも久しぶりに良いサイズで、何度もドラグをジリジリと鳴らすファイトをしてくれました。

その後、40cm前後を数本釣って10時頃にトボトスロープまで戻りました。

土曜、日曜と違ってこの日は晴れて、景色も最高だったのです。

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」 仕事の相談を受けた時、うまく行けば、仕事のついでに釣りができるかなと思っていました。

しかし、やはりなかなかそうは行かず……

それでも、この仕事を引き受けて良かったと思っています。

私と同年代の棟梁を中心とした大工チームの3人、電気工事担当の2人、そして建築会社の社長と、しっかり連携が取れています。

現場の雰囲気がとても良いのです。

これまで担当したリノベーションの中でも、かなりの難工事ですが、的確に、確実に前に進めてくれます。

この仕事に関わらせて貰って分かるのは、大自然に囲まれていることが、全て長所とはならないことです。

鹿や猿の被害、湿気には、かなり住民は悩まされています。

それらを全て解決し、見事にゴールを迎えられるよう、ベストを尽くすだけですが。

これまで、遊びと仕事はきっちり分けてきました。

尊敬する、京セラ創業者の稲盛和夫さんは、単位時間あたりの採算を明確にしなさいと言われています。

その1時間に、どれだけの売り上げを上げたかを正確に把握するには、どれだけの時間を費やしたか記録しておかなければなりません。

今回は、遊びと仕事が混在しているので、これがかなり難しいのです。

ただ、たまにはそんな仕事があって良いのかなと思っているのです。

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■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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仏陀の面影が宿る花‐2129‐

昨日、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode3を公開しました。

今回は、熟練大工の技を見ることができます。

よろしければ是非ご覧ください。

長年走っているジョギングコースで、ハイビスカスを見かけました。

何度も通っているのに、先日初めて気づいたのです。

ハイビスカスは、やはり沖縄を連想させます。

家族で47都道府県制覇の旅で日本全国を家族でめぐりましたが、沖縄は最後から5番目。

2017年の2月に訪れました。

私が訪れたことが無かったのは沖縄だけ。

その美しさに感激したのです。

花ことばがあるように、花には何かを連想させる力があります。

ハイビスカスを見つけたすぐそばに田んぼがあり、脇の水槽で蓮根も育てているようです。

右下に蓮のつぼみが見えるでしょうか。

先の写真の数日前、初めて蓮の花が開いているところを見ました。

蓮は初夏から夏にかけてのこの時期、午前中の数時間しか花が咲かないそうです。

3、4日すると散っていくとありました。

なかなか見ることできなかったのだと納得したのです。

仏陀が蓮の葉の上に乗っている理由は色々あるようです。

直感的にですが、私も確かにその面影を感じました。

泥の中でも蓮根を作る蓮。

古びた水槽であっても、気高い雰囲気は全く侵されることはありません。

日々起こることは清い事ばかりではないですが、ハスの花のように気品を失わないよう居たいと思うのです。

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